グローバル引きこもりブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール acc4297gあっとgmail.com

「ロシアゲート」はどこに行くか

ここ最近のアメリカ政局でいちばんの話題は、大統領選挙期間中にトランプ陣営がロシアと共謀して選挙結果に影響を与えようとしたのではないかという疑惑である。

すでに何人かの関係者がロシアのスパイ的な活動をしている外交官と接触していた事が明らかになっていて、これについて議会とFBIによる調査が行われているところだ。

トランプ陣営の関係者はただの暇人ではないわけで、わざわざ選挙中の忙しい中、ロシア人と話をするのは不自然ではないか、マイケル・フリンも証言の際に免責を求めている、これはトランプの失脚に繋がりうる大疑惑だ、とリベラル派は大はしゃぎしている。

 

しかし、僕からすると、この「ロシアゲート」は大疑惑というよりはヒラリーのメール疑惑と似ているように見える。

 

 

ヒラリーのメール疑惑の背景には、ヒラリーがクリントン財団を通して中東諸国や中国など、アメリカの敵国から巨額のカネを受け取っていたということがあった。

財団に対する寄附ならこれらのカネはチャリティーに使われるように聞こえるが、アメリカではこれは財団を利用したマネーロンダリングであるとみられている。

ヒラリーがカネに汚いという話は本当にいたるところで聞かれるのだが、もしヒラリーがアメリカの敵国に買収されていたとすれば話は深刻である。

実際、ヒラリーには中国のスパイと接触していたという噂があった。

もしヒラリーが中国のスパイと接触していたならば、他の敵国とも接触しているだろう。

そのような人物が国務長官をやっていたわけで、選挙中にトランプ支持者が'Lock her up!(投獄しろ!)'と叫んだのはつまりそういうことなのだが、これはどこか今騒ぎなっている「ロシアゲート」ににている。

つまり、陰謀論をインスパイアーするような状況証拠があるだけで、具体的な話はなに一つないところがにているのである。

 

FBIが捜査を進めていて、マイケル・フリンが免責を求めていると聞くと、いかにもこの「ロシアゲート」は深刻なもののように思われるかもしれない。

しかしリベラルメディアの喧伝から距離を置いて現実を見てみると、これが本当に深刻な問題なのかを疑う余地は少なくない。

例えば、フリンがホワイトハウスをクビになったのは、フリンがロシア政府の関係者と接触していないとマイク・ペンスに嘘をついたからだった。

つまり、フリンがロシア政府の関係者と接触したことをペンスもトランプも知らなかったのだ。

トランプもペンスも知らずに行われる陰謀なんてあるのだろうか。

もちろん、トランプが嘘をついている可能性もあるけれども、それにしても不自然だ(ちなみにフリンをクビにしたのは正しいことだった。フリンを処分しなければペンスのメンツを潰すことになるし、こういう重要なことで嘘があると何もかもがむちゃくちゃになる)。

フリンの免責の話も自体の深刻さの証明には全くならない。

リベラル派は、フリンが免責を求めているのは非常に深刻な犯罪がおこなわれたからに違いない、と喧伝するが、クリントンのメール問題の調査でも何人かの関係者は証言の際に免責を求めている。

つまり、これは何か言い間違いをして犯罪者に決めつけられてはたまらない、というつまらない話である可能性が高いのである。

 

FBIはとっかりがあれば捜査を始めるしかない。

ヒラリーの場合は国務省のサーバーを使わずに違法な方法でメールをやり取りしたということが問題となったし、ロシアゲートの場合は民間人が外交に従事したということが問題とされた。

しかし、捜査が始まったとしてもそれがなにか大きな事件になるかどうかは分からない。

ヒラリーのメール疑惑でも、あれだけ大騒ぎしても結局なにも出てこなかった。

トランプ陣営とロシアとの関係については去年の7月から捜査が行われている。

選挙から5ヶ月経った今、いったい何を捜査するのか分からないし、だいたい本当に選挙に影響を与えるようなことがあれば選挙中に動きがあるはずだ。

なにせ、投票日の一週間前にヒラリーのメール問題に関して再捜査が始まったくらいなのだから。

リベラルメディアは疑惑が深まるばかり、と喧伝をするけれども、僕から見ると調査は完全に行き詰まっているように見える。

マスコミでてくる「ロシアとの繋がり」だって、はっきり言ってどうでもいいものばかりだ。

 

もちろんこの話がどう進展していくのかは誰にもわからない。

もし可能性があるとしたら、スティーブ・バノンが何をしていたかが問題だと思う。

しかし、これまでバノンが捜査対象にあがっているという話はどこからも聞こえてこない。

泳がせている可能性を疑う事は出来なくもないけれども、もしバノンが問題なしだとしたら、ロシアゲートの深刻さなんてヒラリーのメール問題と同じ程度、トランプ関係者はロシア人と一緒にオバマとヒラリーの悪口を言ってただけ、という結果に終わりそうな気がする。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

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多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。