グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

ネットをやっているとつくづく「タダほど高いものはない」と思う

ネットをやっていると、タダほど高いものはないと言うのは本当だな、と思うことがある。

まあ、なんというか、ネットで氾濫している膨大な無料情報というのは当然のことながら、そのほとんどはどうでもいい。読んでちょっと面白い情報は多いが、所詮はちょっと面白いだけで結局はどうでもいい情報がほとんどだ。ネットをやっていると、本当にどうでもいい情報が多いな、とつくづく感じる。

もちろん、ネットが普及する以前は人々が質の高い情報を吟味して取り入れていたか、というとそんな事はない。ネットが普及する前だって、テレビや新聞や雑誌で流通していた情報のほとんどはどうでもいいものだったはずで人々はただ漫然とそれらを消費していたのである。

それがどうして今、情報のどうでもよさが段々と気になってくるのかというと、それはネット特有のゴミコンテンツが洪水のように流れるようになった事と、ゴミコンテンツによる金儲けが露骨に行われるようになったからだろう。

確かにネットで流れる情報のほとんどはタダである。しかし、考えてみると自分の時間をどのように使うかは情報がタダであるかどうかよりも比べものにならないほど重要である。

世の中で流通する情報の大半がどうでもいいのは、今も昔も同じである。しかしネットが一般化したことによって、この傾向には拍車がかかっている。あるいは拍車がかかっているように感じられる。

ネットのゴミコンテンツで無駄に使った時間は取り返しがつかない。ネット時代ではこれまでにもまして、どのような情報を取り入れてどのような情報から距離を置くか、自主的な判断が求められるのである。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。