武蔵小杉のタワーマンションの価値

武蔵小杉駅周辺に林立するタワーマンションについては、インフラが急な開発に追い付いていないなど様々な問題が指摘されていたが、ここに来て大雨によって冠水するリスクが表面化した。近年まで開発がされていなかったのは結局そういうことなのだと住民は深く納得したに違いない。では、武蔵小杉のタワーマンションを購入するのは間違った選択なのだろうか？新しく開発されたところに住むことはリスクである。つまり、武蔵小杉のタワーマンションに移り住んだ人たちは、リスクと利便性を天秤にかけてリスクをとった人たちで、武蔵小杉というのはそういう人たちが住む街であるのだ。これは武蔵小杉という街が持つ気風に直接的に影響すると思う。住む場所によって人間は変わる、とよく言われる。住む場所によって住民が違うからだ。武蔵小杉の価値は何かというと、それは大した考えもなく何千万、あるいは一億以上のマンションを買ってしまうというリスクがとれる住民なのだと思う。