検索エンジン会社・民放・スマートフォン
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例の検索エンジン会社は民放に似ていると思うのだ。つまり、広告収入により価値のあるものをタダで(実質的には、それは消費税のように物価に転嫁されているのだが)提供している、というのが似ている。そして、このような会社である以上、そのビジネスの手法には必然的に制限が生じるだろう。いま、検索エンジン会社が開発したスマートフォンのカメラがすごいと話題になっている。確かにすごいのだろう。しかし、例の検索エンジン会社がやっていることは、例えばフジテレビや日本テレビ、テレビ朝日などが非常に質の高いドキュメンタリー映画を制作して、そのチケットを2,800円で売り出すようなものではないだろうか。いくらカメラが素晴らしくても、iPhoneくらいの値段ならば仕方がない。せいぜい、一部のマーケットでAppleのカウンターになる程度のことだろう。テクノロジーの力でとんでもない性能のカメラを搭載したスマートフォンを12,800円で売りだす、というようなのが検索エンジン会社の向かうべき方向だ。