グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

ドイツみたいに日本が反省するわけない 9

「日本は植民地主義を乗り越えるチャンス」…'日韓通'の韓国市民運動家が見る日韓の葛藤

https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20190814-00138415/

日本はドイツみたいに反省せよ!とは、一部の左翼と韓国人が一年のうち365日唱えている念仏であるけれども、なかなかそうならないのは言葉の問題もけっこう大きいのではないだろうか。ヨーロッパというのはごく一部の例外を除いて、ある意味おんなじような言語を話している。イギリス以外、主要な大国は全て陸続きである上に言葉まで身近であるのである。そして、程度の教育がある層では普通に英語で議論ができる。これは歴史問題にたいする態度にも影響していると思う。翻って、極東アジアはどうだろうか?各国の言語はそれぞれバラバラで、言葉を聞いてもなんとなくすらわからない。一部を除いて英語も通じないから共通語もない。もし日本語がアジア全体の共通語になっていたら日本人の歴史に対する態度は少しは違ったのかもしれないが、日本語は日本以外には定着しなかった。そういうわけだから歴史問題は日本において身近なものではない。プロの活動家がやっている問題であるというわけで、日本はドイツみたいに謝罪しないし、日本の歴史問題はどうもいまいち盛り上がらない。一部の左翼と韓国人が夢見る理想的な戦後など始まるわけもないのである。