グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

Elements of Style

 

ダサい英語しか書けない人はこの本を読むといい→多くの人がポチった結果Amazonの売り上げランキング上位に入り著者喜ぶ「これがTwitter効果か」

https://togetter.com/li/1344039

英語学習者ならば誰でも知っているElements of Styleだが、僕は読んだことがない。基本的にイギリス人が書いた本ばかり読んできたというのもあるし、このようなノウハウ本は結局は対症療法で本質的な解決にはならないように思う。しかし、Elements of Styleが70ページの本であることは注目に値する。70ページの本なんて見たこともないが、英作文の基本的なことは70ページあれば全て説明可能なのである。70ページ読めばすむのならば読者は楽だし、70ページですむものを水増しされると読者は迷惑する。一方、最近出版された同じタイトルの本はというと、こちらは270ページあり、文法など500ものルールが説明されているという。それなりに意欲的に書かれたいい本なのかもしれないが、ここ100年に起きた出版界の堕落を見るようにも思う。