グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

プリンターのシートフィーダーが動作しなくなったから手差しにしてみたら、別に何の不自由もなかった

レーザープリンターのシートフィーダーがいきなり動作しなくなった。紙があるのに全然給紙されないというか、どうも用紙が認識されていない。給紙カセットをみても特に変わったところは見当たらないし、ネットで検索をしてみてもどうすればよいのか分からない。晴天の霹靂とはまさにこの事で本当に困った。

最も、このプリンターはAmazonで8,000円くらいで買ったものだからもし壊れたとしても特に不満はない。8,000円なんだからその内に壊れるのが普通だと思っているし、もう4年くらい使ったので元は取った。なのでそろそろ買い替える時期なのかなあ、と思ったけれどもどうも買い替える気分にならない。

というのは、このプリンター本体は4年くらい使っているものだけれども、トナーはこの間変えたばかりでまだほとんど使っていない。まあトナーにしてもせいぜい3,000円ほどのもので、昔からしたら馬鹿みたいに安いわけだが、どうも何も使ってないものを捨てることになるのは釈然としない。もしこれがパソコンからプリンターが認識しなくなったとか、用紙にまともに印字がされなくなったとかの見るからに深刻なトラブルだったらすっきりとあきらめがつくかもしれないが、シートフィーダーのトラブルなんてどこかに簡単に直す方法があるような気もする。

そんなことを考えるよりもマウスをカチカチとクリックしてさっさと注文したほうがいいのは分かるけれども、どうも乗り気にならない。そういうわけで、早いところ新しいプリンターを入手しないとな、と思いつつもずるずると後回しを続けてきた。

それでも、さすがにそろそろ注文しようかな、という気分になってきた時に思いついたのが、もしかして手差しでなら印刷できるんじゃないか?という事だ。僕はいままで手差しで印刷をしたことが無かったので、このことをすっかり忘れていた。

さっそく手差しで印刷をしてみたら、今度は普通に印刷できた。

それで分かったのだが、考えてみたらプリンターをあまり使わない人にとってはシートフィーダーというのはあまり必要ない。

僕はプリンターなんてそんなに使わないし、使う時でもせいぜい数ページ印刷するだけである。手差しで一枚一枚印刷しても何の問題もないのだ。それどころか、PDFなどで一部を印刷しようとしているのに間違って全部を印刷してしまい、慌てているうちにジャンジャン必要ないものが印刷されていく、という事態を避けられるという点では手差しの方がいいくらいだ。

それに、印刷中に用紙切れになるというのは本当にイラッとするものだけど、手差しならそういう事もない。

紙詰まりなどのトラブルも少なくなりそうだ。

これらのメリットを考えると、なにか大量に印刷をするわけでもない限り一枚一枚手差しで印刷したほうが合理的に思える。そういうわけで、これから何かを印刷する際はシートフィーダーを使わずに手差しで印刷をするつもりだが、この事に気づいたのもプリンターのシートフィーダーに不都合が生じたからで、物事というのは何が幸いするのか分からないと改めて思った。