グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

イランの核とアメリカの核はどちらが危険か?

なんだか、イランというと狂信的な宗教的熱狂に支配された危険な国でイランが核兵器を所持することはあらゆる手段を使っても阻止しなければいけない、というような議論ばかりが聞こえてくるのだが、それではアメリカの核というのは本当に安全なのだろうか?というのは、アメリカはイランと同様、あるいはもしかしたらそれ以上に宗教的熱狂によって見当違いなことをする国であるからだ。はっきりいって、中東でアメリカによってもたらされた被害は、イランによってもたらされた被害とはスケールにおいて比べものにならない。そういう国がとんでもない量の核兵器を所有しているのだから、アメリカの核を危険視する人が少しはいてもいいような気がするけれども、しかしながらそういう人は世間で全然見られない。もちろん、ロシアの核とアメリカの核がバランスすることで先進国では「世界平和」が実現されてるわけだし、アメリカの圧倒的な軍事力を考えるとアメリカの核を危険とするのはおかしな考えであるのだが、もしアメリカの核が安全ならばイランの核だって安全なのではないかと思ってしまう。