グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

桜を見る会とアメリカ政治

自民党による買収のために桜を見る会が使われている!と野党は騒いでいるわけだけれども、なんだかアメリカの現政権を必死になって攻撃するリベラルメディアと米民主党みたいだ。アメリカの現政権ではリベラルメディアと米民主党が、これで終わりだ!と大騒ぎをするような話が毎月のようにあるわけだけれども、アメリカの現政権への支持率は一向に低下していない。たしかに騒ぎがある度に支持率は少し低下するのであるが、少し時間がたてばまたもとに戻る。いま大騒ぎしているウクライナ関連の話だって、アメリカの現政権を支持している人にとっては全くどうでもいい話だ。要するに、アメリカの現政権をいま支持している人の意見を変えるようなメッセージがなければそれはリベラル派の自己満足で、政治的な意味が全くない。同じことが桜を見る会の一件についても言える。自民党に投票している有権者は別に、自民党が清廉潔白な政党だから投票しているのではない。いまさら、自民党が清廉潔白でないのは問題だ!などといわれてもこっちは困るし、逆にそういう政治的な意味がないことに熱中する野党に対する支持が低下する結果となる。アメリカの野党も日本の野党も、何が政治的に意味のあって何が政治的に意味がないか、少しは考えるべきなのではないか。