グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

コロナウィルス対策は結局、医学の問題ではなくて経済の問題である

東京でコロナウィルスの感染が拡大傾向にあるということで、一部では「第二波」の到来を懸念する声がある。しかし、もしも東京での新規感染者が100人を超えたとしても、以前のように自粛万歳!とはならないだろう。どんなにすばらしい自粛プランがあったとしても、それを実行するにはコストが掛かる。そしてもう、日本にはこれ以上の自粛をするための持ち合わせがない。病院すら潰れそうになっているのだからこれ以上の自粛などできるわけがないし、はっきりいって速やかに自粛を解除した国の方がコロナ後の世界で優位に立つから、国際政治的にも自粛を解除しろ、という圧力は強くなる一方だろう。結局、コロナウィルス対策は医学の問題ではなくて経済の問題なのである。医療ができるのは医療だけで、人の人生までは救えない。自粛をして全員が不幸になるとすれば、そんな自粛にはまったく意味がない。