グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

Tweetの訳語は「投稿」でいいんじゃないの?

(社説)検察庁法改正 やはり撤回しかない

https://www.asahi.com/articles/DA3S14477736.html

与党の対応も厳しく批判されねばならない。答弁に不安がある法相を委員会に出席させず、野党欠席のまま審議を進めたり、「国民のコンセンサスは形成されていない」とツイートした泉田裕彦議員を、内閣委員会から外す措置をとったりした。

↑この一文を読んで大変に驚いた。Twitterができて10年以上経つけれども、マスコミでTweetを「ツイート」と表記するのを初めて見た。これまでマスコミはTweetを「呟き」と訳してきたが、この訳し方に当初からものすごい違和感を感じてきた。なぜかというと、そもそもにしてtweetは全然「呟き」ではない。OALDで元々のtweetの意味を調べると

​the short, high sound made by a small bird(小さい鳥が発する短く鋭い音)

となっている。これを「呟き」と訳すのはどう考えても無理がある。はっきりいって、Tweetの訳語は「投稿」でいい。別に「ツイート」と訳しても問題はないと思うが、日本語としてややこなれていない。長期的には、Tweetの訳語は「投稿」になるのではないだろうか。もちろん、「ツイート」でも「呟き」よりはましだから、最終的にどちらが定着するのかはわからないが、いずれにせよ「呟き」という変な訳語が消滅するのは時間の問題だと思う。