グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

経産省のレポートとネットでの反響

例の経産省による「不安な個人 立ちすくむ国家」というレポートは、女性職員が中心となったプロジェクトということもあり、この手の資料としては異例の反響を呼んだ。

僕もこれについてエントリーを3つ書いた。

globalizer-ja.hatenablog.com

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一番最初のエントリーは、「不安な個人 立ちすくむ国家」と検索するとトップページに載ったこともあり、だいたいいままで2,000人くらいに読まれたと思う。

これらの2,000人がどのような人で、僕のエントリーを読んでどのような事を考えたのかは分からない。

しかし、わざわざこういう意識高い話題について検索をするくらいだから、基本的には業界の人か、高学歴・高収入の人が多いだろう。

経産省の職員にも僕のエントリーを読んだ人がいるはずだ。

そう考えたら、2,000人は2,000人でも、どうでもいい芸能ネタを書いて2,000アクセスというのとはそれなりに意味合いが違うともいえる。

 

しかし、そうとはいっても、2,000人というのが日本社会ではごく一部の人間に限定されているというのが事実であるのも確かである。

それはブログをやっている人の反応を見てもそう思う。

僕も検索をして他の人がこのレポートについてどういうことを書いているのかいろいろ読んでみたけれども、意外とブログで取り上げている人がすくないなあ、というのが正直な所だ。

ざっと検索をしてみても、これについて書いているのはせいぜい20人かそこらだった。

経産省の人も、もう少しエントリーを書く人がいると思ったけどなあ、と思っているのではないだろうか。

 

一方、Twitterではもう少し話題になっており、政治的なアカウントで一言二言このレポートについて言及したアカウントはかなりあったと思う。

まあ、知名度がない人間がブログで政治について語っても誰も読まないので、政治に関する言論がTwitter中心に行われるのは無理もない。

ブログというのは、読まれない割りに書くのが大変だし、書くこと自体に危険がある。

だから政治に関する言論がTwitter中心になるのは仕方がないが、なんか改めて、ある種のウェブの薄っぺらさを感じざるを得なかった。

電子出版した本 

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。