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グローバル引きこもりブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール acc4297gあっとgmail.com

亡くなった人について議論してはいけない、という考えかたが分からない・続

globalizer-ja.hatenablog.com

先ほどの記事にはブコメが30ほどついた。これが300とか1000とかだったらもっと色々な意見が分かって良かったと思うが、このブログは全く有名でないので仕方がない。それでもコメントを読む限り、反響の傾向はこんな所かな、という印象はつかめたのでとりあえずの所はこれで満足するべきだろうが、もうすこし多くのデータがあればなあ、というのはある。結構スマートニュースから流入があったのだが、スマートニュースに載ってからブコメがあんまり伸びなかったのは少し残念だった。もっとも流入があったといっても全部で1000もないのだが。

それで、コメントを読んだ感想だけど、想像したよりも昔からの道徳観がかなり根強く残っているな、と思った。ネットではこの話に関してもう少し、斜に構えている人が多くてもよいような気がしていたが、そこら辺の感覚は世間とネット(というかブックマークコメント)であまり変わらないということだろう。ただ、はてな民というのは集団として結構特徴のある集団なので、この点はある程度割り引いて考える方がいいかもしれない。

亡くなった人を批判する事について

亡くなった人を批判してはいけない、という考えかたが分からない - グローバル引きこもりブログ

死んだ人を批判してはいけないのは、死んだ人は反論できないから。一方的なリンチはよろしくない。

2016/10/19 10:05

b.hatena.ne.jp

亡くなった人を批判してはいけない、という考えかたが分からない - グローバル引きこもりブログ

宗教観、道徳という線は検討してみたかい? >僕には、亡くなった人を批判してはいけない、という考えかたが分からない。良く「亡くなった人は抗議する事ができないのだから」というけど、

2016/10/19 10:08

b.hatena.ne.jp

亡くなった人を批判してはいけない、という考えかたが分からない - グローバル引きこもりブログ

死んだ人は憶測で物事を言われても反論できないから、勝手にあれこれ批判することはしたくないなー。

2016/10/19 11:29

b.hatena.ne.jp

コメントを見ると、やはり亡くなった人を批判することに抵抗を感じる人が多いようだ。では、どうしてこういう風に抵抗を感じる人が多いのか、ということで僕が思うのは、やっぱり日本というのはアミニズムの国だからだろうな、という事だ。なんで亡くなった人を批判してはいけないのか、というと、亡くなった人が腹を立ててオバケになり、こちらに危害を加えてきたら困るからだと思うのである。要するに、亡くなった人を批判するのは縁起が悪いのだ。それには村社会を円滑に運営するためとか、色々と社会的な理由はあると思うけれども、基本はこれだと思う。

今でこそ日本人はスマートフォンなどを通してだれでもインターネットにアクセスするような世の中に慣れ切っているけれども、そういう世の中になったのはせいぜいここ20年ほどの事である。それ以前の日本人の生活を考えると、死というのは今よりもはるかに身近なものだった。僕が子供の頃を考えても、心霊現象などのオカルトを扱った書籍やテレビ番組は今とは比べものにならないほど多かった。 インターネットの時代になった今ではそういうオカルトなんて全然見かけなくなったけれども、ほんの数十年前まで日本人は電気もなければ医薬品もない生活を送っていたわけである。

そういう生活では、オバケの恐怖というのは今とは比べものにならないくらい強かったに違いない。そういう時代から世の中は大きく変わったけれども、人間の心の変化は世の中の変化のスピードに追い付かず、オバケの恐怖が「亡くなった人を批判してはいけない」という形で残っているんだと思う。

憶測を書く意義

亡くなった人を批判してはいけない、という考えかたが分からない - グローバル引きこもりブログ

決めつけ仮説くん❤

2016/10/19 09:42

b.hatena.ne.jp

亡くなった人を批判してはいけない、という考えかたが分からない - グローバル引きこもりブログ

相手は反論も否定もできないしね。殴り放題。レッテルも貼り放題。憶測もし放題。心置きなく自分も語れる良い素材。よっぽどでないと関係者が反論までするに至らないしね。

2016/10/19 10:47

b.hatena.ne.jp

亡くなった人を批判してはいけない、という考えかたが分からない - グローバル引きこもりブログ

世間の人達は、亡くなった人にも憶測でものを言い人のプライドを傷つけます❗亡くなった人の価値が一方的に決められ反感を呼びます。やがてあなたが成功者となっても、世間の人達は人間的にはクズと見なして扱う❗

2016/10/19 18:14

b.hatena.ne.jp

憶測を書くな、ということだが、それでは僕の書いた事が全部間違っている証拠が一体どこにあるのか?もしかして全部当たってるかもしれないじゃないか。僕の書いている事が憶測ならば、僕が書いている事が全部間違いだという主張も憶測にすぎない。

だいたい、必要な情報を全部知っているのは本人しかいないんだから、それ以外の人間が何を言おうが所詮は全部憶測なのである。憶測憶測というけど、結局世間的にオーケーな事をいうと憶測でなくて、世間が気に食わない事をいうと憶測と言われるだけなのだ。

僕はもしかして間違っているかもしれない事を書く事が問題だとは全く思っていない。絶対に間違っていないような意見というのは、ワイドショーなどのゴミ識者などが垂れ流すコメントのようなもので何の価値もない。

だから僕は自分のいう事が100%正しいとは全く思っていないし、100%正しい必要があるとも思っていない。コメントにもあるように僕の言っている事はぜんぶ仮説であると思っている。中には外れているものや、当たらずしも遠からず、というものがあるかもしえないが、とりあえず僕がいう事は一応説明になっている。その説明に反対する人はもっと説得的な別の説明を提示すればいいだけの話だ。仮説を決めつけることを非難するというのもわからない。仮説なんだからそれはすべて決め付けである。

もし僕の書く説明が間違いだったとしても、その説明は似たようなケースというか、一般的なケースを理解するためには役に立つかもしれない。とにかく何らかの形で物事の理解につながればいいのである。たとえば僕の記事がきっかけでもっと説得的な反論が書かれれば、僕が記事を書いた事も意味がある事になる。実は今回僕が書いた電通関連のエントリーはどちらかというとそのような観点で書いたものだ(なので、そこらへんをもう少し分かりやすくするために気に入らない部分を書き直した)。

歴史

亡くなった人というのは亡くなった時点ですでに歴史の一部である。それは数百年前に亡くなったナポレオンや家康も1年前に亡くなった高橋さんも同じである。だから亡くなった人は反論できないから・・というのはもっともに見えて、結構おかしな意見である。ナポレオンや家康が反論できない事を問題にする人がいるだろうか?

高橋さんというのは色々闇が深そうというか、問題がありそうな感じの人である。なので電通の話を理解するには高橋さんの側と電通の側の両方を理解する必要がある。そうでないとこの電通の話は理解できない。電通というのは高橋さんみたいな人がたくさんいる所なのだからなおさらである。

高橋さんはネットの一部では勘違いしたクズ女という事になっているけれども、最初の内は僕の取り上げ方も結構そんな感じだった。自分の事しか興味がないようなキラキラ女子が一人死んだだけの話で、なんか問題あるの?たしかに高橋さんがこういう亡くなり方をしたのは御気の毒だけれども、しかしある程度高橋さんのような生き方というのは批判しないとダメでしょう、こういう亡くなり方をしたのは高橋さんの生き方とも少しは関係あるでしょう、という事だ。もちろんこれは物事の一つの側面に過ぎないが、絶対に重要な論点だ。

僕がこの件で「かわいそうかわいそう」と言わないのは、みんなと同じ事を言う必要を感じないからである。もっと言うならば、みんなと同じ事を言ってはいけないと思っているからである。ダメージを引き受けて人々が何となく思っている事を言う事が自分の役割だと思っている。

「かわいそうかわいそう」と言いながら、世間はこの一件について忘れ去ろうとする気満々だ。亡くなった人についてよい事しか言わない、というのは歴史の一部を(そして亡くなった人を)忘れ去ろうとする事である。だから亡くなった人についてよいことしか言ってはいけない、というのは問題なのだ。それでは歴史から学ぶ事ができないからである。

世間が忘れても僕は今回の一件を忘れ去るつもりはない。色々と重要なものがここにはあると思っているし、その意味でもどこかの出版社がこの一件に関する本でも出版してくれないかな、と思う。