グローバル引きこもりブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール acc4297gあっとgmail.com

もし受験生のときに「地元で進学したら月に十万円あげる」と言われたら、どうする?

ネットをやっていると時々、奨学金を使って東京の大学に進学したのはいいけども経済的になりたたず、苦労のあまり健康を損ねて退学に追い込まれそう、みたいな話を聞く。

誠に気の毒な話だ。

人間には同じ人間でも金銭に関するセンスがある人とない人がいるわけで、金銭のセンスがある人ならば色々な方法で効率的にカネを節約する&カネを稼ぐことで東京の大学に進学しても無事に卒業できるだろう。

しかし、もし家が貧乏で支援が一切期待できない状態なのに、普通の家庭の出身者のような気分で学生生活を送るとしたら、これはとんでもないことになるのは間違いない。

こういう金銭に関する嗅覚みたいなものは受験勉強みたいに努力すれば手に入るというものでもないので、奨学金を使って進学した学生のいくらかは破滅することになっている。

僕は普通に親のカネで大学に進学したので(というか進学する以外の選択肢が全くないような人生だったので)こういう話を聞くといろいろ微妙な気分になる。

しかし、微妙な気分になる一方で、東京に進学する事の価値って具体的に何円くらいのあるんだろうか?というのは思わないでもない。

一体、東京での学生生活には具体的に何円くらいの価値があるのだろうか?

 

世間的には、大学というのは親のカネで進学するものなので、どういう学生生活を送るのがトクなのか、という話はあまり聞かない。

子供としては地元で大学生活を送るより東京で大学生活を送る方が楽しそうだから(それに生活費名目で少なからず自由になる金が転がり込むから)東京に進学するだけだし、親も事あるごとに勉強しなさい!宿題やったの?みたいなことを言ってきた手前、普通に大都市圏の大学に子供を進学させるのである。

しかし、もしもここで「地元で進学したら月に十万円あげる」というオプションがあったとしたら、話は変わってくるだろう。

 

はっきりいって、地方での学生生活というのは東京での学生生活と何一つ変わらない。

東京の学生も地方の学生も、同じような授業をうけ、同じようなバイトをして、同じように部活なりサークル活動などに取り組んでいるわけで、その学生生活は何から何まで同じである。

東京に進学しないと学べないことというのもほとんどない。

東京に行かないと学べないことがあるから東京に行くなんて学生はほとんどいない。

だから、地方にいても出来るようなことにわざわざ月に十数万の金を出すというのはある意味アホらしいといえばアホらしいのである。

それなら月に十万なり、東京で学生生活を送るのにかかるコストに相当する額をもらいながら、地方で面白く学生生活を送った方がトクなような気がする。

それだけ自由なカネがあるならば世界一周や短期留学なんてこともできるだろうし、東京で暮らしたいならば東京で就職するなり、休学して半年でも一年でも東京に住んでみればいいのである。

そう考えると、東京に進学するというオプションは費用対効果についていえば必ずしも素晴らしいとは言いきれない。

 

もちろん、実家の経済状況に余裕があるならば学生生活なんてどこでやっても構わないだろう。

しかし、もし経済的にギリギリな状態で大学進学をするならば、上に書いたような現実をよく観察して費用対効果が最大限となるような選択をするべきだ。

進学を機に、貧乏で惨めな境遇を一新したいと思うのは確かに自然なことであるが、金利を入れると何千万もの借金をして進学するような者は、その生活を一新するべきときは本当に今なのか、東京での学生生活という費用対効果がはっきりしない贅沢品が本当に自分に必要なのか、慎重な判断が求められるのである。

 電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。