グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

中国と開かれた社会

夕方の5時くらい。

極東の某国の地方都市にある、とある民家のリビングで素うどんをすすりながら(とはいえ僕は麺類を食べる際はあまり音を立てないのだが)、僕は中国船が3隻、尖閣周辺の日本の領海に侵入してきた、みたいなニュースを伝えるCNNを見ていた。マティスが来日して尖閣に対するコミットメントを表明してから初めての御足労である。

まあ、いつもの話だなあと思いながら聞いていたが(一触即発になるような状況が一年に何十回も発生するというのは怖いと言えば怖いが)、それでふと思ったんだけど、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどのアングロサクソン系の国々に住んでいる中国人はトランプとヒラリーのどちらを応援していたんだろうか。

そしてさらに、これらの中国人の周りにいる親中派の白人はどちらを応援していたんだろうか。

 

東アジア人として考えてみれば、リベラル派が良く言う「開かれた社会」とか「多様な社会」というのは中国人がトクをするような社会なのだった。

このようなリベラルな社会で中国人は貿易でカネを儲け、優秀な人はウォールストリートなんかに行ってカネを儲ける。

習近平が先月ダボスで、保護主義という開かれていない社会に反対をしたのは当然と言えるだろう。

一時期メディアで、21世紀は中国の時代になるという喧伝がしきりにされたけれども(そしてこのような喧伝がいつ、どのように消えていったのかはとても興味深いけど)、中国が絶好調に見えたのもまさにリベラルな社会が絶対善であると考えられていた時期だった。

 

中国人というのはとにかく数が多くて政治的な考えもいろいろだろうが、そんな感じだからアングロサクソン系の国に住む中国人と、その周りの親中派の白人がトランプ政権に対してどういう反応をしているかというのも大体想像つくような気がする。

ヒラリーは昔から親中で、事あるごとに中国からカネを受けとってきたわけだし。

それで、なんとなくだが、親中派の白人は日本人がきらいなんじゃないだろうか。

中国人が好きな白人は、海外だとなおさら目立つ日本人のだめな部分には全く我慢できないんじゃないかという気がする。

 

しかしながら、トランプ政権の顔ぶれを見ても、その周りの専門家を見ても、これからアメリカが進んでいくような方向と中国人とではどうも相性が悪いように思えてならない。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。 

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。