グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

髪形で野球部の強さは変わるか?

きのう、テレビを見ていたらたまたま甲子園で慶應の試合をやっていた。髪形と強さってあんまり関係なさそうだな、と思った。慶応というのは珍しい学校で、野球部なのに髪型が自由である。でも現に激戦区神奈川の地方予選を勝ち抜いたわけだし、慶応の生徒を丸刈りにしたら慶応がますます強くなる、という声は聞かれない。髪形が自由だから勝負に弱い、というわけでもないと思う。昨日の試合も逆転サヨナラだった。僕はべつに、丸刈りを強制するのは間違いだから丸刈りは止めるべきだ、と言うことを言いたいのではない。生徒の方は案外丸刈りに満足していると思う。それに、丸刈りといっても丸刈りの範囲で色々できる。菊池雄星が現役の「球児」だった頃の髪型は前髪も襟足ももみあげも伸ばしまくりで、これで丸刈りなの?と言いたくなるようなものだった。丸刈りに抵抗がある生徒は、丸刈りっぽくない丸刈りにすればいい。前髪があるだけで印象は全然違う。しかし、野球部がこうまで丸刈りばかりなら、少しくらい丸刈りでない野球部があってもいいのではないか、とも慶応の試合を見て思った。たとえば、部員数が少なくて他の部からメンバーを借りてくるような野球部ならば、部員が丸刈りである合理性は全くないと思う。あるいは、低迷しているかつての名門校がイメージを一新するためにも、髪型の変更は使えるだろう。たとえば駒大苫小牧丸刈りでなくなったら(まあ、駒大苫小牧は最近相当強くなってきているという話だが)相当面白いことになると思う。他とは違う取り組みを行うのが重要なのは野球でも同様であるはずだ。この間洞窟から救助されたタイのサッカー少年のように、みんな同じような感じの短髪にすることから始めてみてもいいのではないかと思う。