グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

本物の意識高い系であるために必要なもの

基本的に、意識高い系というのは(この言葉も微妙に「オワコン」になってきている気がしないでもないが)良くも悪くも現実をよく分かっていない若者を指す言葉だと思う。具体的には20代、せいぜい30代前半までで、ようは少しくらい失敗をしてもまだなんとか取り返しがつくし、世間も「若いっていいね!」と気楽に応援できる状態だ。

これが30代も半ば以降になると世間も気軽に応援できなくなる。30代も半ばというと、平均的な「社会人」はすでに「一人前」である。外見だって若者と言うよりはオッサンに近くなってくるわけで、世間からするとオッサンになっても「社会人」の責任を果たさない迷惑な人、という見方になってくる。

しかしながら、意識高い系を「新しいことにチャレンジする人」と考えた場合、意識高い系というのは何歳でもできる。いや、同じことをするにしても年を取ってからの方がかえって意識高い度は高くなっているといえるだろう。腹が出て髪を失っても「若者」と同じことをする、あるいみこれこそ「新しいことにチャレンジする人」と言えなくもない。

新しいことにチャレンジすることは何歳でもできる。しかし、年を取ってから実際に新しいことにチャレンジする人は少ない。以前、iOS用のパズルゲームをリリースした81歳の女性が話題になったが、これくらいの高齢になってからプログラミングをはじめてAppStoreでアプリを公開するまで持っていくのは、世界的にみても相当意識が高い。

もしかして、本物の意識高い系であるためにもっとも必要なのは反逆の精神なのかもしれない。30半ばになったのだから「一人前の社会人」として働かなければいけない、みたいな世間の思い込みに反逆できるかどうかが本物の意識高い系であるかどうかを分けると思う。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。