グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

ココイチ

ココイチの「客離れ」が止まらない、“値上げ”よりも致命的な原因(井上 岳久) | マネー現代 | 講談社(6/6)

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70426?page=6

ココイチは昔一度食べた気がする。普通にうまいカレーであったが、例えばレトルトカレーに惣菜のコロッケを乗せたらばココイチのようになるような気がしないでもない。ココイチに出てくるカレーはレトルトカレーに惣菜を乗せたものなのだからそれは当然だが、それとも食べ比べると両者には何らかの質的な違いがあるのだろうか?とはいえ、あまりにも普通のカレーが普通に出てくる、というココイチはある意味とても貴重な存在であったとも言える。レトルトカレーに惣菜をのせたようなカレーが食いたいならばココイチに行けばいいわけで、そういうものはココイチしか扱ってないし普通の人はココイチのカレーで十分満足なのである。そんなココイチだが、最近業績が悪化しているらしい。原因は「インスタ映え」する同業他社のカレーで、これを同じ値段でぶつけられると当然ココイチのビジネスは難しくなる。たまたま発生した独占状態をいいことに値上げを繰り返し、そこで得た利益でさらに独占状態を確かにするという戦略にだって限度がある。限界が来たら状況が一気に反転するだろう。長期的には、ココイチは普通のカレーを高く売るのではなく、普通のカレーを安く提供するという方向に転換するしかないだろう。そして、本来それがココイチがすべきことであると、ココイチの前を通る度に、こんな値段でよく成り立ってんな!と思っていた僕は考える。