グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

文系博士

終わらない氷河期~疲弊する現場で:空いたポストは若手に…「はしごをはずされた」 50歳大学非常勤講師の絶望 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20200201/k00/00m/040/145000c

周りにいる同世代の博士の全員が非常勤講師というのは明らかに変な制度設計という他ないが、しかしながらみんなしておんなじ事をしたらおんなじ結果になった、という感じもする。せっかくフランスで博士号を取得したのだから、「低学歴社会」の日本で非常勤講師をするのではなく、最初から高学歴社会?の海外で日本語でも教えながら研究生活をした方がよかったのではないだろうか。少なくとも、非常勤講師なんかを何十年もするよりはそういう風に生きていた方が日本の大学にだってよほど就職しやすかっただろう。みんなと同じことをやるのは安全に見えるし、実際に安全であることも多いのだが、じつは全く安全でないことだってある。なぜなら、全員が集団で騙されている場合があるからだ。非常勤講師の話はこの手の話の典型例だと思う。