グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

はてなブックマークのタイムラインは総合カテゴリーだけ見るようにしている

考えてみたら、情報源として僕が一番使っているのははてなブックマークのタイムラインだと思う。毎日のように新聞を読むようなもので、はてなブックマークのタイムラインに目を通さない日は1日もない。

もちろん、新聞と同じように、はてなブックマークに上ってくるものが今インターネットで流れている中で最も重要な情報だとは思わない。しかし、はてなブックマークのタイムラインというのは新聞と同じように不思議なバランスがある。

他のキュレーションサイトとはちがい、はてなブックマークには匿名ダイアリーのエントリーやはてなブログのエントリーも上がってくる。これがはてなブックマークのタイムラインのバランスに大きく影響していると思う。

ホットエントリーのタイムラインを見ていれば、世間でなにがおきているかもはてなで何が起こっているかもある程度はフォローできる。キュレーションサイトはいろいろあるが、なんだかんだいってはてなブックマークが一番バランスが取れているような気がする。

問題があるとすれば、これは他のキュレーションサイトでもそうだが、上がってくるエントリーが多すぎることだろうか。

最近は、はてなブックマークのカテゴリーは総合だけを見るようにしている。正直、全部のカテゴリーを見ていると時間がいくらあっても足りない。ほんとうにそれだけで1日が終わってしまう。だから最近は総合カテゴリー以外のカテゴリーは見ていない。

そのために、はてなブックマークのタイムラインを見る時間は以前と比べて三分の一以下になったと思う。

当然ながらその分、自由な時間は増えた。自由な?時間ではてなブックマークのタイムラインを見ているわけだから自由な時間が増えたというのもおかしいが、以前よりも日常に余裕ができた。

面白いのは、総合カテゴリーだけしか見なくなっても世の中の動きがフォローできているような気がすることだ。結局、どれほど情報を集めたところでそれは世の中で起きていることのほんの一部に過ぎない。だから、総合カテゴリーだけみればそれが世の中で起きていることになるのだ。

それで、定期的にブログを書き続けるだけの情報は手に入る。というか、ブログを書くための情報源としては、総合カテゴリーのタイムラインでも多すぎるくらいだ。

つくづく思うのは、人間というものは知ることによっては変わらないなあ、ということだ。何を知っても知識が増えるだけのことで、それを知った自分自身は変わっていないという感覚を最近強く感じている。この変わっていない、というのを進歩がない、といってもいいだろうが、情報を知ったところでそれがよい変化をもたらすことは稀である。

もちろん、今の自分は無駄な知識によって始めて成り立っているものだが、これまでの自分の人生を振り返るとそう考えざるを得ない。これからは知るということに対してもっと懐疑的でありたいと思う。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。