グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

大統領選挙討論会

2回目の討論会を見た。やはりバイデンは偽物だと思った。ヒラリーよりは本物らしく見えるが、やはり偽物なのである。’Oil pollutes’なんて、本物ならば絶対にしない類の失言だ。こんな失言をしたら、エネルギー産業の労働者だけでなくラストベルト全体を敵に回す。そんなこともわからないバカが大統領になるほどアメリカの有権者は甘くない。

状況は4年前と変わっていないからこのままだとバイデンは負ける

最後の討論会があるということもあってRCPのデータを見てみたのだが、基本的な状況は4年前と変わっていない。だから、このまま行けば4年前と同じようにトランプが勝つだろう。しかも、情勢を判断すれば4年前よりも大勝する可能性が高い。メディアは連日のようにバイデンが勝つのはもう確実!間違いない!なんていっている。データの見方を完全に間違えている。調べてみると、トランプの勝利を予想している人はけっこういる。なんでメディアがバイデン有利という報道に執着するのか分からない。4年前と同じように、メディアは敗北するだろう。

日本学術会議に十億円の価値はあるか?

あのように法律をねじ曲げて解釈するようなやり方にはゲンナリするが、それはそうとして、日本学術会議って必要なのか?という問題提起は重要だ。いま日本の政策の策定に携わっている人で日本学術会議の提言が重要、と考えている人は一人もいないのではないだろうか。日本学術会議の活動がなにか日本社会で有用であったという話も聞かないし、日本学術会議がなにか出版物を刊行してそれが社会的な影響力を持った、という話も聞かない。こういうことは役所がやった時点でダメになる。実際、イデオロギー以前に日本学術会議は相当に腐敗したところのようだ。こんなのはすぐにでも潰した方がいいのだから、これを機会に日本学術会議は解体すべきだ。十億円がもったいない。

休餃

あの堀江氏が餃子店とトラブルになり、餃子店が休業に追い込まれたという話だが、これは餃子店が100パーセント悪い。店主がコロナウィルスに関しておかしな考えを持っていて、そのおかしな考えに基づいてビジネスをするのは問題ない。個人的には屋外で餃子待ちをしている少しばかりの間にマスクを着用していない者が一人いたというだけで大騒ぎするのはばかばかしいと思うが、そういう人なのだから仕方がない。問題は、わざわざ餃子を食べにはるばるやってきた堀江氏らを「堀江か?面倒だから出て行け」と無礼な態度で追い返したことだ。つまり、コロナに関して自分と違った考えを持っている者はすべて悪人で、そういう悪人に対してはどんな無礼な態度をとってもよい、と考えていることが問題なのである。この餃子店の店主がこういう人物であるという事実を明らかにするのは公共の利益で、したがって餃子店が休業に追い込まれたのは完全に自業自得だ。個人的には、そんなにマスクを強制したいならば店の前に「マスク無料!」と大書して、マスクをしていない客にマスクを配布すればよいと思う。そうすれば角が立たないし、せいぜい1枚十円かそこらのマスクでこのようなトラブルが起こる可能性を消せるのならば安いものだ。この騒ぎで餃子店がどれくらいの損害を出したのかは知らない。しかしまあ、この一件で餃子店の名前は全国に知れ渡ったわけで、こういう変わった店主が作る餃子を食べてみたいと思う人もいるのだろうから、これでよかったのではないか。堀江氏のアンチやコロナ脳の人々だって例の餃子店に集まってくるだろう。ちなみに、食べログによると例の餃子店の餃子はなかなか評判がいいようである。

ギンスバーグ

リベラルな女性最高判事として知られていたギンスバーグが亡くなった。がんで闘病していたということだが、90に近い高齢と言うこともあって寿命みたいなものだろう。これによって最高裁の判事の席がひとつ空席となったわけで、共和党はすかさず保守的な判事を指名するに違いない。アメリカの最高裁判事は終身だから、寿命の観点からも比較的若くて女性でしかも相当に保守的な法律家が指名されるのではないだろうか。リベラル派はこれに反発して、大統領選挙から2カ月前というこの時期に最高裁判事を指名するのは許されない!とかいっている。逆の状況だったらどうだろうか?民主党政権下、大統領選挙前に判事が死んだら民主党はどうするのだろうか?本当に判事の指名を差し控えるのだろうか?今回、共和党政権がギンスバーグの後継を指名すると、定員7のうち5人が保守的な判事となる。一部のリベラル派はこれに反発して、最高裁判事の定員を変更する!といっている。逆の場合はどうなのだろう?定員7のうちリベラルな判事が5人となった場合、民主党は定員を変更するのだろうか?それに、最高裁があまりに世間の感覚から乖離した判決を連発すると世間は反発して、選挙で共和党を負けさせなければならない!と考えるようになる。このような力学があるから、アメリカの政治は停滞しないのだ。リベラル派の愚かさは本当に際限がない。

バイデンは100パーセント負ける

前回の選挙は本当に予想が難しい選挙だった。流れとしてはヒラリーが負ける流れだったと思うし、実際に僕も一応はヒラリーが負けると予想していたのだが、ヒラリーが確実に負けると読み切っていた人はごく一部だったと思う。今回は違う。バイデンは100パーセント負ける。しかも結構な大差で負けると思う。理由を列挙すればきりがない。ハンター・バイデン、ほとんど80くらいという高齢、カリスマ性の欠如、やはりカリスマ性の欠如した副大統領候補、イラク戦争賛成を初めとする外交・軍事政策に関する数々の重大な判断ミス、BLM暴動とそれに対する被害に対する手ぬるい反応、低所得者に大打撃となるだろうリベラル的なコロナ対策など、これで大統領になる方がおかしい。多くのアメリカ国民にとって、政治とは生活である。経済さえ回っていれば国民は現職大統領に投票する。そしてトランプは外交でカーターのようなヘマもしていない。だから多くの民主党員にとって今回の選挙はどうでもいい。どうでもいいからバイデンなのだ。カケラくらいでも理性のある民主党員はみんな分かっているはずだ。重要なのは4年後だ。

世界一のコーチと世界一の生徒

世界一のコーチですら「素直じゃない人は放っておけばいい」と思っていた。

https://blog.tinect.jp/?p=66220

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/blog.tinect.jp/?p=66220

この話を聞いてどこか違和感を感じたのだが、ブックマークコメントを読んでどこに違和感を感じたのが分かった。要するに、世界一のコーチが世界一なのは、世界一楽なクライアントを選んでいるからなのだ。素直でないクライアントは様々な困難を抱えている場合が多いので、それらの困難が妨げとなってうまくいかない場合が多い。逆に素直なクライアントは大した困難がないので何をやってもうまくいく。楽なクライアントばかり選んでいれば成功するのは当たり前だ。世の中の成功には、この手の成功がかなりある。進学校の生徒の学力が高いからといって進学校の教師が教育困難校の教師より優れているといえない。世の中の成功を評価するには、それが簡単な成功なのかそうでない成功なのか考えなければならない。