グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

4か月で大学中退→起業の石田祐希さん関連記事まとめ

先日、石田さんという人が大学を中退して起業をするという宣言をして反響を呼んだ事は記憶に新しい。

www.ishidanohanashi.com

この石田さんによるエントリーにはいくつか興味深い点があるが、それに関連して書かれた記事も非常に面白いものだったので以下にいくつかのブログを紹介する。

 

レールの乗った人生というのが何を指しているかわからないけど、お仕事はルーチンワークというレールの上を進まねばならない。あなたが憧れている方も滅茶苦茶レールの上を歩いている。社長でもフリーランスでも会社員でもアルバイトでも、みんなに言えることですが、「仕事で楽しいのはごく一部で、大半はルーチンワーク」です。同じことを繰り返すのが仕事の大半。何かを継続することは、同じことを繰り返すこと。仕事を変えたいと思って行動しても、帰結する先はルーチンワークなんですよ。なので、こいつを楽しめなかったら無茶苦茶消耗します。

新卒フリーランスという謎の言葉が一時期バズってた。限りなくニートに近いけど言い方がファンキー。その親玉っぽい方はキャンピングカー生活をされているそうだが、今頃「楽しいことはごく一部」だと痛感しているかもしれない。ブログを書き続けるというルーチンワークから逃れられない。サロン運営もルーチンワークフリーランスとして時間を自由に使える所がマブしく見えるかもしれないけど、みんな会社員より働いている。ルーチンワークが会社員よりすごく増えるし、仕事を成立させて入金まで管理するのも大変だし。

 

・・・

 

仕事で成果を上げている人って、その大半のルーチンワークを陳腐化していないというか、必ず新しい変化や挑戦をどこかで盛り込んでいるように見える。そこがごく一部の楽しい部分のひとつ。プロは同じことを何度も繰り返して正解を常に生み出せるからプロなんだけど、その正解の質はどんどん変わらないと嘘なわけ。奥行きだったり密度だったり、色々さ。

どういう立場で仕事をするかは人それぞれだけど、ルーチンワークで多かれ少なかれ消耗します。起業したら会社員よりさらに消耗するポイントが増えます。そこで不貞腐れず続けて行こう。楽しいことが必ず見つかるはずだから。

gothedistance.hatenadiary.jp

 

例えばデザイナーやプログラマーなら企業から受注したり、納期を守るというレール有り。身近にも多いですが、日々のノルマで苦しんでいるフリーランスはほんと多いですね。たぶん会社員以上に不自由なんじゃないか?という方ばかりで、自由なのはフリーランスという肩書くらいです(苦笑)。

cards.hateblo.jp

 

でまあレールって世の中に無数にあるわけですよ。
親が敷いたレールもあれば社会が敷いたレールもあるし常識が敷いたレールもあれば夢が敷いてくれてるレールもどこかにあるはずなんですよ。
レールから外れて行きたいって思ってもそこはもう誰かが、何かが敷いたレールの上なんですよ、生きてる限り。
自分が進むべきレールを見つけるのが本当に成功するための近道なんですよ。

kyoumoe.hatenablog.com

 

wikipediaの創業者ジミー・ウェールズwikipediaを知の保存という目的のもとにサイトをつくっていましたがまだアクセスも全くないころに運転資金としてアダルト業者のウェブデザインなどをして稼いでいました。

teamlaboも今では世界的技術者集団ですが代表の猪子さんも創業当時はアダルトサイトのデザインを受注して稼いでいたそうです。もっと卑近な例でいえばDMMももともとはアダルトアフィリエイトの総本山みたいなところであって右からきたものを左に流すだけのクリエイティブのかけらもない会社でした。その点ではプロブロガーのほうがまだいくぶんクリエイティブかもしれません。しかしwikipediaもteamlaboもDMMも現在はその資金を使って様々なビジネスを展開しています。

plagmaticjam.hatenablog.com

 

プロブロガー側から見れば

「君は他の人とは違う一歩を踏み出した」

一般的な大人から見れば

「君は道を踏み外した」

この論争は永遠に平行線をたどる泥沼論なので、あれこれ口を挟む気はありません。

moonpower2020.net

 

なんか思ったより厳しい大人が多いなぁと思うのですが、僕は個人的にすごく応援したいと思っています。世の中にはいろいろな18歳がいると思うんですけど、少なくとも自分はごく普通の18歳だったのでこんな選択肢は出てこなかったんですよね。

wadap.hatenablog.com

 

それでも彼は退学し、記事を書きました。この意志の強さに関しては良い意味だろうが悪い意味だろうが起業する人は持つべきであると思っています。

あとひとつ、彼は行動しました。失敗するか成功するかもわからないし、こうやって色んな人からドヤされるのもわかっていたと思いますが、それでも行動しました。

机上の空論ほど信じれないものは無いですしそこに実力は宿りません。現実を作るには行動しなければいけません。何が起こるかはわかりませんが彼は行動したんです。そこが重要だと思っています。

www.buntadayo.com

 

怖い。恐ろしい。今辞めて、起業して稼げって言われても勝率は限りなく0に近似出来ると思う。というか、去年くらい何人かの人と事業起こそうとしてたけど壁が高すぎて普通に挫折した。俺が本気になれなかったってのはあるけど、なにかサービスやモノをリリースするコストってのは想像以上に大きかった。マジ俺クソ雑魚ナメクジだなって思ったよ!!

だから正直、この石田くんは羨ましいなと思う。そんな思い切ったこと出来るのはすげえなと思うよ。男としてロマンはある。かっけえわ!!

yu8-muraka3.hatenablog.jp

 

ここまで分かってもらえたかもしれないけど

私は最終的に楽をしたいだけなのだ。

 

楽をするために苦労をするのは大好きだが、楽にならないのにひたすら苦労をするのは耐えられない。

 

別に自分で会社を起こすのが目的ではない。会社員でいるより起業した方が楽に効率よく近づけそうだというだけである。

www.ken10blog.com

 

私も起業には興味ありますよ〜!ただ、「起業」が「目的」ではないので、ブログやWeb周りの知識、経験を増やして「いつか」起業しようと思ってます。

はいこれ!「いつか」起業しようと思ってます。

こんなやつはそうそう起業しませんよwww(グサッ) 

その点、石田さんはすでに1歩先を行ってしまいました。先越されちまった! 

 

・・・

 

彼が何に挑戦するかわかりませんが、応援したい気持ちとは反面、成功確率は限りなく0に近いと思います。

これは彼がどうこうではなく、大抵の起業家が1回目は失敗しているからという本を読んだことがあるというペラペラソースです。

それに失敗したっていつでもやり直せますからね。

年齢は関係ありませんが、彼まだ18歳ですから(笑)なんかもう18歳で失敗したってなんのそのじゃないですかw

hr-diary.com

 

中退したおれは、起業の道を選んだ……わけがないだろう。ファミスタをしたり、ダビスタをしたり、親に小遣いをねだり南関四場の競馬に行ったりした。終わらない夏休み。おれは立派なニートになった。そのころはニートなんて言葉はなかったけれど。

そんなおれが、同じ競馬サークルにいた人間がフジテレビのアナウンサーとしてテレビに映ったのを見たとき、何を感じたと思う?

しかし、おれはもう、人生から降りた。あとは親の遺すであろう財産を食いつぶして、遊んで生きていこうと思っていた。そう思いたかった。それがどうだろう、破産、夜逃げ、一家離散、これである。ドラマチックでもなんでもない。おれがレールから外れてぼけーっと暮らそうと思って乗り込んだ船は泥舟だった。ただそれだけのことである。そのころのことは、頭に靄がかかって思い出せない。

そのあとは、零細企業になんとなく紛れ込み、食うや食わずの生活をかれこれ20年近く送っている。その間に起業しようとか、独立しようとか、資格をとろうとか、スキルアップしようとか、人脈を広げようとか、まったく思わなかったし、今も思っていない。なんでそんなかったるいことをしなくちゃならんのだ。おれは何もしたくなかった。それが、なんの因果か自業自得か、労働などというものをしなくちゃいけなくなって、もうそれだけで精一杯だ。

 

・・・

 

そんなおれは、皆様からいただいた小麦粉、お米、パスタを食って生きている(カテゴリー「お恵み」参照のこと)。そのうえ、いただいた靴を履いてテクテク歩いてるデクノボー。完全に擱座している。これがおれという大学中退者の末路だ。なにも考えないで生きてきた人間の末路だ。おそろしい、おそろしい。

 

・・・

 

そして成功したら、なんかおれに恵んでくれ。

以上。

goldhead.hatenablog.com

 

うおん?!

起業?起業ってなんだあ?起業って何するだあ!?

お前そんななんのあてもなく起業してどうするだあ!?

食べていかれへんやん、生きていかれへんやん、お前そんなんでどうやって生きていくだあ?!

おおん?

起業家や実業家、経営者がカッコイイっつうけど、お前、そんなもんええところしか見とらんからそう思うだけで、実際は泥臭いし、従業員も食わせなあかんし、キツイくてしんどいだけやぞ?
だいたいブログの広告収入や情報商材ねずみ講もどきで起業なんざカッコよくもなんともねえぞ?

おおん?

学校の部活くらいでやれ挫折だのなんだのヒーヒー言うとるやつが実業家が勤まるわけないやろ、おおん?
起業ごっこじゃ食べていかれへんぞ?生きていかれへんぞ?お前そんなんでどうするだあ!?

おおん!?

www.sekaihaasobiba.com

 

こういうのを僕は勝手にファッション起業とか呼んでいる。大学生がファッション起業に憧れるのは10年前から変わらない。僕が大学生の頃から何をするのかよくわからない学生団体や起業サークルはたくさん存在していたし、たぶん今もあるのだろう。東大生でも事業内容が意味不明な会社を登記したとか言ってSNSで「ご報告」してドヤっていた人はいっぱいいる。当然ながら彼らが作って今でも生き残っている会社は一社もない。意識の高い大学生が起業に憧れて特に目的もないのにとりあえず会社を作ってしまうというのは昔からあるテンプレ的な行動で、そういう意味ではこれもまだまだレールに沿った生き方のひとつと言えるかもしれない。

 

・・・

 

実際に会社を登記する前にも、僕(と友人たち)はいくつかウェブサービスを作ってリリースするなどお金を稼ぐ試行錯誤自体はしていた。この段階で会社を作って「起業」するという選択肢は一応あったはずだが、僕たちは絶対にそれはしないと決めていた。それは純粋に税金や印紙代の問題などもあるのだけど、僕がもっともおそれていたのは、それがファッション起業になってしまうことだった。

dennou-kurage.hatenablog.com

 

「レールを敷かれた人生なんてまっぴらだ!でも、親には『大学だけは出ておけ』と言われるし。失敗した時の保険はかけておきたいし。」と悩んでいるみなさんに朗報!ほとんどの大学には休学という制度があります。ほとんどの国公立大学の場合は休学中は学費無料です。一部の私立大学では休学中の学費は数十パーセントオフとなっています。

 

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また、大学には在学年限というものがあり、基本的には標準年限の2倍までしか在学できません。大学生(学部生)の標準年限は4年間ですので、最大で8年間しか学籍を保持することはできません。しかし、休学期間中は在学期間に含まれません。以上のことから、どうせ、講義に出ないと決めているならば休学しない手はありません。

next49.hatenadiary.jp

 

私からすると、30代や40代の成功者よりも、上記のようにこれから成功を目指す10代や20代の方が圧倒的に羨ましいです。

 

まー、私も含めて、はてなブックマークで彼等のチャレンジを応援・批判している方々が成功者である可能性は限りなく低いですが。

 

きっと、彼等も今が一番若くて一番楽しいことをよく理解しているから、周囲からは無謀と言われようが、成功への道程が茨の道であることを知りつつも我が道を進むんでしょう。

 

10億円払っても10代には戻れない私からすると、これはもう羨ましくて仕方がありません。

30代や40代の成功者よりも、これから成功を目指す10代や20代の方が羨ましい | のーまねー、のーふりーだむ

 

そして最後、これが究極。熱意が続かない。

「ブログで独立いける!ウオオオオ」という熱意は、ほんと続かない。

理由は簡単で、難しいから。上記3つの水物と格闘し続ける難しさは半端じゃない。

しかもそれは現状維持ですら難しい。

まして、その先を思い描く余裕が果たしてあると思って?

ないない。できない。

諸行無常。その熱意は続かない。

www.swatz.net

 

石田祐希さんは元大学1年生の18歳ということですから、ハナさんちの娘ちゃんのひとつ上の学年ですね。
大学が名古屋学芸大学でしたから、ハナさん一家と行動範囲が似ていたかもしれませんね。

名古屋学芸大学近くのブロンコビリーサイゼリア、gu、エディオンとかも行ってました?
もしかしてすれ違ったことがあったかもね~♪
名古屋市地下鉄東山線を使っていたなら、上社駅のバスターミナルから出るスクールバスを使ってたのかな?
最近はリニモ(磁気浮上型リニアモーターカー、HSST)が出来て便利になったし、長久手市も開発が進んで住みやすい都市の上位になっていますよね。あっ、リニモって出来てから10年以上経っているんだ。

www.hana3.net

 

僕は愛媛県出身です。今は聖カタリナ大学も出来ましたが、僕が高校生の時には、愛媛県内に進学対象となる大学はふたつしかありませんでした。国立の愛媛大学と、私立大学の中では四国一の高難易度を誇る松山大学です。このふたつに入るには――僕の頭の出来では――至難を極めました。

このふたつに入れた生徒は、愛媛県でエリートコースを歩むことができます。このふたつに入れなかった生徒は、「都落ち」をすることになります。

www.b-zou3.com

 

計算機科学を学ぶ学生というのは、大抵はC言語か、Lispなどの理論寄りのプログラム言語から学ぶのですが、当時の自分はC言語のポインタや関数型言語の考え方をうまく使いこなすことができなかったので、ポインタがなくて簡単そうでいいな、とJava言語に手を付けました。

 

当時のJava言語は、言語のバージョンが1.3、Tomcatのバージョンは3で、Eclipseはまだ生まれていない、という原始時代でしたが、Swingのコンポーネントをいろいろ画面に表示したり、JSPで動的なWebページを表示して遊んでいたら、なんとなくオブジェクト指向の考え方が分かってきて、オブジェクト指向が好きになりました。

 

Javaを選んだ動機としては計算機科学の学生失格ですが、Javaはその後サーバサイドのプログラムを書く言語として広く普及して、その後のお仕事でも長く使えた(というか今も使っている)ので、悪くない出会いだったのではないかと思います。

 

・・・

 

留年が決まって暇になったので、どうしようかとインターネットを見ていたら、下宿の近くでJava言語のスキルを要求するITベンチャーのアルバイトを見つけたので、応募しにいったらそのまま採用されて、翌日から週5で働き始めました。

 

ITベンチャーのバイトは、その前にしていたコンビニのバイトよりも単価が高かったし、週5で働けたので月に15-20万の給料になることもあり、学生ながら自由に使えるお金が増えたのが嬉しかったです。

 

ベンチャーのバイトに集まってる人たちも、レベルの高い人たちが多くて、後に未踏スーパークリエイターに採択された方なんかもいました。私自身は凡庸なプログラマでしたが、そんな方達に囲まれたことで、覚えたてのJavaの知識がだいぶ補完されました。

www.smartstyle-blog.net

 

13歳のハローワークの公式サイトに載ってる原文にはこうある。

 

13歳から「作家になりたいんですが」と相談を受けたら、「作家は人に残された最後の職業で、本当になろうと思えばいつでもなれるので、とりあえず今はほかのことに目を向けたほうがいいですよ」とアドバイスすべきだろう。医師から作家になった人、教師から作家になった人、新聞記者から作家になった人、編集者から作家になった人、官僚から作家になった人、政治家から作家になった人、科学者から作家になった人、経営者から作家になった人、元犯罪者で服役の後で作家になった人、ギャンブラーから作家になった人、風俗嬢から作家になった人など、「作家への道」は作家の数だけバラエティがあるが、作家から政治家になった人がわずかにいるだけで、その逆はほとんどない。

「作家」の職業解説【13歳のハローワーク

 

「ブロガー=作家」といえるのか微妙だが、作家のような側面を持った人達ではある。

www.tm2501.com

 

私も事業をやっている身であります。従業員の少ない零細企業ですが、頑張っている方じゃないかなと自分では思っています。考えの一つとしては、従業員はあまり無理に増やさない。それは何故かと言いますと、責任であります。私は従業員本人だけではなく、その家族も背負っている。その従業員が家に帰れば奥さんや子供、親もいるかもしれない。その人たち全員の生活を私は守らないといけない。何が何でもだ。だから私は何事も簡単に判断しない。責任が足かせとなって自由が勝ち取れないのであれば私は自由など要らない。私は誤魔化さずにちゃんと責任の上に立ち、従業員たちと一緒にサービスやアイデアをお客様に提供、そこで喜んでもらえて初めてお金を頂戴し、皆で利益を分配する。それが私の「あなたの言うハッピー」なのだ。

あなたはその責任をどうお考えなのか。大学を辞めた彼があなたと直接関係あるのかどうかは知らないが、ブログカレッジなるもので皆からお金を頂戴してるのだから、あなたは皆にハッピーを分配する義務がある。皆がハッピーなら、儲かるなら何も問題はない。しかしハッピーではない人間が多数出てくるようであればどうだろう。あなたはフリーランスなのにブラック企業的な働きをしてでもハッピーになる人間を増やさないきゃいけない。それが責任であると私は思う。もし大学を辞めた彼と関係があるのなら、最後まで目を掛けてやって欲しい。泣く人間がいない事、あなたが本物である事を祈るばかりだ。

 

おいやぎぺー、ハッピーって簡単じゃないんだぜ?

kopelani.hatenablog.jp

 

(あとどうでもいいけど、最初の方は頼んでも無いのにやたらと収益報告するくせに途中で止めたりぼやかしたりするのなんでなん?収益が下がったから?気分?収益が下がったらカッコ悪いからってプライドの問題?)

 

もういっそのこと、あそこらへんの人間集めて「宗教団体フリーランス」って団体でも作ればいいのに。笑

 

 

ま、個人的な感想ですがその話題のブログ読んだときに思ったのが、バンドに例えると最近ギター買ったばっかの子が

 

「最近ギター教室に通いだして自信付いてきたから、明日からプロのギタリスト目指します!!」

 

って言ってるのと同じくらいの薄さだったというか。笑

 

ま、所詮文章なんで実際のとこ、本人の意思の強さがどうかは知らないですけど。

masa10xxxxxx.hatenablog.com

 

話が反れますが、この方は元記事の中で吹奏楽部での経験を書いているんですが、私も同じような経験があります。

私の場合挫折経験じゃないですけど。

私は小学生の頃ですが、管弦楽部に入っていて、死ぬほど怖い鬼顧問と毎日毎日、本当に毎日毎日毎日毎日みんなで地獄のような練習をした経験があります。笑

朝練を毎日やって(ほぼ強制)、昼練は自主ですがやって、夜練も遅くまでやって、楽器は持ち帰らされて(強制)、休日や夏休み、冬休みは朝7時半から夜まで練習しました。もちろん休日も楽器持ち帰り。

私たちも全国大会を目指していました。


・・・

 

私はバイオリンでしたが、一人一人みんなの前で弾かされる時間は本当に恐怖の時間。弾いたら睨まれるか怒られるかのどっちか。唯一睨まれも怒られもしなかったのはコンマスコンサートマスター:ファーストバイオリンの一番前の右の人。一番うまい)だけ。
部長とか毎日怒られて毎日号泣。

で、私たちのチームはコンクールで全国優勝しました。

mbawife.hateblo.jp

 

もしこれが、ブログで収入を稼いでいる人がほとんどいない、未踏の状態で「ブログで金儲けしてやるぜ!」みたいな事をあなたが言っているとしたら、それは凄いパイオニアだと思いますし、ああ、この人はそういう冒険的なことがやりたくてやったんだな、と理解することができます。この点において、プロブロガーとかブログ飯とかをスタートした人達ってのはやはり大したもんですよ。
  
でも、今はそうじゃないですよね? インターネットのあちこちに「ブログでお金儲け」「ブログで○万稼ぎました!」みたいな売り文句がペタペタ貼られているじゃないですか。そして「ブログでお金儲けをする方法」自体が有料コンテンツとして販売されてもいます。手垢のついた、ベタな方法ってわけですよ。
 
これって、「ブログでお金儲けをする方法」を喧伝している人が敷いたレールの上を、あなたはいいように走らされているってことじゃないですか。

 

・・・

 

世の中には、甘い儲け話で他人をそそのかして、時間やお金や人生を吸い取って栄養にする、食虫植物のような輩がたくさんいます。そういう輩が差し出した、いかにも甘美で特別そうにみえるレールは、たいてい、可能性と発展性に満ちているように飾り立てられていて、しかも自分の足で歩いているかのような錯覚を伴うものです。本当は、陳腐で、もう何人も先人が通った後の、痛みきったレールだったとしても、です。

 

・・・

 

まあ、若いうちは一度きりの選択や挑戦で成功しなければならない道理なんてどこにも無いんですから、たとえこの件で笑われたとしても再起のチャンスはまだまだあるでしょうし、もっと良さそうなレールを見つけたら起業に固執せずに乗り換えたって良いと思います。
 
でも、失敗してもただで転んではいけませんからね。選ぶと痛い目をみること・人間社会で生きるために必要なこと、そういったことをしっかり見定めて次のトライアルに繋げてください。何をやってもなにも学ばない人間には、改善した未来などありません。これは、起業家でも“普通”のサラリーマンでも同じはず。
 
インターネット上で「起業宣言」しちゃって、大勢の人が見つめてしまった以上、ともあれ全身全霊を傾けて、私達を見返すくらいの心持ちで挑戦してください。あなたが失敗したら、私はあなたを嘲笑しなければならないので、そうならないように頑張って欲しいと願います。

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

一読して爆笑し、二回目読んでみて真顔になり、三度読んで渋々今日の更新で取り上げることにした。

 

・・・

 

大学はねぇ、ぶらぶらと遊ぶことの貴重さを学ぶべき所だよ。1流大学じゃなきゃ駄目だとバカにする奴もいるけど、そいつは学歴コンプを拗らせているだけの意識高い系バカだ。なんというかね、モラトリアムの重要性ってやつがあると思うんだよ。大学生の4年間に仲間を作って酒飲んでバカやって遊ぶって事が後々になって貴重な人生の時間だったと思い返す事があるんだ。無論、大学の講義で学ぶこともある。レールの敷かれた人生だとバカにするかもしれないけど、体系付けられた学問を自分から望んで学べる時期ってのは社会人になってからは無理だ。資格だとかプログラミングみたいな瑣末な知識は社会人やりながらでも学べるが、それが歴史的にどんな位置付けをされている学問かと先達に教わることが出来る機会は学生のうちだ。

yuki-2021.hatenablog.com

 

安くない学費を払って、半年の学習の集大成としてのテストが過去問を見れば9割以上の点数がとれる。学費を払う親と学生を馬鹿にしている、なめているとしか思えません。学びを基盤とする大学の一意性を、大学自身が踏みにじっています。これは偏差値が低い大学に限った話ではなく、決して高くはないですが僕が通っていた偏差値65程の大学でも、往々にして起こっていることです。


こうした憂いのもと、自分で学べると思ったのも、大学を辞めた理由の1つです。

www.ikashiya.com

 

でも、家庭を持つと、

いろいろなリスクを考えてしまうから、

すごい勢いを感じる部分(やるぜ〜!!)ってことに感しては、

羨ましいなと思うし、

何より挑戦するということは、素晴らしいことだと思います。

 

今後やっていく事業にあまり興味ないけど、

この石田さんが10年後どうなってるのかは気になります。

nantehida.hatenablog.com

 

この記事に対するツッコミとして、「まだ何で起業するか決めていないのに大学を辞める決断をするなんて早すぎる」「起業が目的化しているんじゃないか?」というものを多く見かけましたが、私はその点にはそうは思いませんでした。

 

というのも、あふれる起業家精神を持った人って、どんな事業内容だろうとどんな時勢だろうと、とにかく起業してしまう人の方が多いのだろうと思っているからです。要はブログ書くのと一緒で、それが好きで仕方ないから本人は息を吸うように起業しているんですよね。

www.smartstyle-blog.net

 

学校には毎日行っていたが、授業がバカバカしくて聞けなくなっていった。
決定的だったのは、4年生の先輩がまったく、コンピュータのことを知らないことだ。情報工学科の先輩である。


こりゃあダメだ、と思ったのである。四年も大学に通って専門教育を受けて、この程度の人間にしかなれないのなら、この大学の教育水準は自分に合ってないと思ったのだ。
 
あとでそれは間違いだったと気づくのだが、そのときは僕も若くてバカだったので、そういう間違った認識をずっと持っていた。

18歳の僕は既にプロのゲームプログラマーになっていて、いろいろな会社で働いていた。

それでも大学には通っていた。
僕は大学生という身分が気に入っていたからだ。
ただし、数学や情報系の授業は馬鹿馬鹿しいので出るのをやめた。

ろくにコードも書けないTAが計算機室で威張り散らしていて、特に僕は目の敵にされた。まあ明らかに僕の態度も相手を舐めきっていたように写ったのだろう。

唯一、大学で熱心に通ったのは、物理学実験という単位だ。
これは実際に重力加速度や空気の重さなどを測定する。

測定する机によって重力加速度は変化する。 
宇宙の法則と自分の生きる空間とがきちんと地続きであると認識した決定的な瞬間だった。

それでも単位をとるより仕事をするほうが面白くて、四年間通ったけど自分なりに論文を書いて発表したところで「そろそろモラトリアムはやめよう」と思って大学を中退することにした。四年間でも単位はほとんど取ってないので、別にもったいないことはなかった。

 

・・・

 

大学を中退する前に働き始めた外資系企業でそのまま働いた。僕は面倒事があったら大学に逃げ帰ることが出来ない自分を自覚することになった。学生だった頃は便利だった。逃げる場所がある。それがなくなってしまうと、もう目の前の仕事に集中するしかない。しかしそもそも目の前の仕事にどんな意味があるのか僕にはわからなかった。

 

・・・

 

しばらくして会社が軌道に乗ると、大学院の履修生にならないかと声をかけられ、受験して、再び大学に通うことになった。それを機に会社を大学の近くに引っ越して、通いやすくした。まだ社員が10人くらいしかいなかったから、そんな無茶もできたわけだ。28歳だった。

一度社会に出てから大学の授業を受けてみると、これがめっぽう面白い。

もちろん、教えてくれる先生方が素晴らしいのもあるんだけど、とにかく全ての授業がキラキラと輝いて見えた。僕にとって、大学の授業の価値は社会に出てみて初めて分かった。もう視野が狭くて生意気なだけのガキじゃない。世の中の酸いも甘いも経験した自分が、知の最先端に触れることで吸収できるものは多かった。

このとき受けた授業は全てが僕の宝物だ。そのとき助教として講義をしてくださった先生はそのあと電通大の教授になった。

このとき初めて、母校の授業の価値を理解していなかった自分を恥じた。
授業が無駄でバカバカしいなんてことはなかった。ただ、僕の方に準備ができてなかっただけなのだ。

大学を中退して起業を目指す。
いいんじゃない?と思う。

たぶんまだ準備ができてないんだ。それならそれで、視野を広げたらいいじゃない。


実は大学を中退して社会に出た人が再び大学に戻る話はそんなに珍しくない。
中退はしてないけどほとんど大学に行ってなかったという、チュンソフト中村光一さん(電通大OB)も、8年かけて夜間学部を卒業してる。

d.hatena.ne.jp

 

この前の就活失敗しまくった人もそうだけど、若いなぁと感じる。
今回の記事は11月まで公開を遅らせれば、新事業の知名度アップに使えたはずの記事である。
新事業の開始に合わせて書くするだけで知名度的にはロケットスタートを切れたはずなのに何故今公開しちゃうんだろう。

大学中退しました。
バズりました。
お小遣い入りました。

それで本当にいいのだろうか?

大学中退しました。
バズりました。
そのアクセスを新事業に生かして成長を加速させました。

というところまでは持って行かないでほんとうに大丈夫なのだろうか?
ビジネス上の打算があっての行動なのかが大変気になるところである。

hatena.fut573.com

 

肉を炒めたら野菜。

野菜を炒めたらルー。

そんなレシピに沿ってつくるのは当たり前。

それ以外の作り方は自分には関係ない違う世界の国のことだと思いつくってきました。

www.meadameada.net

 

 高校はけっこう偏差値が高かったんだけど、大学いくのダルかったから、卒業後は微妙なIT系の専門学校にいって時間つぶしてた。
IT系っつっても、俺は起業とかはまったく目指してなくて(今みたいにWebサービスとかスマホゲームのベンチャーみたいなわかりやすいモデルもなかったし)、言うのも恥ずかしいんだけど、漠然とゲーム関係のクリエイターのようなものか、つながりが変なんだけど作家みたいなものを目指してた。今は自分でもバカだなって思うし、むしろ意味分かんないぐらいなんだけど、とにかくそんな感じだった。
でも大した努力はしてなかったね。要は、面倒なことから逃げてただけ。そして努力から逃げるための言い訳として、「他のやつと同じように無難に大学行って就職するなんてダサい」みたいな妙な美学が自分のなかにあったんだよね。
その時のマインドは、けっこう↑のやつと似てるかもww
まあ似てないかも知れないけど、安易に↑のやつをバカにできない程度には痛々しい若者だった。
 
違うところがあるとすれば、もともと勉強はできるほうだったことと、周囲に埋もれるタイプではなかったことかなぁ。
ただそれも俺の場合は悪い方に出てたね。タチが悪いと自分でも思うんだけど、それなりに偏差値の高い高校を出てるから、心のどこかで専門学校の周りのやつらを見下してるところがあった。地元の専門学校だったから、俺の高校名を聞くとだいたいみんな知ってて、「えっ、その学校からなんでここに?」みたいなことを言われる状態。しょうもないけど、ちょっと数学っぽい話になったときとか、難しい漢字が出てきたときとか、俺しか分かる奴がいないみたいな場面がたまにある感じ。
そうすると自分がなんとなく、選ばれた人間みたいな感覚を持ってしまうんだよね。しかも、もともと小さい頃から「あいつは変わってる」みたいに言われることが多くて、要は個性的な少年だったこともあり、「俺はとにかく、何かで成功するはず」みたいなイメージを持っていた。
高校の同級生は、旧帝〜駅弁ぐらいまで幅はあったけど、まあふつうに大学に行ってて、たまに集まると俺は何をしてるんだという話になるわけだけど、「変な道に進んでるけど、俺はこれでいいんだ」みたいなことを語ってた気がする。
 
しかしその学校に入ってしばらく経つと、自分には特に目立った才能がないことがだんだんわかってきたのと、「努力から逃げているだけ」ってことにも気付いてきて、焦りを感じ始めたな。あの頃は苦しかった。同じ学校の、バカにしてた同級生がなんかのコンテストに入賞したというのを知ったり、同じくバカにしてた先輩がけっこういい会社に就職したと聞いたり。
 
それで俺の場合は、↑のブロガーのように起業とかをするのではなく、色々考えた結果、レールに乗り直す方向に行きました。
学校は中退して、受験勉強して大学に行くことに。さすがに私学に行くのは親に悪いと思って、実家から通える国立に行ったんだけど、専門学校の入学金とか授業料ってけっこう高かったから、親のスネはかなりかじった感がある。
 
んで大学に行ってみるとさ、これが思った以上に面白いわけ。
↑のブロガーは大学がつまらんと言ってるけど、俺の想像ではそれは偏差値の低いところに楽して入ったからであって、ほんとは大学ってけっこう凄いところなんだよね。いろんな専門の人がいるし、教授の中にはその分野では世界的に有名な人とかもいるわけ。
それに勉強って、やり始める前はダルいんだけど、やってみるとどんどん視界が広がってきて、あれも知りたいこれも知りたいってなるんだよね。
「レールに乗る」とかいうけど、一回乗ったら終わりじゃなくて、案外「乗り換え」のタイミングが何度もあるんだよ。そして大学に入った後のレールって、1番線から3番線みたいな狭い範囲じゃなくって、100本、1000本って単位であるから、ほんと自由だし、自分自身の工夫や努力やリスクテイクが試される世界だと思う。
さっき偏差値が低い大学をバカにしたけど、偏差値が低いところでもある程度以上まじめにやれば、似たようなもんだと思うわ。

anond.hatelabo.jp

 

ということで真剣に考えたアンサーがこちら。

 

やめとけ。

 

いや違うかな。

 

やりたいなら並行してやれ。

 

かな?

 

私は現在一応ブロガーですが、自分にブログが向いているかどうか、というのは片手間にやってみるだけで分かると思います。現在、パートタイマーで就業し、子育てをしつつのブログなわけですが、私は専業ブロガーは向いてないな、と感じています。

peticonbu.hatenablog.com

 

結局、どんなゴミ大学だろうと、「大卒」は「大卒」なんです。何も学んでいない頭におがくずしか入っていない学生だろうと、大学に通って卒業さえしていれば、「大卒」なんです。

 

私はこの制度は現代に許された「下剋上」だと思っています。だって、どんなアホ大学でも、卒業さえしていれば「大卒」学歴をゲットできるんですよ。

 

東大を卒業した人も、なんたらよくわからん名前の大学を出た人も、同じ「大卒」。偏差値がどれだけ違う人間であっても、同じ「大卒」。

 

これって、アホにとっては非常にありがたい制度なんですよ。


・・・


大学にいながらやりたいことを探したっていいですし、やりたいことを見つけたなら、大学に通いながらそれをやればいい。別に大学をやめなくたってできることはたくさんあります。というか、アホ大学だったら大学行く時間なんてほとんど無いんですから、大学やめなくてもできることばっかりです。理系のクソ忙しい大学なら別ですけどね。

method-of-pharmacist.hatenablog.com

 

私のように、ポンコツになってから自分のレールを作るのは、全くおすすめできない。
なぜなら、日本のセーフティネットは、ずっと同じ会社に勤め続けることを前提に作られているから、レールを外れた人の存在は想定しておらず、そういった人々の受け皿がないからだ。

だから、自分のレールを作りたいなら、やり直しがきく20代のうちが絶対いい。

nyaaat.hatenablog.com

 

人と違うことをするのにはやっぱり金がかかるんだよ.大量生産されていないものを買うのには金がかかるのと同様で,レールに乗るという大量生産された人生から逃れるにはもちろん金がかかるんだよ.あぁ,虚しい.お金ください.僕にレールを外れる,あるいは外れたレールから戻ってくる金をください.

siganaitohoho.hatenablog.jp

 

5月にこのブログを開設してからと数ヶ月が経ちましたが定期的に起業するとかブログで生活するとか自由になるって夢見がちな少女の様な記事を見かける様になりました。

 

僕も自分で仕事をするようになり10数年経ち率直な感想は頑張れよとしか思えません。

 

だって知らない人だし

 

可能性を感じてるのならやってみるのも悪くないですよ。

ぶっちゃけ起業すると言っても税務署に開業届だして屋号作ればその日から貴方は社長であり経営者です。

 

収入がなくてもすぐ社長。個人事業主になれちゃいます。


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起業すると言うことは自分と自分の家族を食わせる為に仕事をすることです。

起業する心意気は買います。尊重したいと思いますが、目的なく企画段階で大学を辞めてしまったらそれはただの無鉄砲です。

 

たとえ失敗してもその若さの失敗もいずれ良い経験となるでしょう。

頑張ってください。

 

起業したからって自由になれません。会社に縛られる不自由さは無くなりますがまた違った形で貴方を縛り付けるでしょう。

www.kyu7.com

 

我々おじさんおばさんの言う「起業は厳しい、半端な覚悟ならあきらめな」と言う場合の「起業の厳しさ」というのは、全ての責任を自分で負わなければいけない厳しさのことで、それは今後終身雇用が完全に崩壊して起業や転職があたりまえになったとしてもやっぱり同じように起業は厳しくあり続ける。

 

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これダメ絶対ーー!!

税理士ってのは儲けた金の税金分を計算する人であってお金の相談する人じゃないよ!!!

あなたが銀行から借金すれば税理士の儲けになるけど、あなたが借金を抱えて倒産してヤクザに殺されたって税理士は痛くもかゆくもないんだよ!私の悪徳セミナーに来た人で、数千万の借金抱えて倒産して闇金に追われて一家離散した人いっぱいいるよ!

起業すると一家離散とか普通に想定内だからね。あなたの考え無しの行動でお父さんやお母さんや兄弟が持ち家を売って毎月何百万の借金を返さなくちゃいけなくなる可能性だってあるんだよ。そして、それは社会のせいや先生や親のせいではなくて紛れも無くあなたの責任で、だれも助けてくれない。この重さ、ほんとうに分かってる??

 

・・・

 

大きな借金や社員を抱えることなく、次への糧にできる程度の規模の失敗で済むといいね。

 

とりあえず、借金だけはやめとけ。ぜったい返せないから。

そもそも自分で稼いだことすら無いのに借金返せるなんてさすがに思わないよね大丈夫だよね??

hedgehogx.hatenablog.com

 

個人的な話ですが、僕は10年前、受験戦争から離脱して海外の大学への進学を決心しました。これはレールから外れたことになっているのでしょうか。確かに進路指導の時間で担任から、部活の顧問から、そして親からさえも猛反対されました。大学には進学することには変わりないのに猛反対されたのです。

石田さんがおっしゃっていた、「高校→大学→就職→定年」の流れがレールだとしたら、レールの上だったのになぁと思ったのですが。面白いものです。


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僕の考え付いたレールの定義はこうです。

レール=前例がある進路。

 

例えば、僕にレールについて考るきっかけをくれた石田さん。石田さんがおっしゃっているレールとはマジョリティのことを指しているのかなと思います。彼の周囲にいる方たちが進んでいる進路のことですね。例えば、僕の通っていた高校は地元の普通高校で、国公立の大学進学を目指す学生が大半でした。この環境下でレール=マジョリティだとしたら僕はレールから外れることになります。

 

でもここからが面白いのです。僕にとっては留学という進路選択をとった後、留学について知れば知るほどインターネット上や身近な人に留学経験者が多く存在してたのです。彼らの話は非常に参考になり、留学の計画をスムーズに進めることができました。そしてアメリカの大学に進路決定し、いざ渡米したらそこには多くの日本人学生が僕と同じような進路計画でそこの大学に在籍しているわけです。そこで思ったわけです。僕はアメリカの正規留学というジャンルのレールにまんまと乗っかっただけだった、と。だって留学経験者の勝ちパターンに乗っかると留学を成功に持って行きやすくなりますもん。従って、僕はレールからは外れていなかったという結論に至るわけです。というか、ただレールを乗り換えただけだったと言った方が良いかもしれませんね。

www.blog-ialoha.com

 

僕自身が1社しか経験がないので、転職者の苦悩などは語れないのですが、会社にいるものとして中途で去る人の背中をかつての同僚がどう見ているかをお伝えしたい。

 

「残念」

「もったいない」

「ほかでやっていけないだろう」

 

これで9割を占めます。ほとんどの人はネガティブな印象を持つようです。

 

何というか、「抜け忍」を彷彿とさせる。別に地平の果てまで追いつめて彼岸の人にしてしまうような暴力的な意味ではなく、異端であり忌むべきものの烙印を押しているような気がするのです。

 

確かに、僕の中にも彼らに対して「残念」という気持ちは少なからずあります。「せっかく仲間だったのに」こんな非合理な感情を起こさせる力が世間にはあるのです。しかし、普段から転職してフリーランスを始める人々をインターネットの世界で見ていますから、会社勤めオンリーのガチガチサラリーマンよりは「新たな門出を祝いたい」という気持ち、「この会社じゃなくても人生やっていけるよ」という気持ちもある。だからネガティブな言葉は向けないようにしています。

 

思うに、日本は会社に入る=イエに入るという図式があるのでは。

 

イエに入ればお前はもう家族の一員だ、だから水臭いことを言わずにお付き合いしろ、だって家族なんだから。なに、抜ける!?そうか、お前は勘当だ、そんなやつは世間に出ても受け入れ先などないぞ、覚悟しろ!

 

こんな感じです。もちろん、抜けた先でも2度や3度イエを出た「根をはらない人」への当たりは本当に強くなる。会社を辞めることで、何か呪詛の類をかけられたような錯覚に陥るでしょう。これが日本のアニミズムなのかもしれません。

www.pojihiguma.com

 

だからフリーランスの人たちには、精神疾患持ちの方とか、アルコール依存症の方とかがめちゃくちゃ沢山います。今回、石田さんとの対談をこのメンヘラ.jp上でやろうと思ったのもそれが理由なんですね。フリーランスとメンヘラ、結構近い所にいるぞ、と。心の病気って予防が一番大事なので、フリーランスを目指す若い人たちには、そのリスクがあることを知っておいてほしかったんです。

石田さん
なるほど…。

わかり手
石田さんの「自分で自分の人生を選びたい」というお気持ちは、まぁ僕も近いとこあるのですごくわかります。
ですがその先にあるリスクも知った上で、注意しつつ、足元に気を付けつつフリーランスという獣道を歩いてほしいんですよ。今回みたいにネット中から批判の十字砲火を浴びるタイミングと、具合が悪い時期のタイミングが重なると、結構ヤバいですよ。フリーランス、自殺するひとめちゃくちゃ多いんで。

石田さん
…まだ実感はできないです。そういうこともあるのかな、という感じです。
今は「楽しい」という気持ちでいっぱいなので。ただお話はたぶん覚えておきます。

menhera.jp

 

おそらく、ここまでのコメントがついたのは、彼の発言の

「どこかで聞いたことがある感」

ここに尽きるのかなと思っています。

 

 

例えば、「世界に一つだけの花」が流行した1年後。居酒屋で友人が「俺さ、やっぱり皆がそれぞれオンリー1だと思うんだ。」と真面目な顔をして話し始めたとしたら、

「は?」

「それSMAPのでしょ」

「てか、遅くない?」

「今更何言ってんの?」

と総ツッコミに合うはず。

 

そこに主張の是非は関係ありません。

「古い」という理由だけで馬鹿にされるわけです。

 

もっと言えば、

「こいつがどこの誰に影響されたかだいたい分かる。」

「そして自分はこいつよりも前にその影響元を突き止めている。」

「こいつの持っている意見の底が知れた」

というのが大きな理由。

www.mizutanikengo.com

 

今、彼が話題になっているけど、みんなは彼が底辺に落ちることを望んでいるんでしょ?

 

彼の行動を批判したり、擁護したり、便乗(笑)したりしてるけど、別に彼がどうなろうと知らないし、しいて言えば、失敗して底辺に落ちることを望んでいるでしょ?

 

だって、そっちの方が面白いじゃん(笑)

 

今まで、何も考えずに生きてきた彼がいきなり大学やめて起業するとか面白いじゃん。

 

それに関してみんなはああでもないこうでもないってグダグダコメントしてて(笑)

darkness1.hatenablog.com

 

若いうちのチャレンジは失敗しても十分挽回できます。世の中、浪人や留年している人もたくさんいるし、チャレンジした経験が後で生きてくるのなら、結果はどうであれ余程のことがない限りはプラスになるんじゃないかなと思っています。

仮に1~2年の間、実質ブランクのような状態になっても、就職が不利になろうとも、別に全てが終わるわけでは全然ありません。大学も行き直すことは可能ですし、チャレンジの中で勉学の意義が見つかるかもしれません。

せっかくチャレンジするのですから、自分の思うように頑張ってみて欲しいと思います。

for-happy-life.hatenablog.com

 

すごく個人的なことですが、挫折しても、これまでの経験から身に付いたスキルってなにかありますよね。そういう個々のスキルを必要としている場所にネットを介して全国規模で繋ぐ、というのが欲しいなあ、と願ってしまいます。

私も実際にいくつかそういう場所は見つけていますが、なにしろ基本が自由業なのと、まだまだ絶対的に注文がコンスタントに入ってこないというのが問題で、そこそこ毎月安定に近いような金額なんかとても稼げていない、というのが実情です。

「求められる場」があるはずなんだけど、うまくマッチングしないというのかな…。

haruusagi-kyo.hateblo.jp

 

人はみんな物事を善悪で判断しがちで、今回もどちらかの意見が多く目立ちます。それは悪い事ではないですが、僕はあくまで客観的に見てみたいです。

 

なので、僕は大学辞めて起業するのが良いのか悪いのかという事についてはどちらとも思いません。

 

ただ、今後石田さんがどうなるのかは興味があるし、僕的にも学ぶ事もあると思うので期待してます。

 

石田さんの成功体験や失敗体験は他の人から見てもいい勉強材料になると思います。

startup-yotsubu.hatenablog.com

 

小学校時代は、算数が得意で、筑駒って言う凄い中学に入りました。

でも中学だと、それが全然通用しませんでした。得意分野ならついていけるものの、苦手科目はお話にならず、下1割から2割の成績でした。このあたりで僕は悟ります。僕はそれなりに頭がいいけれども、トップクラスと戦えるほど、平均的に頭が良い人間ではない、ということを。

高2で肘を壊し野球部をやめ、パソコン研究会に頻繁に顔を出すようになります。といっても、そこではボードゲームや麻雀やパソコンのフリーゲームをしていて、ロクにプログラムを触っていませんでした。

ですが、高3の時、SuperConというチーム戦のプログラミングコンテストに、ほぼ人数合わせで参加することになりました。予選の問題をなぜか僕が解くことになり、書いたことのないC言語で必死に書いたところ、ちゃんと予選通過に成功。本戦でも6位に入賞することが出来ました。

このあたりで気づきます。「自分に向いてるのはこれだ!」と

chokudai.hatenablog.com

 

目の前の仕事が嫌だ。自由になりたいから、フリーランスや起業をする。

 

そんな気持ちで起業すると、途中で「いやな雑用や仕事ばかりだ」となる。

 

本業以外に、税理士に任せたとしても、ある程度は経営管理をしないといけないし、人間関係で悩んだり。


数え切れない雑務が襲ってくる。独立すると、「自由って何だろう」と真剣に考えるようになる。

 

自分の場合だと、起業をして、見積書や請求書を出す。会社員のときはやったことがなかったので、これだけの事でも、本当に知らなかったし、面倒くささを感じていた。

 

そんな些細な事がたくさんある。

www.it-souji.com

 

ですが、大学を中退して勤めたこともなく、会社組織に属したこともない人が上手く人を使いこなせるでしょうか?

私が学生時代のバイト先でこんな話を聞いた事があります。

よく食べに来店していた社長の会社が潰れた話でした。そこの社長は温厚で、飲食店の従業員にもやさしい人でした。

倒産した原因は、従業員が一斉に辞めたことでした。その中の一人が、会社を興し、従業員を皆、引き抜いていったのが原因でした。社長はオーナー社長で、会社を任せていたビジネスパートナーに裏切られたのです。

人を使う事、会社を経営する事、そしてそれを持続する事。

起業をする事は夢ではありません。そこには現実が存在します。


・・・

 

私は20数年、会社を経営してきました。その間、何社も起業し、何社も廃業に追い込まれた場面に出くわしてきました。

資金がショートしかけると銀行から見放され、友人知人、親兄弟まで借金をしまくり、果ては闇金までに手を付ける有様になります。

これを読んでいる人で、もうダメなのに友人や闇金に手を付けるようだから倒産するんだ、という意見があるかもしれません。

それは本当に追い込まれた事のない人間のセリフです。


・・・

 

300万円の借金のために自動車の車中で練炭自殺した人ー

借金はなかったが、経営が毎月苦しくて鬱病になり山奥で首を吊った人ー

1500万の負債で海に飛び込んだ社長

5000万の手形を落とせず、首を吊った同業者ー

仕事が減り、不眠症から突発的に首をナイフで刺し死んだ若社長ー

これは事実です。

引かれたレールとか自由とか感傷的な表現の先にある現実です。


・・・

 

私は起業する事を否定しているわけではありません。ただ、そこにある闇も知っていてほしいのです。そうすれば、起業して会社経営を進める上で、危険回避するための一つの道しるべになると思うからです。

blog.gatsby.site

 

ここまで話題になったのは大学を中退して起業する、というキーワードが強かったのだと思う。

ひかれたレールから降りて大学を中退して起業しまーすなどといれようものなら、

大卒は学歴という自分の最後の拠り所をコケにされたようで癪に障り
高卒はが自分行けなかった大学をあっさりとバカにして辞めるというコンプを掻き立てる、最高にセンスのあるコピーだったと思います。

ちなみに僕は人生をかけてやりたいことが見つかったなら大学なぞソッコーで辞めるべきだと思うので、辞めて正解だと思っています。


・・・

 

ブロガーで月収100万なんて嘘っぱちだ!誇大広告だ! 騙されてる!! なんて言いますけど、

だいたいF ラン大学とかだって車内広告に「世界に羽ばたけ! Fラン大学生!」 みたいなコピーをじゃんじゃん貼って実際卒業したところで世界に羽ばたく人材どころがフリーターとか地元のパチ屋とかスーパーくらいが関の山で世界に羽ばたけないのに、誇大広告も良いところじゃないですか? これが美容とかヘルスケアだったら速攻でJAROに通報ですよね?? 教育という名を借りた誇大広告でしょ。よくあんなの社会的にまかり通るよなぁと思いません? 

その上学費も日本の場合私立大学だと一流大学もFランも変わらなくないですか。教授も施設も全然質も違うのに。学費ってほとんど一緒ですよね? むしろ下手するとFランとかの方が高かったり。 

もちろんそれに見合うだけの投資があれば全然いいんですよ。
でも、大学の投資って結構バカにならないと思うんです。
単純に考えて、年間学費だけで100万円相当で4年間で400万近く。さらに大学に行かずに働いていた際に得られたであろう4年間の給与の機会損失が何も考えずにマックジョブしたと仮定しても年間250万円×4年で1000万ちかく、学生期間中の生活コストで月に15万前後として年200万円で800万近く。合計の投資相当額って約3000万円くらいですよね? まあいい大学行こうとしたら受験勉強の費用とかもあるわけで、下手したら4000万円くらいいくんじゃないですか。

大学を中退してまで起業なんて愚かだよねっていう意見を主張したいなら、シンプルに回答してあげたらいいんです。

いいか。私は3000万円投資した結果、いまのこのような素晴らしい人生を歩めているんだぞ? お前はこの生活を捨てようとしてるんだぞって。

かんたんじゃないですか??

18歳の学生が、えっそれは、すごい! そんな生活俺もしたい! プロブロガーなんてオワコン(笑)って言ったら終了な話だけなんですよね。

たぶんそうじゃないってことはその人の人生にそれだけの価値があるって思われてないんですよね笑 

3000万円かけた結果が、いい歳してはてなブラック企業がどうのこうの、安い給料がどうのこうのぐだぐた愚痴言ってなんの魅力もない人生に失敗したの惨めな社畜だよ!!! ってことじゃんね。

18歳でこれから投資するはずだった3000万円のリソースをどう使うかというのをきちんと考え直してリスタートするか、周りと同じようにレールに載ってなんも疑わず3000万円をかけて大学を卒業する価値を手に入れるかっていう問いに彼は前者を選んだんですよね。

だとしたら、彼のレールを降りるって決断はスーパー優秀だと思うんですよね。

昔の時代に比べたらいまって大学全入時代みたいな形で大学って供給過多なわけじゃないですか。さらにこのあと少子高齢化で相対的に大学の価値ってドンドン下落していきますよね?


・・・


それにしても、3000万円近い投資ですからね。その投資額を何か別のことに振り分けるとしたらこれは結構なインパクトありますよ?? だいたい行きたくもないFラン出たところで、こんな投資を得てまで手に入れるものが、冒頭にある通り、フリーターとか地元のパチ屋とかスーパーとかブラック企業とかだったら親御さんにすれば、それはそれで割りと大学辞めなくてもそれはそれで泣けるのでは?って思うのは私だけでしょうか・・・ それをぱぱっと4ヶ月で気づいて損切できるって周囲の世間体に流されず決断できるのは、只者じゃないです。


・・・

 

だとしたら、3000万の価値ってあるかっていうと、今となっては名前も思い出せないやる気のない大学の教授に数百万払うより、自分がその人の人となりや思考を熟慮して選択したブロガーとその理念に賛同した人とのコミュニティにしょせん数千円程度払っても、投資としては決して悪くないと思うんですよね。


・・・

 

事業計画が甘いとかマジでどうでもよくないですか? 

そもそも900億円稼いでも経費で901億円だったら失敗なわけで、月に売上20万円でも、経費10万円だったら、利益率50%じゃないですか。しかもまずかかるのって自分の人件費くらいでしょ。

若いし、固定費低いんで失敗ないですよ。しかも実家だったら、コストもかからないし超有利ですよ。だいたい「まずは実家を出るところから始めよう(ドヤァ」って、海外でもまずはガレージとかで起業じゃん!? なぜ最初は出来る限り固定費を押さえないといけないのにわざわざ実家から出て家を借りるの?

アメリカ「よし、やりたいことがあったから大学を辞めたぞ。まずは家のガレージで起業しよう。まだ何をするか決めてないけど、ここから世界を変えるプロダクトを作ろう。事業計画?そんなのを作って説明している時間があったらまずはプロダクトをつくればいいだろう。」「いいね!最高にクールだ全力で支援しよう。」

日本「大学を辞めて起業しよう。」「あいたたー はい、事業計画もないので失敗確定。まずは実家から出るところからはじめたら(笑)?」

 

だっせぇ国民性だなぁ・・・


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事業に成功しようって本気でやったことない人は、なんとかできることをやって金にしてやろうとうまくやろうと試行錯誤しているうちに発生する成長効果をしらないんですよね。

多くの成功者は口を揃えて失敗した方がいい、というのはなぜかわかりますか?

学生がシリコンバレー(笑)スティーブ・ジョブズ(笑)に看過されて、サービスやアプリをつくる、でも想定していたとおりにうまくいかなくて、結果として閉じることになる。あるあるですよね。

でも、その過程で、なんとかユーザーが伸びないかとかで必死になって調べたマーケティングの経験や、なんとかしてサービスを改善してやおう必死になってシステムを開発した知見はなくならずに残るわけです。それで飯が食えたりするわけです。


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人より多くのことに気づくこと、人より早く決断して行動ができることはひとつの天から授かった才覚です。

あなたのまえにはムゲンの可能性があります。でも同時にそれはただの可能性でしかありません。あとはあなた自身が挑戦して掴み取っていかないといけないんです。


人生は泣いても笑っても一度きりです。


できるできないではなく、やるかやらないかで世界を変えましょう。

tokunoriben.hatenablog.com

 

私は誹謗中傷、人格否定以外は特に問題ないと思うのですが、一つ聞いてみたいのが”いつの彼”に対してネガティブなコメントをしているのかということ。

 

大学を辞めた時の彼ですか?

 

でしたら、もういないかもしれませんよ。

 

もうすっかり起業家のマインド(脳と心)を身につけているかもしれませんし、数ヶ月以内に身につけるでしょう。

 

大学生活に違和感を感じて悶々としている彼ではないということです。

 

何が言いたいかというと、ある人、ある人の可能性を否定するということは事実上、不可能だということです。

 

もし本気で否定しようとすれば、その人が選択する可能性のあるすべての事柄をすべて論理的に否定しなければなりません。

 

そうでないと只の人格攻撃になってしまうでしょう。

coach-nakahara.com

 

だけど、今の日本に「レール」なんてないですよね?

 

あると思いたい人は大勢いるのだろうけど。

 

どんな職業だって先は見えません。シャープが倒産しそうだったり、三菱自動車に信じられない不正が発覚したり。どんなに大企業だろうと安心はできない。レールに乗ったと思っている人生だって、行き先は地獄かもしれない。

 

だとしたら人々はなぜここまでレールを外れようとする他人に対して、心配してくれるのでしょう。本当は自分のことで精一杯なはずなのに。

 

日本にレールなんてない今、それでも自分はお前よりも安全な場所にいるという優越感?それとも本当に心配してくれているだけ?

naze7000nanoka.hatenablog.com

 

結局、大学は学部だけで6年半も在籍することになるが、その期間で3つの法人(株式会社,その子会社,個人で経営している合同会社)を立ち上げた。全部合わせて5年間の企業活動としての税引前純利益は、2.8億円くらいにはなっている。広告だけでも4千万円くらいは売り上げていたが、ほとんどは事業や組織を作って、価値を高めてExitしたことである。1つはリクルートグループに事業譲渡し、もう1つは、東大在学中だった友人が創業してマザーズ上場も果たしたGunosyに、分社化させて立ち上げた30人のメディア企業である子会社株式を売却した。現在の自分はというと、まだヒットサービスを出せてない自己評価はウサギのフン以下の未熟者であり、早く年商100億円だったりとか、自分の子供心の野心を反映する一つの指針として、世界1億人が使うサービスを目指していきたい。今でも自己評価10段階中1のところに有る。

起業といっても、中小企業なのか、個人事業主なのか、流行りのスタートアップ形態なのか、リスクマネーを大量に注ぎ込むハイテク系ベンチャー企業なのか、社会的意義にミッションを寄せて世界の一部をより良くしたいのか、捉え方はぜんぜん違う。ブログで月商100万稼ぐのは正直、楽勝である。そして特にカッコよくはない。女の子にモテるかもしれないし、好きなものも買えるかもしれないけど、自分の魂は震えない。

ブログでもでもなんでも良いけれど、世の中の大抵のことは、夢中になればなんだって出来るはずだ。好きこそものの上手なれ、である。毎日、業績(個人収入)が上がることにモチベーションを感じていたら、そしてそれが中心に据えた課題であり続ければ、そりゃ稼げるようになる。無いセンスはスキルでも補えるが、センスや人格を築くこと、インスピレーションを得られる場所として、僕にとって大学というのは価値はあった。僕だって、個人で数十万円くらい稼いで、不労所得で人生楽勝じゃんみたいな時期が、中学生の頃にあった。でも、それは資本主義の中のアリのフンのようなもので、社会に遊ばれているだけに過ぎなかったんだと思う。アリのフンがどういうものか知らないけれど。自分が稼げるということは、その上流にいる誰かはもっと稼いでいるということである。

www.mocchiblog.com

 

あれだけ叩かれて「批判?そんなの無視無視!」なんてことはしてないんですよ。

Twitterとかでもメンタルやられてないように装ってたので、何だか批判コメントを全く気にしてないように見えたかもしれませんが、そんなこと全くないんです。

実はメンタルはかなり弱いタイプ。

当然、自信も失いそうにもなるし、無気力な気持ちにもなる。

「あ、人生終わったかも」
それくらいの気持ち。

でも、そうならない理由は簡単で「この選択は間違っていないのか」とずっと自分に問い続けてきて、それでも間違っていないと信じ続けていたので、何とか今でも自信を失わずに頑張り続けていられるんです。


・・・

 

メンタルやられずにいられる理由はそれだけじゃなくて、

ブログっていう誰でも見られる場所で宣言したおかげで、「頑張ってください!」という素直なメッセージもたくさん頂いた。

心の底から下した決断なら、リスクある行動でも応援してくれるんですよね。

メッセージだけじゃなく、スカイランドベンチャーズさんのオフィス(Hive)にも行かせてもらったりと!


・・・

 

批判が多い。いやほとんど批判。
だけれど、少なからず応援してくれる人も確かにいる。

本当にありがたい。

批判されて1番勘違いしてはいけないのが、「自分は何もできない」という絶望感を抱くことだと思ってます。

これで失敗したとしても、自分の可能性が全て消えるわけでもないし、この経験は絶対後から自分の力になる。

ということで、応援メッセージ待ってまーす!

www.ishidanohanashi.com

 

レールに沿ったつまらない人生と言うフレーズは全然新しくも何とも無くて、昔からよくあるセリフです。
にも関わらず、いまここに来て、この記事が大反響。
まあとにかくあちこちで批判記事やら応援記事やらを見かけます。
まあ批判記事が多いですけどね。
他人が自分で決めた人生なんだから自己責任だし、いちいち批判する必要も無いと思いますが、まあそう言う世の中なんでしょう。
つまり、実はうらやましいと思っている人も多いと思うんですよ。
でも、自分はそんなレールから外れる人生を送る勇気は無い。
せっかく入った大企業だから辞めたらもったいない。
会社にしがみつかないとおカネを稼げない。
でも仕事はホントは辞めたくて仕方が無い。
でもできない。
自分にできないことを石田さんはやったので、ひがむ。
うん、まあわかります。

思えばボクの人生なんて、何とネガティブなことか。


・・・


まあこのように、自分が絶対にこれをやりたい!と思ってやった進路なんて一度も選んだことが無いんですよ。

さっきの記事の石田さん。
彼は、レールに沿うのがイヤだから大学を辞めたと言っています。
つまり、何かをやりたいと言う強い気持ちでそちらに行ったのでは無く、何かから逃れるために行動した。
そう言う意味では若い頃のボクに似てるんですよね。
似てるだけに、必ず落とし穴が来ると思います。
ただし落とし穴は悪いモノではありません。
失敗を経験しない人の方がスキルは上がらないんです。
失敗をたくさん経験した人が強くなりますから。

とは言え、やはり、何かから逃れるために他を選ぶ人生では無く、絶対にこれがやりたいんからやる!と言う人生の方が良いのは間違いないです。
石田さんは、もし仮に、大学が楽しくて充実して有意義だったとしても、今の起業の道を選んだでしょうか。

www.b-chan.jp

 

私は某国内トップ大学の大学院まで出てしまいましたが、大学4ヶ月中退での起業には大賛成です。
特にレールを外れた方の性格や特性的に合っている道だと思います。
経済的に成功する可能性は十分高いでしょう。

もちろん、私自身は大学・大学院で学んだことは多かったですが、それがビジネスにて役立つかはあまり関係ないです。

ただ単に、金持ちになって自由に生きたいが目標だったらマジで大学に行く必要はないと思います。
なりたい職業(研究者とかなら大学必要。私もそれ目標だった。)があり、大学が必要であれば価値は充分あります。

まぁ、つまり目的によるということです。


・・・


まだ若いから大丈夫ですが、ある程度になってくると学歴で人を判断されるようなことが意外と多いことに気づくかもしれません。
自分はあまり気にしないほうだったのですが、驚くほど学歴見られてます。


・・・


どうせ目指すなら、ブロガーとかちっちゃいネットサービスの企業ではなく、スケールのでかい起業家を目指してほしいです。

スティーブ・ジョブズザッカーバーグも大学中退ですが、彼らは運を味方にする感性型と思っています。
レールを外れた方もそちらを目指すとよいでしょう。

一方、ジェフ・ベゾスイーロン・マスクはちゃんと大学出ていて、計画通りに着々と理想を実現している計算型と思います。
こちらはやはりある程度いろいろな教養がないとできない芸当ですね。

hiroppy.hateblo.jp

 

私はビジネスは語れません。でも、平凡な主婦として見ても、ビジネスって結局ブームではないか、と思うのです。

薄型テレビの失敗。破綻するレジャー施設。流行りのスイーツ。ガラケー衰退。人気芸人。サービス終了。
あらゆる商売が、うけなきゃ終わる。

それを常にアンテナをはって生きて行くということは、一個人ではなかなか難しい。
常に考え続けなくてはいけない。

でも、例えば売れるコンテンツを見たり、例えばブログを見ても、

「え、これがうけているの?」と思うことは結構あります。

要するに、なにが受けるのかわからない。
例えば自分の記事だって、予想外のものがうけていたり、その逆もしかり。

また、短期的にわっと人を驚かすことはできても、長期でそのコンテンツ勝負でやっていける価値があるかどうかは別でしょう。
まさにブログで儲けるなんて、すでに多くの人がチャレンジしていること。
簡単に成功すると思わない冷静さも必要です。

vt-maguna.hatenablog.com

 

色々な意見があると思いますが、僕は応援しています。

 

というのも、僕は現在19歳。

入った専門学校をすぐやめ、

現在自分もビジネスを自分から始めようと修行中の身だからです。

 

勝手に自分と重ねてしまうと、

応援したくなります。

 

 

会ったことのないひとでも、

刺激をもらえる。

インターネットは悪いことだらけではないですよね。

tatti.hatenablog.com

 

アメリカで仕事をするなら学歴は関係ないとよく言われますが、ぼくはこっちに来てまったく違うと感じました。

アメリカ人はまずどこに所属しているかを聞いてくるんですよね。

よく考えたら日本でも同じようなことが言えると思います。

 

やっぱり社会ってものは学歴が重要であることを否定はできません。

もしぼくがアメリカで大学中退してますって自己紹介したら、ただの浮浪者扱いです。(これ本当!休学が退学って間違って伝わった時に浮浪者扱いされたw)

イノベーションを成し遂げるような社会を逸脱した人になりたいのであればともかくとして、普通に社会の中で生きていくには学歴が重要です。


・・・


まあここまで色々書いてきましたが、石田君の場合はこれほど注目を浴びているので数ヶ月は安泰だと思います。

この数ヶ月の間に経験を積めるか、どんな人達と関われるかがカギとなってくるのではないでしょうか?

いやー批判コメントにも感謝した方がいいと思いますよ!!!

メンタルやられたなんて言ってる場合じゃないです。

自分の名前を売ってくれたのですから

もしこの記事が大したことない記事で終わっていたら…このことを考えれば寒気が走るんじゃないでしょうか。

 

大丈夫!!ここ数ヶ月はこの記事のおかげでたくさんの方が君にお会いしてくれるはず!!

だから、家にこもってないでとりあえず多くの人に会いながら経験を積むことをオススメします。

www.yoshidashuan.net

 

僕は教員になるために教育学部に行きました。

ですが、入学初日に教員になるのを辞めました。

 

当然皆教員の話ばかりするので教員になるつもりがない奴が

その話を聞いても面白くないし、全くもって話が合わない。

そして居心地が超悪い。

 

自分の居場所がなくなってしまった様な気分になりました。

目指すものが違うと話が合わなくなるのは当然のことです。

 

別の形で教育に携わりたいと思っていたので

辞めはしませんでしたが、辞めようかと本気で悩みました。

 

学生で起業の話をする人なんて一握りです。

遊びの話などが大半なので聞いても、何の生産性もない。

つまらなく感じてしまい、ここは自分の居場所ではないと

感じるようになると思います。

 

経営者の話を聞いている方がよっぽど為になるし、

学びが多いので面白い。

 

就職も考えてないだろうし、大学に行かずに自身を高める環境に

身を置いた方が絶対いいと思う。

www.ryota0616.com

 

それに、中退するために起業を決めたみたいでおかしい気がする。

 

・・・

 

大学生活は卒業までに前に何十人かは必ずやめてしまうのが現状。私の周りにもいつの間にか見なくなって、後になって退学していたと耳にしたということがありました。

経済的事情により通いたくても大学を辞めざるを得ない人もいますが、ただ単につまらなくて辞めてしまう人もいます。最初にかかった学費もなかなか大金です。

有名な話ですが、ホリエモンさんが東大を中退して起業した話がありますね。せっかくの東大を辞めてしまっても結果的に成功して、彼なりの人生を歩んでいる。

けれど、ホリエモンだったからこそ成功したのかもしれない。

coro56corone.hatenablog.com

 

 

この、「為したい事」というキーワードが、起業だったために、物凄く意識が高い感じになっちゃいました。Twitterとかを見ると「この人みたいに何かを為せる気がしない・・・」みたいなコメントもありました。 でも、そうじゃないんです。

ぶっちゃけ僕は、ほどほどにチートなスペックを持ってると自分では認識しています。でも、「何かを為す」ってのは、そういうのが必要なことじゃないんです。それについてちょっと語ってみようと思います。ちょっと低俗な話ですけど、ちゃんと真面目な話です。

 

・・・

 

前回僕が書いた記事だって、色んな目的がありました。

良い部分だけ言えば、「僕のこれまでの経緯を晒して、起業とはどういう風に考えるべきか、それを踏まえて、人生でどういう選択をしていくべきか、若い人に考えてほしい」って感じです。良い人ですね。

でもそれだけじゃなくって、「俺TUEEEしてちやほやされたい」とか「目立ちたい」とか「あわよくば可愛い女の子とかから相談とか受けてお話したい」とかありました。そういうもんなんです。そういう欲求を総合的に満たす行動は何か考えて、色々やってくわけです。

女の子の起業相談はありませんでした。そりゃそうだ。

chokudai.hatenablog.com

 

そうした中、大学生の時にたまたま見かけたコンビニのスタッフ募集の広告に惹かれ、応募しコンビニバイトを始めます。それは彼女にとって天職といってもいいものでした。なぜならコンビニはほぼすべての業務がマニュアル化されており、マニュアル通りにやれば何も問題なくこなせます。彼女は人としての感性が無いために日常生活に支障を来すことが多かったですが、マニュアルがあるコンビニでは迷うことなくきっちり仕事をこなせます。完璧なマニュアル人間として、彼女は仕事で活躍します。

 

そうして時は流れ、コンビニのアルバイトとして18年間勤務し、彼女は36歳になりました。20代の頃は周囲に溶け込み、何も問題なく過ごせたのが、36歳にもなると周囲の目が彼女の存在を再び奇異の目で見始めます。「いい年してアルバイトなんて」、「なんで結婚しないのかしら」と言った具合です。

 

・・・

 

この作品の言わんとする所は、周囲に迎合することなく、自分がしたいように、生きたいように生きればいい、ということだと感じました。作中で白羽が言っていますが、時代が進み、進歩しても人間の根本的な部分ははるか昔から変わっていません。異端者は迫害され、隅に追いやれれ、生きていくことが困難です。だから誰しも周りに合わせ、自分が周囲から浮いた存在とならないよう注意しながら生活し、世間体や人からの評価を気にしてしまいます。そんな人間の根本的な思考や習性を風刺した面白い作品でした。

気になった方は読んでみてください!

yoshihurabon.hatenablog.com

 

私が18歳のときなんて、大人の意見を目にすることもなかったから…今はいい時代です。私なんてもうすれっからしですから、Newspicksを見ても、「おじさんたち長文乙」としか思わないのですが、18歳でNewspicksを見ていたら、右見ても左見ても新しい価値観・大人の意見で新鮮だろうと思います。それだけで猛烈に嫉妬するというか、若さが羨ましい。

 

作りたいウェブサービスがあるらしくて、それが稚拙なものだったとしてもいいじゃないですか。大学を中退して起業した彼が、失敗して大学に入り直して、そのまま普通に就職したとしても、今やってることは無駄じゃない。それぐらい18歳の選択には価値がある。

彼もきっと、その後年を取り、普通のフリーランス、普通の中小企業経営者になっていくのかもしれない。サラリーマンに落ち着いてしまうのかもしれない。でも、18歳でここまで人生を考えて、なおかつ行動に移したことは、それだけで賞賛に値すると思うのです。

 

もう、若さってのは、それだけでまぶしくて、強烈な光を放っています。
私も18歳になりたいです。18歳で大学を中退してネットで炎上して、鮮烈なデビューを飾りたい。もううらやましくって仕方ないです。Twitterの「どこまでも青く」っていうのも良いですね。青春していて、最高に眩しいです。私にとっては、もう10代なんてのは漫画の中だけの話ですから…。

 

批判が大半だとしても、1400ブコメってのも立派だと思います。ブコメは1000取れれば、ライターとしてのセンスがあると聞いたことがありますから・・・

 

いしだくん、ファンになりましたので応援していきたいと思います。

toshitsu.hatenablog.com

 

200時間で、入る収入1万円ってもう完全に意味不明だし、アウトなわけです。

 

時給50円ってすき家以下だよ。完全に大赤字。やめたい。

 

結論、エロサイトは適法では簡単には儲からない

そもそもレッドオーシャンでサイト出しても普通に流入はない。
違法サイトの連中が幅を利かせている
アンテナサイトに登録したらOk!は魂を売る必要がある
アクセストレードしたらOK!は魂を以下同文
1クリック詐欺とかいれたらOK!は魂を以下同文

minicoohei.hatenablog.com

 

上記サイトのような、アフィリエイター四天王たちが狙うビッグワード・有望なキーワードでは、普通のアフィリエイターが生き残れない残酷な世界になってきました…。

 

つまり、アフィリエイト業界の動向としては、新規参入者にとっては非常に厳しく、さらにアフィリエイターの中でも勝者が寡占する傾向になりつつあります。

affiliate-bu.hatenablog.com

 

この人の場合、プロフ写真を見て
「あ、この人は何かヤル人だな」
と思いました。

直感で、ホントーに直感でしかありませんが。

それに周りがあれこれ言っても
もう、大学辞めちゃってるし。

某医療系専門学校に行ってる時に
精神科のドクターが実験的にやってたのは

「精神科疾患のある人の絵を(何ら事前情報なしに)シロウト複数人に見せて
その絵を見た直感でアレコレ考えてみる」

ってやつでした。

絵のテーマはたいてい「家族とわたし」。

んで、これがシロウトなのに

 

高い精度でビンゴなトラウマを当ててしまう

 

のです。

slowstudy.hatenablog.com

 

僕は大学を1年留年し、半年休学しました。

理由は、勉強や人間関係で鬱になってしまったからです(TT)


今は元気になって、前よりも成長したことを実感できましたが、
正直僕でも少し不安はありますw


復学することは決まったけど、うまくやっていく自信がない...
また今年もダメになってしまうんじゃないか...


今日はそんな不安を抱えた人に
僕が実際に実践したことをアドバイスできたらなと思います(^^)/

eternal-peace.hatenablog.jp

 

15:00に解放さる。今日はインターネットでおもしろい人がいたな。4か月で大学を中退し、企業しますという若者。「目的なく大学に行くのは無駄」ということをしきりに言っていた。しかし、目的をもって大学に行った人間でも、18の時に思いついたような目的や将来など4年もあれば簡単に変わるし、逆に目的なく行った人間が偶然運命的な目的を持つようになることもあるものだ(こんなこと全員知っているしわざわざ俺がここで言うようなことでもないのだが)。きっと彼も後々それに気づくことだと思うし、まだ18なのだから「アカンかった」となってもいくらでも軌道修正は効くだろう。基本的には。

しかし、彼の場合ブロガーのサロンに出入りしていたり、今回のエントリで盛大に宣言してしまった手前というのがあり、将来に過去(つまり現在)の決断や行動、人間関係に拘泥して判断が鈍ってしまうことがあるかもしれない。そうなると場合によっては取り返しのつかないこともあるだろう。引き際が重要だと思う。まぁこういうバカはどうせ失敗して取り返しのつかないことになっても「成長した」としか思わないんだから、幸せもんだ。なんかムカつくのでこういう連中には是非苦しんで欲しいのだが、我々としては無視するのが一番いいだろう。こういう連中はマルチと一緒で身内で食い合っているため、どんどんパイが内側に向けて小さくなっていく。外部からの需要がなければ自滅していくだろう。そういう意味では、こういう人間が出てくるたびに大注目を集めてしまうのは本当はよくないんだよね。まぁ面白いしなんか言いたくなっちゃうんだけどね。

berationalman.hatenablog.com

 

なるほど、良いんじゃないですか?

自分のやりたいようにやったほうが良いと思いますよ。

 

でも、今のまま起業するってとても難しいと僕は思います。

 

起業するって言ったって、何もなくない?

何かスキルがあるわけではないし、コネがあるわけでもない。

これでどうやってやっていくのか僕にはわからない。

 

起業するって何かアイデアがあったり、勝算があるからするんじゃないかと僕は思います。

何もないのに思い立ったから起業するって無茶なことだよ。

 

まずは会社に入ってそこで仕事のスキルを身につけて、それを武器に起業したり、仕事の経験を活かして起業するのが一般的なんじゃないかと思う。

 

僕が言いたいのは「普通の人生」というレールの上を進むことだって良いじゃないかということ。

 

彼の気持ちもわかる。

このままではつまらない人生だから変わりたいという若さ溢れるパワー。

でも、すごいパワーだとは感じない。

記事から読み取れる今までの生き方からすると、普通に決まったレールの上を進んだ方が良いんではないかと僕は思う。

 

彼の言う「レールに沿って生きる」というのは良い大学に入って、良い会社に就職することだと僕は認識しているのですが、それは別につまらない道だとは思いません。

 

僕は王道だと思います!

 

現在、終身雇用が崩壊していると言われていますが、それでも、良い大学に入って良い会社に就職することはまだ王道であると思います。

rakuniikirux.hatenablog.com

 

僕の学生時代は日経新聞をドヤ顔で読み、一日に3~4冊ビジネス書を速読して、重要なポイントをノートにまとめ、学生団体やNPO法人で重要なポストについて活動する傍らでサークルでもトップに立ち青春を謳歌していました。頭は良い方ではないのでたくさん努力しました。

うまくいったこと、うまくいかなかったこと、感動したこと、絶望したこといろいろありますが、どれも素晴らしい経験でした。

それから社会人として数年働いて起業という道を選びましたが、努力と幸運と素晴らしい出会いのおかげで、なんとかご飯をおいしく食べて、ブログも楽しく書かさせていただいています。

だから僕よりも若い時に決断し、起業の道を歩まれたことを大変喜ばしく感じております。

 

・・・

 

ブロガーを例として挙げさせていただきましたが、何をするにしても要は覚悟を決めて取り組むかという問題であり、その覚悟が本当かどうかについてはWeb上でも、直接会って何時間問答してももわからないことだと思います。アウトプットで評価されるしかありません。そういう世界です。

roll8.hatenablog.com

 

レールにも乗れない人が、レールに乗れる人に対して何ができるの、

レールから外れた人に対して何ができるの?

これです、大抵の人はレールに乗るか、そのレールから分岐を自分で作る。

レールが嫌だといってあぜ道を走り始めた人がレールの上を走ってきた人を上手に使って行けるの?

社長ってのは、人を上手に回して、その人に上手に人を回してもらって、その人に上手に人を回してもらって、の繰り返し、トップが回せないなら無理。レールに乗れる才能もないんだもん。

今まで何も考えてこなかった人が、思いつきで行動して、いい方向に転ぶのか?

blog.7oki.xyz

 

卒業まで待ったほうがいいとか、そんな当たり前なことを周りが言っても、もう聞く耳を持たないだろうし関わりがないからそういったことを書くつもりはないのですが。


もし、自分の子どもが同じような選択をしようとしたら

説得なんてしません。ワタシ自身も若かったときも一度決めてしまったらそうそう路線変更しなかったし。それは、その年齢で手に入れている情報だけを信じて判断してしまっているからなんですよ。そんな状況で正論を言っても聞く耳を持たないし、感情的になってもすれ違うだけすれ違って本質を議論できないのだから、時間をかけるだけ無駄です。

 

・・・

 

同じ価値観で評価する

世の中を生きていくための術というか、起業したら事業主として全責任を負って社会の中で関係性を持って生き抜かなくてはいけないわけで、そのための片鱗を味わってもらわなければならないのです。


これは言い換えるとどこまで起業に対して真剣に、四十六時間考えているかを問うことと同じです。


親として、もしワタシの子どもが同じように起業したいというなら、応援する方に回りたい。応援にあたっては無責任に応援するのではなく、投資対象として関わりたい。投資というと子どもの起業を金儲けと見るのかと思うかもしれないけれど、世の中での価値観は結局、お金で表現することが一番の共通言語であり、指標値なのです。


あとワタシ自身の勉強にもなるし。

d.hatena.ne.jp

 

個人的には「レールに沿ったつまらない人生」という手垢まみれの語彙を何のためらいもなく使ってしまっているあたり、ちょっと「むむむ…」となりますが、おもったことはそれくらい。

 

・・・

 

というわけで、こういう記事を燃やしたがる人のためのオススメ文学を紹介します。

www.waka-macha.com

 

…なんらかの精神疾患のために、「否応無しに人生のレール変更を余儀なくされた人たち」の場合、やはり私にも一番実感に近いものがありますね。

「レールの上を走れるのも立派な才能」という声もありましたし…。でも私なんかそもそもレールから外れた人生しか生きてないからなあ…。外れるのも、外れないのもそれなりの才能、って言うべき??(^_^;)

まあ、人生いつどこで、だれもが「不本意にレールから外れる」可能性はあるわけで、重病や事故もそうですが、精神疾患というのはかなり(もしかしたら一番)痛いダメージになるかもしれません。これもいつだれがかかるかはわかりませんし、他人事ではありません。

なんたって、うつ病でも双極性障害でも統合失調症でもそうだろうけど、とにかく気力のダウンはほとんど戻ってこないと仮定したほうがいい気がします。私みたいに半分以下とかそういうこともあるし…。重い人は何年も動けない場合もありますしね。

ま、これはいま健康なすべての人にも当てはまるリスクです。

彼の場合、まだ若いだけにもし失敗しても基礎体力があるから(これはイコール、メンタル面の体力ではありませんが)やりなおせる余裕はあるかもね、とは思います。

せっかくだから学生でも起業、っていうのでもいいとは思うんだけど…。自分自身以外に親兄弟や(いずれ社員とその家族の責任はできますが)取り立てて「背負うもの」がないというのが強みかなあ、と思いました。だからこそ動けるし、被害を受けても自分だけで済む、というのもね。

できれば何年か先で「こういうふうに成功しました」とかいう報告を読みたいものです(^_^;)

haruusagi-kyo.hateblo.jp

 

レールに沿うってどんなこと?

例えば歌舞伎のおうちだったり、親御さんがお医者さんで跡を継がなければならない、代々受け継いでいる畑や土地を、皇族・・・とか、世間には、生まれた時からレールが決まってる人たちがいます。

それは自分で敷いたレールではなく、生まれる前からもう敷かれてるの、レールが。生まれた瞬間から当たり前のようにその上をたどって生きていき、自分で新しくレールを敷き直すことはできないの。(やろうと思えばできるんだろうけど、たぶんできないんだろうなぁ)

 

・・・

 

君それ、全部自分でレール敷いてはりますやん。

akky.hatenadiary.jp

 

それって、「自分が感受性も社会適応能力もかけらもないゴミクズ無能すぎて大学と大学生活とその人間関係から何も学べないから何も分からないまま起業します」って宣言しているようなもんですよ?

 

せめて大学在学中に何かしらの分野で結果を出してから、とか、そういう条件を自分で課すことすらできないの? 何も成してないままただ肥大しきった自意識のまま自撮パシャってドヤ顔のアホ面晒すレベルの頭で起業してどうするの?

 

まあいいんだけど、はっきり言って大人はこういうクソガキのガチ妄想は全力で止めてあげるべきだけどはてなブロガーとかネット民って脳内に満開の芥子畑が咲いててガンギマリだから応援しちゃうんだろうな。

nikuq6262.hatenablog.com

 

だれが失敗したデータを出したいと思いますか?

ここに尽きるでしょう。

ネットにさまざまな情報を乗っけられている方は基本的には成功した方々です。

基本的にブログで金を稼ぐのに原資は要りません。

だからこそ圧倒的に多い母数の方が手をつけるんですね。

母数が多いからこそ成功された方も多い。

だからこそ皆が成功するんじゃないか錯覚してしまったりするんですよね。

 

・・・


と、言うかそもそも

これだけ一部界隈で注目を集めただけでも彼の勝利でしょう。

彼のブログは一躍有名になりましたから。

ブログって言うのは知名度を争うようなところがありますから。

だからこそ11月に起業予定というのは惜しい。

今すぐ起業できればかなり人が注目してくれるのに。

logp.hatenablog.jp

 

僕の兄が大学で体育会系の部活に入ってたこともあり、勉強など全くしてこずスポーツ推薦で大学に入り大学で活躍はするが、卒業ができなくて内定もなくなり大変な人生を歩いているという話とかも聞いてきました。

 

彼がまだ事業計画を立てていないという点では大丈夫なのかなと疑問に思います。

 

ただ、ネットが発達して個人が多く活躍する今に、18歳で大きな失敗をしたことがマイナスになるとは思えません。

 

どの業種が求めているかはわかりかねますが、そういった人材がほしい会社が出てくると思います。

 

ネットがなかったころとは違いリカバリーがしやすいと思います。

rupizul.hatenablog.jp

 

「ハイリスク、ハイリターン」を求めてる人に、「ハイリスクだからやめとけ」ってなんか説得力ないよね。

 

学生しながら起業してる人より少なくとも真剣な気がする。

 

「動いた」人に対して、「動けない理由」とか「動くべきではない理由」を説くのもなんかズレてるなあ。

 

若いからこそ「とりあえず動いてみた」でいいんじゃないの?

 

最悪、失敗して大学受けなおして、「2年間起業に挑戦してました」って言っても、「留年してました」って人より遥かにましだし、全然プラスでしょ。

・・・

自分の身の回りに起業or自営業を始めた人が数名いますが、半数以上は成功(サラリーマンの平均収入以上は得られている)してますし、残りも暮らしに困るほどは失敗してないってのも起業がプラスイメージになってるのかもしれない。

re-creation.hatenablog.com

 

いや〜大学中退ネタって言ったらもうしゃしゃり出るしかないでしょ。

私もね〜中退しました。

 

履歴書に「東邦大学医学部医学科 中退」って書いてたんですけどね、それを友達に「それは中途退学って書かないとだめだよ!」って言われたことが妙に印象的でたまに思い出す。どっちでもよくない?(知らないけど)


・・・


かなり逃げるように中退したので上記のおふたりのように「新しい未来に向かって行くぜイエーイ!!」とか「学ぶのも働くのもやーめっぴ!」みたいな思い切りの良さは一切なかったなあ。

 

私は両親の優しさで結局別の大学を卒業したのですが今は結局フリーランスなので結果的には卒業自体はさほど意味を持ちませんでした。

 

 

中退っていうと多少字面のインパクトがあるけど、中途退学したというより進路(というか人生の方針)を変えたと言う方がニュアンス的には正確じゃないですか?

 

だって習い事やめるとか他業界に転職するとかはよくあることなのに、大学を途中でやめることが妙に「中退」っていう言葉のせいでおおごとになっている気がする。

 

もちろん入学金や授業料を親に援助してもらっていることを考えたらおおごとですけど、それはそれであって、本質的な部分じゃないですよね。

 

 

改めて言うようなことじゃないですけど、少なくとも中退って、「中退したから人生詰む」とか、「中退して起業したら人生が有意義になる」とかいう性質のものじゃないですよね。(別に上記のおふたりがそういう主旨で話をしていたとは思っていないのですが、一例として)

 

人生の方針を変えた結果中退するのであって、中退した結果人生が変わったというわけじゃないかなと。

 

 

ま、どっちでもいいか。そんなことよりもう少し寒くなったらどんぐり集めて冬眠しなきゃ。

nyoki2.hateblo.jp

 

と批判してみたが、正直これは僕の嫉妬だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログを読んで「すげえ!」って僕は思った。

やるじゃん。

どんどん挑戦してくれ、自分よりも若い人たちがこうして挑戦していくのを見ると、僕も勇気がもらえる。

失敗を恐れないというのは、若者の特権だ。

批判する奴は(僕も含めて)放っておけばいい。

 

やらずに後悔するよりなら、やって後悔した方がいい。

自分の好きな道を行っても、誰かと同じ道を行っても、どのみち誰かが批判してくるのには変わりはない。

だから好きに生きたらいい。

 

大学生なんて、大学のアンニュイな雰囲気にのまれて堕落していくやつが多いのに、しっかりと自分をもって決断できたのはえらい。

流されないって難しい。

大人でもできている奴は少ない。

 

大学は後から入り直せる。

僕の友達も26で大学に入って30で就職したし、失敗してやり直すにしても別に問題ない。

そんな奴もちらほらいるのが大学だ。

どうしてもやりたいことがあるなら、情熱が消えないうちにチャレンジした方がいい。

 

30代になって失敗するリスクと10代で失敗するリスクを比較したら、早いうちに失敗する方がリスクは少ない。

失敗したとしてもそこでの学びは大きいし、絶対に次に繋がる。

だから、怖がらずにどんどんやるべきだ。

 

彼のブログを読んで、自分が大学1年生のときを思い返してみた。

僕は「大学つまんねえなあ」って思いながらもダラダラ大学を続けて、結局そのまま卒業。

自分なりの夢は持っていたけど、「大学を止めてまで頑張ろう」という踏ん切りはつかなかった。

親を説得してまで、自分の好きな道を行こうとするだけの情熱も勇気も無かった。

それに比べたら、この中退起業家は肝っ玉が据わっている。

 

もし僕も大学1年生に戻ってやり直せるとしたら、間違いなく大学を止めていると思う。

僕は大学に行って学んだことが多い。

だから後悔はしていないが、「違う道もあったんじゃないか」という思いは常に頭の片隅にある。

 

彼は正しい選択をした。

 

後はどれだけ本気か、が大事だ。

本気じゃなかったら1年後には再受験してそうw

dorayakimon.hatenablog.com

 

その他の記事も「嘲り系」「親目線系」などなど、小馬鹿にしたトーンが大勢を占めてる。

一番スター集めてる「40年前なら〜」のコメは案の定勘違いで、別にいしだ君は「ブログ飯をする」ために大学やめたわけじゃねえから。事実誤認で袋叩きってはてな民的には最も恥辱とするところなんじゃねえの?

 

だいたい、この「大学中退起業野郎いしだ君」の記事をみて、直情的なコメントしてる人たちって、もうその時点で「いしだ君に精神的に負けている」と思う。

普通に人生を生きている人だったら、そんな攻撃的なコメントわざわざブクマしてまでしないもんね。

でも結局、無謀な若者を出汁にするつもりが逆に出汁にされて今やいしだ君は大フィーバー。全く、いいようにされちゃってさ。


・・・


もちろん僕は、いしだ君を全面的に肯定したい。

 

何と言っても、僕はいわゆる「レールを踏み外した」側の人間だ。

そこそこの高校に進学して、都内のそこそこの大学に就職して、友達も困らないくらいはいて、一部上場企業にも就職できた。

で、つい数年前まで「こんな僕が真面目に社会人できるなんて人生甘いなあ」

と思ってたんだけどやっぱり甘かった。

新卒で入った上場企業の勤務のハードさに嫌気がさして(ついていけず)転職、その後「逃げ癖」がついて職を変えること数回。

その間、対人コミュケーション能力の致命的な不足と漠然とした生きづらさからギャンブルに手を出し、特に抵抗もなく借金を重ね、その後はおきまりの自堕落型転落コース。

いつの間にか、実家暮らし、彼女なし、低年収かつ任意整理中のアラサー男と成り果ててしまったわけだ。

 

今も人生からも半分は降りているけれど、完全に降りるのには先が長すぎて日々じっと手を見ているだけで穀を潰す日々。

 

まさに完全な「負け犬」として生きている。

 

でもだからこそ(皮肉じゃなくて)純粋にいしだ君を応援したいのだ。

 

いしだ君は僕にはできなかったことやった。しかも未成年で。

もう、それだけで5億点あげたい。

リスクヘッジガー?

この若さこそ最大のリスクヘッジじゃないか。40超えてこの考えに至った方がよっぽどやばいぜ。

 

そしてなにより、応援はすれど「叩かない」ことは負け犬として最低限の矜持だと僕は思っている。

もう負けてしまったのだ。新たな挑戦者の批判をしてはならないし、する権利も無い。

もしここで勝ち馬に乗るが如くいしだ君を叩いてしまったら、僕はもう犬ですら無い、ただただ恨みつらみを言い続ける餓鬼に堕ちてしまうだろう。

 

いしだ君のブクマコメや彼に言及したブログをよく見ると、ちらほらそんな「餓鬼」が混じっているような気がする。

いしだ君には、そういう迷惑な輩に惑わされることなく精いっぱい頑張ってほしい。

www.arihuretajiken.com

 

何度かここでお話していますが、私の親は自営業です。元々は会社員をやっており、営業と技術を両方とも経験しコツコツと下積みを行いました。そして、その業界の1級の国家資格を異例の若さで取得し、自ら事務所を開設しました。

今は取引先から指名をもらうほどになり、ある程度は生活基盤が安定するようになりました。

しかし、社会の景気動向は個人の努力とは無関係にうねるのです。一時期は収入0円が何ヶ月も続くなんてこともありました。

その時の父親は、”人間”でなくなっていました。明らかに”動物”になっていたと思います。今でこそ心療内科なんてものがありますが、昔は鬱病などの精神病は受け入れられるような社会ではありませんでした。父は突然に泣き出したり、わめき散らしたり、心の制御が利かなくなった時がありました。ギリギリ家族へのDVはありませんでした。彼の中での最後の一線だったのでしょう。そこを超えたら自分が崩壊してしまうと。何のために働いているのか意味が分からなくなってしまうと・・・

この頃、私は中学生で「人間とは脆い。人はいとも簡単に人間でなくなる。」と感じました。父親の凄いところは、その状態を自らの力で立て直したところです。凄まじい精神力です。それを懸命に支えた母親もまた偉大でした。


・・・


別段、不幸自慢がしたいわけではありません。ですが、他人の不幸を聞くと心の中で「俺の人生と代わってみろ。なぁ!代わってみろよ!!」と思ってしまう醜い自分がいることも事実です。


・・・


その学年の首席と友達になればいいじゃないですか。私も大学生の頃、同学年の成績No1とNo2と仲良くしていましたが、彼らの思考スピード及び発想力は桁違いでした。私のような凡人には理解出来ない。そして、彼らは教授からスカウトされ在学中から、教授が立ち上げたベンチャー企業の社員として働いたりしていました。

そんな彼らですら、自ら起業するという選択はしなかったのです。それぞれ、有名な大企業に就職しました。

ある時、ベンチャー企業での苦労話を聞いたことがあります。深くまでは聞けませんでしたが、求められるレベルが尋常じゃないらしく、時間が足りないと言っていました。見るからに疲れきっていましたね(汗)

www.milkmemo.com

 

レールに沿ってるのがつまらないのではく、お前の人生が単純につまらなかっただけなのでレールに当たらないでくださいね。今度はいいレールに乗れるといいですね。

kamech.hatenablog.com

 

かつて、私はタイトルの条件が満たされた場所で働いていました。

その業界で名を知らない人はいない大企業の総合職で、海外勤務も、全国転勤もある職場でした。

一方で、

現在は海外勤務なし、全国転勤なし、規模でいえば中小企業の代表のような私立学校で、教員というプチ?専門職として働いています。

人によっては、「教員はブラック」と捉えることもあるでしょう。

 

では、なぜ私が今の職場を選んだか。


・・・


就職活動では、勉学もさることながら、学生時代の諸活動や、バイタリティを買っていただいたと思っています。

ある程度、やりたいことも絞り込め、自分なりの軸(と呼ばれる何か)も持っていました。正直言って、幸いなことに就活でめちゃめちゃ苦労することはありませんでした。

 

でも、今思えば、自分の中の「あこがれ」から逃げきれていなかったように思います。

特に、私は経済的に決して裕福な環境ではなかったので、就職することで、親を安心させたいという思いや、奨学金の返済を不安視しなくてよい、という思いがありました。

 

よって、何にあこがれたか、というと、「立派な就職」なのです。


・・・


やりたいこと、将来のビジョンはあったものの、それよりも大きく自分の意思決定に影響を及ぼしていたのが、「条件」であり、その条件への「あこがれ」を捨てられませんでした。

先日書いたmanaveeの記事でも紹介しましたが、苦労して、大学に進学したと思う気持が強いほど、世間のいう「立派な就職」から逃れられなかったと今は思います。


・・・

 

そんな私が企業で働き始め、それなりに仕事を頑張る毎日でした。

転勤も経験しました。噂には聞いていたけど、全国転勤ってこういうことか!と痛感しました。

「家を買ったら飛ばされる」と笑っていた上司が本当に飛ばされたり、子供が3人いても関係なく地方へ飛ばされる先輩がいたり。(私はもう転勤したくないです笑)

 

どこにいっても、上手くいかないことは多々あれど、新規事業の立ち上げに関わらせてもらったり、全社のビジネスアイディアコンテストで入賞したり、機会には恵まれていました。

 

でも、ある日寝る前にふと思ったのです。

「もし今死んでも、あ~いい人生だったと言えるか?」と。

(これを思わせた私のバイブルとなった書籍についてはまた紹介させてください。)

その時の自分の答えは、NOでした。

 

規模の大きい会社で、仕事をすることが幸せなのではなくて、

自分のやりたいことをまっすぐにやりきることが幸せだろうと思いました。

それが、私にとっては、現場で1人のために向き合う教員という職でした。

運よく転職を果たすことができましたが、本当によかったと思っています。


○自分にとっての幸せとは何だろうか

就活時にこれがわかっていなくてもいいと思いますが、

早めに気付けたらよいと私は思っています。

yacchaesensei.hatenablog.com

 

“レールの上を走るだけなんて嫌だ!”は結構なんだけど、それはそれでリスキーな選択ではあるだろう、と覚悟してるのかな。ただレールの上を走るなら面白くもなかろうが、血反吐を吐くほどありったけ加速して、今はブースターかカタパルトに乗っかってるくらいに考えられるなら、レールの上も、あんまり悪くはないもんだと、おっちゃんは思うがね。よしんば脱線しても、人生は列車とは違う、存外別の路線が待ってたりするものだ。…生きてさえいれば、な。

d.hatena.ne.jp

 

さて、私がブログを始めようと思ったきっかけは、ズバリ就活の失敗にあります。

失敗といっても、「希望するところにいけなかった」や「ブラック企業にいくことになった」なんて中途半端なものではありません。今現在、内々定および内定が一個もないのです。いわゆるNNTです。

自分で書くのもなんですが、学歴は十分あるため、WebテストやESは通るのですが、面接になるとまるでダメで、箸にも棒にも掛からない有様です。

そして、面接に落ち続けた結果、ある日プツリと切れてしまいました。

「もう就活なんてやってらんねー」

メディアでは、「私は100社落ちました。」といった話を聞きますので、それと比べれば、自分は20社程度しか受けておらず、メンタルが弱いと言われればそれまでです。

でもやる気がしないのだから仕方がありません。


・・・


自分はこの人とは違い、レールから外れざるを得なかった人です。

どうせできやしないので、「起業します!!」とも宣言しません。

一方、幸いにして現代は就職、起業以外にも道は豊富にあるような気がします。もう一つ幸いなことに、ここ日本ではそうそう死ぬような事態には陥りません。

この2つの幸福にもたれ掛かって、あと数年は適当にこれからの生き方を模索していこうかなと思っています。その手始めとしてのブログとさせていただきます。


・・・


実力で評価しないところ

なーにがコミュ力だ。Oね。コミュ力のある凡人だけが集まって仕事ができるのか?

このまま訳のわからない採用活動を続けて、日本企業、経済が衰退していけばいいんだ。

お前は実力があるのかと訊かれれば、わからないとしか答えられないが、それで落とされるならまだ納得がいきます。

文系に就活で負けるところ

完全に私怨だが、間違えて忙しい理系学部に入ってしまって、研究職につきたくないとなっても、研究室で忙しく就活対策が十分にできず、文系や暇な理系大学生に就活で負けるのが気にくわない。

文系の4年生なんて週1コマのゼミくらいしかない。ふざけんな。こちとら、毎日研究室に行かざるを得ないんだが。

simulacran.hatenablog.com

 

例えば、3年間という期間があって、

その中で「3年続ける」経験は1回しかできません。

でも「新しいことを始める」チャンスは365日×3年あります。

 

問題なのはその「新しいこと」に制限がある場合。

本当にルールとして年齢制限があるものは迷いの種です。でも、「若いうちが」「今しか」・・・そう勝手に思い込んでいるだけのことも多いのも事実です。

 

 

私の周りにも学生時代に辞めた人、仕事を辞めて職を変えた人、もちろんいます。その人自身の人生なので、最後に決めるのは自分です。たぶん中退した彼は、辞めたことで精神的に良い方向に変わってはいて、言ってしまえばまだ自己満足かなと思います。それがどこで変わるかってやっぱり世間に成功を認められた時です。全ては「経験」として称えられます。

 

私は今、続けることで、凄い目新しいことがある訳じゃないけれど、それでもジワジワと今の仕事が好きだなぁと思う機会が増えています。でも、元来恥ずかしがりだし、友達からの電話もメールで何?と返すような人間です。それが接客の仕事をして、良いお客さんに出会う度に、間違いじゃなかったなと思えてるのです。だから私、今は○年間に1回しか経験できない「続ける」ことを選びたいと思って過ごしています。

lifesun.hatenablog.com

 

石田さんのブログを見ていると、どこかフワーっとしたものを感じますけど、頑張ってほしいとは思います。大学中退って企業に就職する時には、大卒と比べると不利になるけど、自分のその分頑張れば良いと思いますから。何事も自分次第なんで、気合を入れるしかない。リスクを取って、将来稼ぎたい、やりたいことをしたいのであれば大いに結構ですし、他人との差別化になるのでやるなら本気で、というか本気でやらないと絶対に失敗しますから。適当にビジネスできるほど現実は甘くないわけで。適当に仕事をして稼げるのは、強烈な強味のある商品を扱っているか、絶大な資産があるか、ひたすら楽をするために地獄のような努力をするしかないので、やるなら徹底的に。僕としては、他の大学生にマネはしてほしくはない。マネしても成功できるのは1%ぐらいでしょうから。大抵の場合はしんどくて、やる気がなくなって辞めてしまうでしょう。どんな仕事でも最初は地味な作業から始まるので、泥臭い作業が一番最初に待っています。その地獄を乗り越えてこそのビジネスであるので、やる気がない、カッコいい仕事だけしたいから大学中退してやりたいことをするという意見には僕は反対です。

naotosan.hatenablog.com

 

上記のブログを読んで、僕の率直な感想は「単純に羨ましい」でした。

ブログのコメントにも多く残っているように、「高校時代の部活で挫折した話」とか「レールに乗るのが嫌だ」という話とか、大人から見たら「甘いこと言ってんなー」という感想を持つのもわかります。起業自体が目的になってるのもわかるし、わざわざ大学辞めなくても休学しながら起業したらいいんでね?っていうのも分かります。

 

ただ18歳なんですよね、この方。18歳で自分の写真をwebに載せて自分の考えを発信して、そして起業するって単純にすごいなって思います。5年間事業やってみて失敗したとしてもまだ23歳です。その時点で「やっぱ起業って大変だな、就職するか」ってなった時に、余裕で就職できるんじゃないですかね。だから今後の人生の足枷になるような失敗をしない限り、ほぼリスクないと思いますね。お金がほんとに亡くなったら自己破産してもいいわけだし、生活保護に頼ってもいい。自分の息子であっても応援すると思います。

 

ただし成功者は学歴が高い人の方が多いということは認識しておいた方が良いかなーと思ってしまいました。頑張れるべき時に集中して頑張れる能力が備わっていることの証明にもなりますしね。ホリエモンも中退しているけど東大だし、イケハヤさんも早稲田ですから。なんとなく一発逆転系の発想のような気がしてそこが心配です。トレーディングでも損失後に、その損失を取り返そうと大きく張ったときほど確実に負けます。

trade-and-develop.hatenablog.com

 

僕はこの「大学生は勉強してろ」に関しては賛成半分・反対半分です。


・・・


大学1年、2年の夏休みなんてまるまる2ヶ月。春休みも合わせたら4ヶ月。高校みたいに宿題もない。

普通の授業のある期間でも、空きコマがあったり授業後があったり。

(ちなみに僕は遅くても16:10には授業が終わっていました。)

 

こんなに時間があるのに、遊んだりバイトだけじゃもったいないと思うんです。

 

だから、大学生でも別にいいんじゃないかなー。と、僕は思います。

stalava.hatenablog.com

 

いやあ、オレは良いと思いますよ。起業してうまくいけばもちろん素晴らしいと思うし、もし失敗したって、18歳の頃の失敗なんて長い目で見れば人生においてプラスにしかならない、と思うけどな。


今はブロガーをやろうとしているのかな?でも若くして起業するっていうなら、ブログだけじゃなくて選択肢も多いと思うから、いろいろやってみたらいいんですよ。

ダメそうだったら、遅れてもボロボロになってもレールの上に戻ってくればいいんです。レールなんていくらでもあるし。もちろん、大学を中退したら損をすることも多いと思うけど、それくらいは理解したうえでの挑戦でしょう。


ま、多額の借金でもしなければ別だけどね。

おじさんから見ると、顔と本名を出してこのギラギラした怖いもの知らずの文章を公開するそのクソ度胸がとてもうらやましい。ぜひ成功して欲しいと思います。

maze713.hatenablog.com

 

「 大学に入学したけどつまらないから中退して起業します 」

って若者にたいしておじさん、おばさんたちは

「 それってどうなの? 」ってざわつく。 

   ざわつくよなあ。

どう電卓をひっくり返してもメリットのある行動とは思えないし、

彼の嫌がっている「 何も考えない『 レールに沿った普通の人生 』」

ってのはレールに沿った人生を送ってる人から見たら

「 馬鹿にすんな! 」ってなるし、

アタシみたいなレールから外れちゃった人たちからは

「 いいよお・・・そのレール。 ・・・良いよお 」って言いたいもん。

まあ、電卓とにらめっこした損得勘定から得られる結論は

数学のテストのように答えは同じ、だからもっとモヤァッ

っとした視点から、アタシもひとつ偉そうな言及をしてみようか。


・・・

 

たとえば大学を卒業し、がんばって入った優良企業にうつ病の人はいるのだろうか?

これは平均年収や世間体や婚活女子からは無視されている大事なところだよな。

どんなに給料が良くても、鬱になってしまったら大損だろ?

大きい家と、美人の嫁と、かっこいい車と、可愛い子供に恵まれても。

手厚い社会保障と、しっかりとした蓄えと、個人年金での備えも。

「 うつ 」と引き換えにしてまで欲しいのか? 欲しくないだろ?


・・・


この映画でさ「 金が欲しけりゃ客をだませ、そうじゃないならマックで働け 」ってあるんだよ。 そりゃみんな金は欲しいじゃない? でも、悪いことをするぐらいならいいやって人は「 マックで働け 」って、まあ、当然だよな。

じゃあ、悪いことをしてでも金が欲しい人ってどんな人か?

欲望っていう情熱があるんだよ。 その人には。

欲望があるから、どんなことをしてもココロは壊れないし、どんな仕事にも耐えられる。

ココロのそこから湧き出るパワーに忠実である以上、ココロは壊れない。

 

じゃあ、ココロのそこから湧き出るパワーに忠実ではなかったら?

 

お金も、世間体も、将来さえも別にそんなに欲しくないけど、「 人生 」は欲しいって人。 そんな人に「 とりあえず大学にいて、なるべくいいところに就職をするべきだ 」って言葉は意味があるのだろうかね。

 彼は「 人生 」が欲しいんだ。 今見えないところに行き、知らないことを知りたいんだ。 

 それは絶対、決して、「 レールの上 」からじゃ見ること、知ることは出来ない。

hatinoyado.hatenablog.jp

 

5.以降については明日以降に改めて書く予定ですが、7.について簡単に書かせて下さい。「レールに沿う」とよく言いますが、自分を電車にたとえているケースが多いかと思います。電車ではなく、乗客だというのが正しくはないでしょうか。

 もし、自分が電車だとすると、線路幅の合ったレールの上しか走れないことになります。電車である以上、そもそもレールを外れることは不可能です。となると、電車に乗っている側なのかなという気がしました。

 なので、別の路線の電車に乗り換える(=転職・転校・転学など)という表現がしっくりくるように思います。

 今回の彼のケースは電車の乗り換えでなく、電車そのものを降りて改札を出てしまった状況かもしれません。「駅を出てこの後どうやって移動するのか?」といったような状況なのだろうと思います。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

 

自分は、SiM好きすぎて「一生で一度の」という武道館まで行ったもの。

当時の喘息や体調考えると飛行機移動は相当リスクで事実、武道館後は点滴治療となり、本気で一生で一度で人生終えるとこだった。でも、行けて良かった。

ライブはどれも一生一度きり。それで一生分の幸せをあの時に貰えた。

undy-yuu.hateblo.jp

 

ブログにコンスタントに人を集めるには、一定のクオリティを備えた文章を定期的に書き続けなければならず、専門的なテーマに詳しくなる必要もあります。

それを考えると、ブログを書くのにふさわしいのは30代以降、という感じになるのではないでしょうか。

20代のうちは経験と知識を蓄えることに費やし、それらを経てからブログを始め、副収入や知名度を得ようとするくらいがちょうどいいのではないかと思います。

kenjou.hatenablog.com

 

そして、もう一つ重要な事として言っておきたいのは、

人生は消費すると、元には戻らない

という事は、これから何するにしたってちゃんと心に留めておいた方が良い、と僕は思うのです。

と言うのも、僕は最初に、

メンヘラ療養中のニート however 家事手伝いが申しております。

と茶化して書きましたが、コレ、現実として正面から見つめてしまうと、 事実として、僕は 16 歳ぐらいから、28 歳までの輝かしかったであろう青春期間を、

病 (精神疾患)からの回復

に使わざるを得なくなった、という現実が有ります。


・・・


まあ僕自身、その当たりの世間体なんて気にしてないし、またその辺りを気にする能力に欠けているので、 その辺りを気に病んだ事はなく、このブログで過去に書いた頭のおかしな記事を公開したまま放置したりしていますが、 とは言え、起業するにしろ何か他の事に打ち込むにしろ、

人生は消費すると、元には戻らない

という事を踏まえると、

人生を消費する以上は、何らかの元の取れる行動を取った方は良い

と僕は思うし、また、

人生を消費した結果、心身の健康を損なう結果だけが残った

という事になると、本当、目も当てれない状況になってしまうと思うので、 そういう事だけは無いように、きちんと気配りしとかなあかんよ、 とは件の学生に対しては思います。

the.nyarla.net

 

いろいろな意見があるけど、

まだ、中退する本人は若いわけで、

仕事をしてから大学へ行くという手段もあると思う。

 

高校卒業してから、すぐ大学へ入るのって、

いまの日本における通常の進学ルートだけど、

 

海外へ行くと、

仕事してから大学進学とか、

留学してから本国帰って大学進学とか、

結婚して子供を産んでから大学進学とか、

 

実際、いろんな人がいたわけで、

周りの学生との年齢差とか考えなければ、

あと、自分がそれを気にしないってんならOKだろうし、

本当に大学に見切りを付けちゃうという手段もある。

これもまた、手段の1つっちゃ1つ。

nekoharu.hatenablog.com

 

ままるは23歳の時から、20年間商売をやってきました。

店や会社を立ち上げ、人を雇い、モノやサービスを生産し、その対価としてお客さんかたお金を頂く事を生業としてきたわけです。

いまブログで話題の彼らが必死に訴えている「フリーランス」っていうニュアンスは、「起業」や「商売」とは少し違うような気がします。

いまもてはやされている「フリーランス」というニュアンスは、「自分ひとりの食いぶちを稼ぐ」ことを言っている人がほとんどです。

今の日本で、自分ひとりが食っていくくらいは、楽勝ではないでしょうか?

なにもリキんで「フリーランスになるぞ!」とか「サラリーマンよりフリーランスのほうがいいぜ!」とか言うほど大変な物では無いような気がします。

店や会社を立ち上げ、経営を始めると、自分だけでなく多くのひとの人生まで背負う事になります。

ある程度長く事業を続けていると、新卒だった社員が結婚して、子供が生まれたりします。そうなってくると、もはや「自分の食いぶち」だけじゃ済まないわけです。

「ひとり起業」「ひとりフリーランス」ならほとんどリスクはないと思いますし、ムキにならなくても何とかなりますよ。

「絶対フリーランスになってやる!」とか「フリーランスの人生の方が超絶幸せ!」とか言っているひとこそ、「就職して安定した報酬を得る」という感覚に縛られていて、ビビってるからこそ、言っているようにしか聞こえません。

ひとりきりならビビる事はありません。簡単な物です。


・・・

フリーランスって結婚に似てる
よく

「結婚して良かったですか?」

とか聞く独身のひとがいます。

「そんなの1年や2年じゃ分かんないよ」

って僕は決まって言います。

当たり前ですが、結婚って条件さえ選ばなければ、ある一定の年齢以上なら誰でも出来ることです。

特に同棲していて籍を入れた夫婦なら、ある日を境に書類上の契約を結んだだけで、二人の関係が結婚によって劇的に変化することは無いと思うわけです。

事実上の結婚って、子供が生まれて5年、10年、20年って時間が経つことに意味があるのだと思うんですよ。

 

現在日本では、3組に1組が離婚しているという事実。

 

幸せな結婚は誰にでも出来る。

幸せな結婚を継続出来るひとは一握り。

 

フリーランスもこれと似ている気がするんですよね。

フリーランスになって良かった?悪かった?」

なんて20年続けなきゃ解る分けないし、20年続けたら嫌でも解ると思います。

結論、

 

今より充実したフリーランスには誰でもなれる。

今より充実したフリーランスを継続出来るのは一握り。

www.goodnojob.com

 

別に彼が大学をやめたかったんじゃないか、と言いたいわけではありません。
そうじゃなく、一般的に新しいことに取り組んで、古いことを切り捨てるときに、古いことをやめたい言い訳に新しいことを使っているんじゃないか、と思わないか、と問いかけたいだけです。


何かに行き詰ると、その行き詰まりを正当化する理由がいっぱい湧いてくる。
私は何かに行き詰るとその行き詰まりを正当化する理由をいっぱい作り上げます。

以前英語を勉強していたんですけどね。
段々嫌になる。
そうしたら、
・英語なんてできる人多すぎるから出来ても仕事にならないんじゃないか
とか
・こっちは田舎だから英語を使った仕事なんてないよ
とか
・そのうち翻訳ソフトができて英語できるだけの人材は淘汰されるよ!
とか
そんな感じで、どうももっともらしい言い訳を思いつくわけです。


でも、なんか言い訳っぽいなって気づく。
そんなとき。
・そうだ! これからは中国語だ! 英語やめて中国語したらいいやん!
ってなると、
何だか、とっても前向き。
どこかへ進んでいっているような気がする。
だから、英語をやめて、中国語の勉強を始める。
一見、挫折には見えない。けれど、これって実は逃げなんですよね。


だって、別に英語やりながら中国語やったらいいじゃないですか。
なのに英語やめる理由ってどこにあるんでしょうか。

peticonbu.hatenablog.com

 

僕は興味本位からブログを始めてみて、予想以上に「フリーランス」という職業の方に触れる機会が多くなりました。

 

彼らの仕事内容や働きぶり、書いているもの、そして周りの反応を見てきて感じたことは、

 

フリーランスって大変そうやな。」ってことでした。

www.pippo0000.net

 

まず、基本原則として、人は生まれる時、何一つとして自分で選ぶ事はできません。これは不公平でもなんでもなく、ただ運が悪かったか良かったかだけの話です。
自分は誰かと交換できず、自分から逃げることもできません。
そして、その瞬間の自分が自分でしかなく、そこからどう生きるかは本人次第。全ては自己責任の世界で、自分が全て決定していくのです。
その自分から逃げて、誰かのせいにする人は、間違いなく不幸の道を進みます。

歌手か小説家かわかりませんが、レールって言い方誰が始めたのでしょうね。便利な言い方ですので、ついついその言葉に逃げたくなります。


・・・


私は、人は経営者になるべきだと思っています。
経営者とは、別に起業をしなくても、心の持ち方や考え方1つでなれるものだと思います。
何かに頼らず期待せず、常に相手との取引として自己責任で生きていく。これだけで、経営者と言えるのではないでしょうか。
つまり、本当の意味で大人になるという意味です。そもそも、子供では仕事ができません。


・・・


私は大学には進学しませんでした。それ以上に大切なことがあると思ったからです。
25歳まで定職にはつかず、色んな経験をしながら一人で生活をしていました。この時点で、親や会社などが何かをしてくれるなんて考えたことがありません。
そして、一度は経験をしておかなければと、企業と行政の仕事を経験して、やはり自分で生きていく道を選びました。
学歴がなく、定職につかなかった人間でも、上場企業に就職をして行政の仕事にも就くことができます。
それは運でもなく、私が優秀なわけでもありません。ただ会社に何かを期待するのではなく、逆に期待させたからです。
私が働くことによってどんなメリットがあるかを、ネコでもわかるレベルで説明をする。企業ですから、利益になるのなら雇いますよね。
そこで、学歴だなんだのと言う会社などは、こちらから願い下げですし、そもそもそんなところと関わろうとは思いません。
銀行や官僚など、学歴重視のところもありますが、意外と日本の会社って能力さえあればちゃんと雇ってくれますよ。アメリカなんて酷いですから(笑)

何も与えるものがないなら、与えられるようになればいいじゃないですが。
寝る時間以外何かに費す生活を一年でも続けたら、どんなに才能がない人間でも何かしら与えられる能力は身につくと思いますよ。

www.setouchi-essay.com

 

この青年の選択が正しいか間違っているか話題になっている。

色んな人が持論を披露している。

ぼくはわからないと思った。

何か問題を解決をしようとして起業するのが正しい、とは思う。ポール・グレアムの教えだ。これは受け売りの思考だ。

正しくない方法論でうまくいく場合もあるし、正しい方法論でうまくいかない場合もある。

みんなが語っているのは、方法論についてだ。

方法論が正しいかは議論できる。しかし、うまくいくかどうかは判断が難しい問題なはずだ。

deathmarch.hatenablog.jp

 

『大学卒業⇛就職⇛勤め上げる』

という生き方を”レールに沿った人生”というのだとしたら、

僕はレールを歩く人生を送る人を批判する気には毛頭なれません。

 

企業勤めをされている方は、自分の人生の半分近くの時間を企業に捧げています。

その対価としてお金を貰っていて、

仕事を通して社会(=国)に貢献できているから、

一定の保証がもらえる。

こうして世の中回っています。

 

そのうえで

「この企業のために、自分の時間を使いたい」とか

「顧客のために、なんとかして成果を出したい」とか

「愛する家族を、稼いだお金で守りたい」とか

思えたらもう万々歳。

きっとその人の人生は光り輝いているでしょうし、

その人の人生は、果たして敷かれたレールを歩いているといえるのでしょうか。

少なくとも僕の会社の同期には、「レールを歩いている」ように見えない人、いたと思うなぁ。

 

一方、僕は大学院を中退し、折角入社した企業も1年ちょっとで退社しています。

人生の時間をもっともっと自分のために使いたいから、

一般的な会社勤めが出来なかったんです。

用意された場所で自分の価値を発揮できない。

社会一般からみたら求められたものを提供できない”欠陥品”だと思っています。

(ここでは、やむを得ない事情でレールから降りざるを得なかった方とは分けて考えています)

 

だから僕は、一般的な社会活動の中で、自分の価値を発揮できる人を、心の底から羨ましいと思います。

僕には出来ないことをやっているのだから。

 

もし、大学を出て就職して勤め上げている人のことをつまらないと思うのなら、

それは間違っていると僕は思います。

(”意識高い”か”意識高い系”かの違いは、この部分の意識の差が大きいと、僕は思っています。)

ずれているのは、僕達の方です。

あえて言うならば、レールを歩けない欠陥品なのです。


・・・


そんな僕達に出来ることは、

”自分の価値が発揮できるのはこれだ”

と思えることに、全力を注ぐことしかないと思います。

(これは、自分を背水に追い込む意味も込めて)

用意された場所にいられないのだから、

人一倍努力しなきゃいけないのは当然、

人一倍、不安も、後悔も、焦燥感も、背負う時があると思います。

認められるまでは、中々自分の価値が発揮できないのだから。

元々”無かった場所”、つまり”無くても良かった場所”にいるのだから、

認められるまでは、世の中に対して価値を提供できていない状態です。

そりゃ周りからは何やってんだと思われるだろうし、社会的な保証も得られないかもしれないですよ。

 

だからこそ、”これしかない”という事で価値を生み出せるまで、精一杯やるんだと思います。

そして、そういう人たちが、”新しい何か”を生み出してきたんだと思うんです。

macky-drums.hatenablog.com

 

個人事業主のメリット

色々勉強になる。私のやってることで言えば為替、税務、確定申告の書き方からクレーム対応、開業届の出し方、健康保険、年金、白色申告と青色申告の違い、利益率何パーセントを目指すべきか、語学(英語の出来ない中国人と交渉できますか?わたしの場合、出来る出来ないではなくするしかない、でなければそこで終わる)、関税などなど...

もうね、よくみんなこんなのが分かるね!って思うよ!啓発本とかさ、成功の体験談とかでは『20◯◯年、一念発起して起業』とか『会社員時代の××倍稼げるように!』とか簡単に書くけどさ!そこまでのプロセスを書いてくれよ!といつも思うよ!


・・・


フリーのメリット

人脈が広がる。

自分の出来ること、得意なこと、好きで伸ばした来たことを武器に仕事をすることが多いと思うので、好きなこと=得意だった場合そういう点でストレスが少ない...気がする...

私の場合は語学系とフリー秘書(なんじゃそりゃ)という分野で仕事をさせてもらって、一つのところに属さず、依頼があれば対応する。まー要するに定期的な依頼がくる短期のアルバイトです。アルバイトとフリーの違いって何?と悩んだけど、アルバイトはある程度教育が必要でフリーはプロっていう分類をしてました。

でも語学のプロってなんだ?あれ、そしたら私はフリーではなくバイトだったのかな?なたちきはこんらんしている!

 

 ・・・

 

そして今私はいろんな計算と打算と試算により商売を法人化しようとしているのですが、これって世間でいう『起業』?

そうなると私が社長、代表取締役、CEO、呼び方はなんでもいいんだけど、そういう立場になります。でも税務署に詰め寄られたら答えるのは私。問題が起きたら名前が世間に公表されるのは私。株式会社にした場合株主に頭を下げるのは私(そんな大きな話じゃないけど)。そうなったら辞めちゃえばいいじゃーんって言うけど辞めるのにもお金と手間がかかるんだってさ。

ちなみにやってることはイノベーティブでもクリエイティブでもなんでもないです。商売の原理原則に則った基本的なお金の稼ぎ方をそっくりトレースしてしています。ただ数字の結果として法人にしたほうがいいね〜っていう話になってるだけで、カッコよくもなんともない。未来のためにとか周りの人のためにとかそんなビジョンもない。私が心に決めてるのは、約束した期限を守ること、相手に誠実であること、稼いだお金を消費しないこと。これだけ。世界を変えようとか思ってないし自分が食える分を稼ぐだけで精一杯なんだよおおお。

もし「今なにしてるの〜?」って高校の同級生に聞かれたら、「起業したよ」なんて言わない、「自分で仕事してるよー。小っちゃい商売だけどね!」って言う。

『起業』って言う言葉だけ力を持って一人歩きしてしまう気がして。

natachiki.hatenablog.com

 

ここの大学の偏差値見てみたら

http://daigakujyuken.boy.jp/indexaitikenn.html


名古屋学芸大学[メデ造]52
名古屋学芸大学[ヒュー]57

 


Fラン大じゃないのでは?

possession.hatenablog.com

 

なんていうか、ただただ、ムカつく

たぶん俺が感じる感情は、例えばホリエモンが気に食わなくて叩きたくなる同世代の人と似たような感情なのかもしれない。

あるいは昨今のYouTuberなる職業に否定的な感情を抱く人と似たようなものかもしれない。


なんか記事のタイトルの付け方がムカつく

文体というか上から目線っぽい文章がムカつく。

やたらあちこちに自分推しがちらばめられててムカつく。

顔写真とかFacebook的なノリで写真載せまくるのがムカつく。

そのくせに詰まってる情報量少なくてムカつく。

でもアクセス数集めてお金発生しててムカつく。


なんなのそのナルシストの最上級みたいなその雰囲気!!

ムカつくムカつくムカつく!!!

 

でも結局ね、俺が言いたいことは一つだけなんよ。


なんでもいいから、中身の濃いブログ書いて、面白いブログ書いて


なんでこんなにムカつくのかって考えてみたけどさ、要するに彼らのブログが面白くないからなんですよ。ていうか面白い面白くないの問題じゃなくて中身がないんですよ、スッカスカ。

momijitan.hatenablog.com

 

”先が見えない不安”
現状が不安定すぎて人生設計ができないこと。

”先が見えている不満”
現状が安定しすぎて退屈に感じること。

かつての私はどちらも感じていた。

「この勉強意味ある?」
「この仕事意味ある?」
いつも愚痴を溜めて過ごしていた。その鬱屈とした生活を晴れやかなものにするには、自分で行動するしかないのだ。そのなかの選択肢の中に中退と起業もあるだろう。いろんな意見はあるだろうけれど、親には大学に行っていると見せかけ陰でパチンコしたり引きこもるよりは良いのではないか。あたしの周りそんなんばっかでした。批判する大人の気持ちも理解できるし、それでもやってみようとする彼の気持ちも分からなくもない。


・・・


若いうちは少しはみ出しても自分のやりたいことをするのが一番の幸せだと信じて生きてきた。けれど、そんな考えはあっという間に消えた。結婚して子どもができて、将来のことを考えるようになったからだ。自分のやりたいことは後回しにしてでも、守るものがある。今は目先の楽しさに飛びつかないし、つまらないことも我慢もできる。なのに、以前より幸せだと感じている。レールの上を、楽しく上手に走行するスキルが身についた。レールは馬鹿にできない。そして退屈なものでもないのだ。それでも、かつての私には理解できなかっただろう。だから、経験の少ない若者に大人たちが何を言っても馬に念仏だ。耳が痛いことを言われても、「どうせこの人たちは私たちより先に死ぬくせに」と心の中で繰り返し、朗らかにスルーしていた。だが、今思えば良きアドバイスを得たのに、そんな気持ちでいて申し訳ないと感じている。あの時はごめんなさい。

momnote.hatenablog.com

 

私もそういう意味では、22歳ぐらいまではレールに乗った人生を送っていたといえると思います。

小学生のころサッカー部に入りたかったのですが、身体能力の低かった私は県大会にも出場するサッカー部ではなく、気づいたら弱小の野球部に入っていました。

親が私の身体能力を判断したうえで野球部に入れていたのです。

そのため野球部は全然楽しくありませんでした。学校の休み時間も友達とサッカーばかりしていました。野球部の練習をさぼって、野球部の練習している横でサッカーを一人でしたこともありました。

書いているとなんか全然レールに乗っていない気もしますが、ちゃんと卒業まで野球部として所属し、最終学年にして8番セカンドというなんか情けないレギュラーにはなりました。

高校受験も親の言う通りの決断をしました。

私はあまり勉強が好きではありませんでしたが、テストはそれなりに得意でした。

滑り止めで受けた私立の特進コース(3つある特進コースで一番簡単なやつ)に受かったときに、一番上のクラスで授業料全額免除という特待生の話が来ました。

一日八時間授業で国公立の医学部などを目指すコースです。

しかしうちの親は「勉強しない子は絶対挫折する」といい、地元の公立高校を勧めてきました。

私は特待生という響きに少しやる気になっていたのですが、親の言うことをすんなり受け入れ地元の公立高校に進み、案の定勉強せずに落ちこぼれていきました。

大学受験もそうです。親が出した条件は、「近畿地方の有名私立大学か、国立大学のみ許す」というものでした。

高3当時私は偏差値50ほどに落ちこぼれていましたので、1年間まじめに勉強しました。

本当は慶応ボーイという響きにあこがれて慶応大学に行きたかったのですが、「親がだめだ」というのでやめました。

そこで目標をいわゆる関関同立に切り替えて勉強しました。

結果、関関同立は全部落ちてしまい、おっきい湖のある県の駅弁大学関関同立の滑り止め大学に受かりました。

私は、1年の勉強に手ごたえを感じもう一年浪人してもっと上の大学を目指したいと思いましたが、親が「心臓に悪いから浪人しないで」というので関関同立の滑り止め大学に入りました。元々その大学は親の出した条件に合っていませんでしたが「心臓に悪いから」という理由で入学を許可されました。

大学に入りバイトでもするかと思ったのですが、親が「接客等のバイトは危ないからダメ」といったので、他にバイトが思いつかなかった私はバイトもせずに4年間親のすねをかじり尽くし大学生活を楽しみました。

就職についても親が「寂しいから帰ってきてほしい」と言うので地元の中小企業に就職しました。

いいですね。かなりいい感じに親の敷いたレールに乗った人生を送っています。

どうだ石田君!君よりよっぽどレールに乗っているだろう!と誇りたいぐらいです。田舎の長男様の特権です。

でもそのレールも長くは続きませんでした。

まずは妻との結婚です。まあちょっといろいろあったため両親からは結婚を相当反対されました。

最後は母を背負い投げで地面にねじ伏せて結婚を許してもらいました。今思うとなんという乱暴な手段なのでしょう。

まあ、今はそれなりの距離感で関係を持てているので悪い決断ではなかったと思います。

次は転職です。地元の中小企業に就職したはいいものの給料はよくありません。一家の大黒柱としてやっていくには給料を上げる必要がありました。そこで私は、中小企業で培った技術をすべて資格化し視覚化し外資系の会社へ転職しました。

でていくお金も増えましたが、給料は約2倍になりました。

しかしその幸せも長くは続きませんでした。

給料は2倍になったものの忙しさも責任も相当に増えたので精神を病んで休職するに至ったのです。

 

・・・

 

私はそもそも人生のレールというもの自体を否定しますが、あえて人生のレールというものがあるのであれば、それは電車のレールのようなものではなく、インターネット網のようなものだと考えます。

www.hataraita.net

 

まずは、レールは実はたくさんあるんじゃないか?ということから。レールは大きなものと、小さなものがあると思います。大きなレールは、高卒になるか大卒になるかとか、今回の中退するか大卒になるかということ。そのレールをたくさん人が通るかどうかは別にしてね。小さいレールは、大学在籍中にサークルAに入るか、サークルBに入るかみたいな、大きなレールの中でどう過ごすかということ。レールって、選択という分岐点から続く道みたいな捉え方をしてます。

 

次にレール自体は見えているようで見えていないことについて。先ほどの選択した後の続く道=レールとしていますが、そのレールで何が起こるかは本人次第であり、運や周囲の環境とか様々な変数によって決まってくると思います。同じ高校生活というレールを進んでいるものの部活や恋愛、友人関係、感動したこと等々、人によって起こることは様々だと思います。友人の高校生活を聞いたり、芸能人の高校生活をテレビで聞いたりしても、同じ高校というレールでも様々なことが起こるのだなと。

juh.hatenadiary.com

 

まあ、とにかくこの大学中退くん、特に何の強みもあるように見えないし、人より秀でた何かを持っているとは想像できん。(大化けするかもしれんけど。)

他人事なんで、無責任なおっさんのアドバイスを言うと、とにかく大学やめちゃったんだし、後ろを振り向かず、がんばれ!

eturanchui.hatenablog.com

 

ちなみに私自身はモノカキになる!という大志を抱いて上智を2年で中退(但し早稲田の夜間に中退後3年次編入し、その後卒業はしている)。ちゃんとした就職をせず、派遣社員とライターの二足のワラジで、何年間かを過ごすという、ややレールから外れた人生を送ってみた。

 

当時私は小説家になりたかった。で、その時の早稲田には芥川賞作家の三田誠広さんが教授としていらっしゃって、創作文学の授業で直接自分の書いた小説を添削してもらえるという機会があり、それがとても魅力的に思えたのだ。

 

早稲田の一文に入りなおすという選択肢もあったけど、同級生から2年遅れるというのがどうもひっかかり、結果、偏差値的に在籍している大学より低い大学に編入するというよく分からない道を選んだ。今思い返すと別に上智を辞めずにそれ系の専門学校にダブルスクールで入ってもよかった。社会に出ると2年くらいの差はたいしたことがないので、一文に入りなおしてもよかった。が、当時は「上智を辞めなくてはならない」としか思えなかった。学風が合わなかったので、逃げ出したかったというのもあるんだろう。

 

で、今振り返って思うことは、結果あの時「大学を中退する」という選択はすごくよかったわけでもないけど、悪くもなかったなということ。順風満帆に大手に就職をしていく同級生達をみて「自分は何やってるんだろう・・・」と自己嫌悪になったこともある。どっちの大学も2年しか行ってないので、大学つながりでずっと仲良いという人もそんなにいない。が、その分普通に大学生をしていたら知り合えない人に会えたし、経験もできた。失うものがあれば得るものもあるわけで、人生はバランスよくできている。

makicoo.hatenablog.com

 

中学校まではね、まあ義務教育なので普通に行きましたが

 

高校・大学の進学に際しても特に何も考えていませんでした。

というか、何も考えてなくても決まりました。

 

だって、みんなそうするし。

 

高校時代も

みんなと朝ふしぎなおくりもの(ポケモン)するために学校行ってた、みたいなトコあります。

 

まあ一応英語が好きだったので

大学では思う存分英語を勉強しました。

 

Fランだったけどね!

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それで思ったのは、レールに沿って生きることをやめるのではなく、やめざるを得ない人の存在である。

レールに沿うことが不可能な人、と言ってもよいだろう。

ブロガーになる、起業する、フリーランスになる。
好きなことがしたくてそうなるのではなく、そうせざるを得ない人たちが、確かに存在する。


・・・


レールに乗るのが不可能、とはどういうことだろうか?

 

レールに乗れない。
レールに沿った人生が物理的に不可能。

 

その理由は多くの場合、病気だったり障害である。

なかでも、生活リズムや職場への勤怠を守ることができない場合が顕著だろう。

 

平たく言ってしまうと、メンタルヘルス、精神の病、発達障害
その手の病気や障害に遭遇した時点で、レールに沿うことは不可能になるのだ。

 

身体障害なら多くの場合勤怠には影響しないので、障害者枠での雇用も十分に考えられる。
それくらい日本の福祉はうまくやっている。

 

だが、そもそもメンタルの不調で会社に行けないのでは話にならないのだ。

 

実際、私が知っている人にもフリーランスや起業をした、そのようなバックグラウンドがある人がたくさんいる。

kachiuchi.hatenablog.com

 

僕は意識が高い人間なので留学したんですけど、留学する人ってめちゃくちゃ多いので、「留学してよかった」って人と「留学したけど…」みたいな人がそれぞれ一定数存在します。僕個人の物差しで測ると、僕は「意識が高い」やつです。あなたは意識ですか?


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僕が留学を決意したのは、アメリカでバスケをしたいっていうのが一番の理由でした。でも僕は谷沢ではないし沢北でもないので、本場の空気を吸うだけでうまくなれるとも思ってないし、夏が終わったら俺はアメリカだ、みたいなバスケ留学ではなかったんですけど、必ず今後の人生にプラスになるだろうな、と思ってました。バスケに関連したことはずっとやっていきたいと思っていたし、それがプレイヤーとしてでも、スタッフとしてでもよくて、とにかくその参考になればいいな、と。実際のところ、アメリカの高校のバスケ部にはトライアウトを通ってメンバー入りはしましたが、試合にはほとんど出れないまま帰国したんですけどね。それでもアメリカの高校ではどういう練習をして、選手たちはどうやってうまくなって、それを生かすのか、コーチはどんな練習をさせて、指導して、選手を育てるのか、みたいなものは間近で見れましたし、気付いたらなんか英語も喋れるようになってたので、留学してよかったです。

 

これは僕の考え方なんですけど、どんな行動にも目的って絶対存在していて、この目的によって「意識高い系」なのか「意識が高い人」なのかって変わってくると思うんですよね。僕の場合、「今後の人生に生かすため、アメリカでバスケをする」という目的があったので、意識が高い人なんじゃねえか、と。

僕の兄弟については以前の記事を参照してもらうとして、バスケを始めたのは兄弟の影響だったんですけど、アメリカのプロバスケリーグで世界最高峰のNBAを見始めたのも兄の影響でした。NBA選手ってみんなバケモンなので、才能とかもあるとは思いますけど、どんな練習したらああなれるのか不思議でしょうがなかったんですよ。留学することでそういうのも見ることができました。

 

留学したけど…みたいな人がどんな目的を持っていたかというと、「留学したい」「言葉を身に着けたい」とか、「周りと差をつけたい」だとかでした。

まず、目的が「留学したい」な人は高確率で失敗します。留学って結局、人生における目標を達成するためのいち手段でしかないので、留学することがどのように今後の人生にかかわってくるのかを理解していないと、留学先で何をしたらいいかわからないんですよね。結局、帰国直前になって「あれ?俺なにもしてなくね?」ってなっちゃうんですよ。

次に「言葉を身に着けたい」人なんですけど、程度にもよりますが、話せるようになりたい、くらいだと大体半年もすればまあまあ喋れるようになってるので、後半でやることがなくなってしまいます。ちなみに僕は一年間行ってましたけど日常生活では困らない程度に喋れるようになりました。軽いディスカッションくらいならできると思います。だから結局そんなもんなんですよね。若さだね。でも、僕短期留学(一ヶ月)にも行ったことがあって、その短期間で喋れるようになりたいって言ってためちゃくちゃ頭のいい子は、帰国直前に大泣きしてました。「全然目標達成できてない」って。このくらい高い目標だったらいいと思うんですよね。当時は「そんな甘くないだろ」と思ってましたけど

「周りと差をつけたい」?日本じゃダメな理由をレポートにして提出してくださいね。60点以上で許可します

まぁこんな感じで、もちろん程度の差はあるんですけど、失敗したな~~って人少なくない

 

僕はじめその他の成功した人って、大体「留学が手段」な人なんですよね。将来の目標を達成するための選択肢でしかなくて、達成に向かう一番の近道だと判断した、みたいな。目標に向かって高い意識を持っているから、芯があって、達成のためには手段を選ばない感じです。

あと、僕の場合バスケっていう、あくまで趣味とかの領域だったっていうのも大きいんじゃないかな、とも思うんですよね。いやもちろん理想を言えばプロ選手だとか、コーチングを仕事にしたりしたいんですけど、そんな甘くないとも思うし、そうじゃなくてもバスケと関わることはできるし、みたいなあれですよね

 

失敗した人は留学そのものが目的だったり、将来に繋がってなかったりとかでミスるんですけど、一番たちが悪いのが「自分を成長させる」とか「経験を積む」とか「やりたいことを見つける」みたいな抽象的なやつ。大学中退して起業するやつみたいなこと言いやがって、占いだったら地獄に落ちるわよって言われるやつだぞ。*1

こういう人たちが所謂「意識高い系」で、やりたいことが見えないっていうか、芯がないので、上辺だけに聞こえるし、留学したりいろんなことに挑戦したところで他人から見たら「まるで成長していない…」なんですよ。


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大学中退して起業する人とかってレールに沿った人生が嫌なんじゃなくて、途中で特急に乗り換えただけなんじゃないかな、と思うんですよね、下の人みたいに。そもそも大学卒業してから起業しても遅くねえし。そもそも「学生向けに」とか学生が書いてたりとか、自分の記事に「ライフハック」とかいうカテゴリつけたり、おれにはそんな自信はねえよ…おれには…

kaguyatom.hatenablog.com

 

これは俺ッチが就職氷河期の、それも一番ひどい時期に就職活動せんといかんかった経験があるからかもしれねえなあ。
春から何社も採用試験受けてるのに一向に内定が取れない。筆記試験は簡単(まあ中学生レベルの問題しか出ないしな)だが面接で必ず落とされる。しかもその理由がわからない。面接やりやがったあのウジ虫ども、イスで滅多打ちにしてやればよかった(怒)。まあおそらくは「ツラを一目見て気に入らなかったら速攻落とせ」とか言われてたんやろうなあ、どうせ面接官は使えねえバブル世代だから。

bottommanz.hatenablog.jp

 

先日「ネットビジネスのために休学した後輩」を記事にしました。彼も、最終的には起業することを目標としており、そのために休学をしました。その後輩と石田さんが結構似ているんですよね。後輩も石田さんも「このままではいけない」と感じていたようです。


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「大学卒業→レールがない世界」として考えています。それは石田さんにも当てはまることだと思います。石田さんも大学を中退し、「レールのない世界」へと足を踏み入れました。そうしたとき、どうしたら良いかを堀江貴文さんがわかりやすく話しています。石田さんに限らず、多くの人に読んで貰いたい記事です。

fulogabc.hatenablog.com

 

僕はここ最近、人生に大きな波風を立てないように、ひっそり生きていたように思います。それは望んでなかったとしても。自然とです。

でも今回の18歳で起業を決意した彼を見て、なんかもっと能動的に生きないといけないかなあとも思いました。そうじゃないとしても、こうした誰かの「意志」を持った行動を目にして、何かを考え直すきっかけにしないといけないと。そう感じています。

いつだって「まあ仕方ない」と達観するべきところと、もうひと踏ん張りして行動に移るべきところがあるのだと。

ts-hik.hatenablog.com

 

彼は大学を中退して企業することを決心したんだって。

わたしからしたら中退するとはいえ大学行ってること自体がすごいし、18歳で企業するって決心して行動してることもすごいって思う。

 

でも、若い人が学校とか仕事とか辞めて「フリーランスで生きて行く」とか「企業する」とか言うと、炎上するらしい。

なんで?

いつもこういう系の炎上を見るたびに不思議に思ってた。

本人がやりたいって言ってるんだから、好きにさせてあげればいいじゃんって。

その人の人生はその人のもの、なんだからさ。

tsumugi.hatenablog.jp

 

レールにたとえると電車そのものを連想しますが、実は違うのかも?

「レールに沿ったつまらない人生」と表現してますが、レールに乗っているということは自分を電車にたとえているケースが多いような気がします。実は電車じゃなくて乗客なんじゃないでしょうか。場合によっては同じ電車に乗って定年まで行く場合もあるでしょう。途中でレールが止まっていて、行き止まりになっているかもしれません。その場合は終着駅にたどり着くまでにどこかで乗り換えないと即終了です。同じ電車に乗っていても、災害に巻き込まれて運休の憂き目に遭うかもしれません。下手するとレールが流されてしまうかもしれません。ずっとレールが続くという保証はどこにもないんですよね。

途中下車してしまったらどうするか

電車に乗っている間は電車の行き先を把握しておけばOKです。乗り換える場合はどの駅で降りればいいかを押さえておかないといけません。場合によっては、乗換駅が別の名前になっているかもしれません。乗換駅が離れている可能性もあります。

しかし、電車から降りて駅から出てしまった場合どうするかということなんですよね。そうなると、自力で走って行かないといけません。徒歩で地図やコンパスも持たずに歩き出すのはあまりにも危険です。水や食料も必要ですよね。そしてお金も。

さすがに徒歩では無謀ですので、獣道を進んで行くためにはオフロードバイクを用意しておくと、効率良く進んで行けるんじゃないでしょうか。ただ、自分で運転しなくてはいけませんので、スキルは必要ですよね。(^^;;

移動手段は在来線だけとは限らない

なんか「レールは1本しかない」という風に考えているように受け取れましたが、実は様々な種類のレール(事業者)が存在するということに気づいてないんじゃないかと思いました。在来線だけではなく新幹線も走ってます。私鉄だってあります。高速バスもあります。空港に行けば飛行機もあります。さらに港に行けば長距離フェリーも走ってます。レールに沿わない交通手段も複数存在します。

レールにこだわらず、自分で運転しない方法もあるということは知っておいて損はないと思います。

どういう結果になるかは分かりませんが、選択肢は多いに越したことはないですよね。(^^;;

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

 

でも、難しい所です。意識高い系もちょっとしたことで意識高い人になりますし、その逆もあります。つまるところ、日本では何も公言しなくて、ただ自分の道を突き進む人が評価されやすいので、石田さんもブログに書いてアピールしたから炎上したのでしょう。意識高い人なら、何も言わずに自分から勝手に行動していると前提が多くの頭の中になるので叩かれたのだと思います。僕は応援したいですけど、石田さんは別として、実際に行動しない人も多くいて、その割には意識高い人を叩く意識高い系もいたりして割と混乱します。確かに意識高い系の人が大学にいたりすると対応に困ったりします。自分に必要のないことを大々的にアピールされても困るので。ただ、このような人は昔からいたはず。大学って自由な風潮がありますし、自己表現するために自分を少しでも大きく見せるのは社会人になっても多少使える方法なので。ネットが発達したおかげで他の場所でも同じような人がいると再確認して、その迷惑度から炎上したりしているんじゃないかなあと。

naotosan.hatenablog.com

 

レールに乗るだの、乗らないだの、石田祐希の「4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。」というエントリから始まり何やらいろいろ出回ってるが、わたしは「レールなんて関係ない」と思っている。というのも、レールに乗っていたはずだったのに、何やらまったく想像もつかなかった展開になっているからである。わたしの人生は、思い通りにいっていない。そしてそれは悪いことではなく、きっとよいことなのだと思っている。しばしわたしの人生の振り返りに付き合っていただきたい。


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海外に留学することになった。読書が好きだったわたしは、文学が勉強したかった。とくにサリンジャーが好きだったので、英文学科などよいのでは、と思っていた。父は無関心… というより、大学なんぞ無駄だ、はやく現場に出て事業を継げ、と言っていた。母は大学には賛成だったが、文学科には否定的だった。母も活字が好きな人間だが、「食っていけない」と英文学科の可能性を一蹴した。理系に進んだほうが働き口があるだろう、と言われ、わたしは否定ができなかった。結局、アメリカ東部にある大学の生物学部に入った。


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実習は、近くの公立校で2学期分の授業を受け持つことだった。8時から16時までは学校。放課後は18時頃までミーティングやら二者面談やらで残る。大学の寮に戻って急いで夕飯を済ませ、19時からは教育学部の授業。22時に帰宅し、採点やら明日の授業の準備やら課題やらを済ます。忙しかったが、それでも楽しかった。唯一の気がかりは、わたしのスーパーバイザー(担当教師)のアジア人差別だった。その学校ではアジア人はわたししかおらず、スーパーバイザーは愛国心溢れるアメリカ人だった。実習の最初のうちはスーパーバイザーが使ってきた資料をお借りして授業を行うのだが、彼女はそれらを頻繁に忘れてきていた。そのうちミーティング時間などの業務連絡や、面談で使う生徒の資料(実習生は直接アクセスすることができない)を「忘れる」ようになった。その学校にはわたしの他に何名か実習生がいたのだが、全員白人である。アジア人のわたしに対する態度や扱いがあきらかに違っていた。

それでもなんとか授業をこなし、1学期目もそろそろ終わろうとしていた。教員免許を取得するには、「州の試験に合格する」「担当教科学部+教育学部を修了する」「2学期分の実習を行う」「スーパーバイザーから推薦の署名をもらう」というステップを踏む必要がある。それらを終えた証明書を州の教育省に送り、審査を経て教員免許が付与されるのだが、この最後の「スーパーバイザーの署名」が試練だった。ついにスーパーバイザーに「きみの書類にサインをしてやることはできない」と言われたのだ。成績も評判も悪くはなかった。そもそも、スーパーバイザーが署名を拒否することなど、よほど大きなミスを犯さない限りは滅多に起きないことだ。なるべく客観的に考えるようにして原因を探ったが、結局わたしは「気に食わないから」突き放されたのだという結論に至った。かなしくなった。泣いた。むなしくなった。証拠を集めてどこかに相談しようとも思った。大学側に相談をしても、「あなたの実力が足りないからなのでは?」と言われた。そんなはずはない。わたしは、自惚れでもなんでもなく、本当にうまくやっていたのだ。

生物学部はしっかり修了していたので、もう教育のほうは諦めようと一瞬思ったが、どうも腑に落ちなかった。なぜこんな理不尽な理由で諦めなければならないんだ。わたしは高等部を教えていたのだが、中等部に路線を変えた。大学は助けてはくれなかったので、ひとりで隣町の中学校に出向き、スーパーバイザーになってくれないかと初対面の教師にかけあった。運良く、彼は2ヶ月後に育児休暇を取得する予定なのに臨時教師をまだ見つけていない、とのことだった。急いで中学校側の合意をとり、「2学期分の実習が必要だからもう半年留年ね」と言っていた大学側もなんとか説得した。1日3コマを2学期続けてちょうど必要時間を満たすことができるのだが、1日6コマを担当して留年せずに実習を完了させるプランを提出した。それが受理されるまでにも一悶着あったが、なんとか許可をもらい、隣町の学校で教えることになった。


・・・


いまは IT 系の会社にいる。生物なんてかすりもしない。教育は… まあ、中途で入社してきた人たちの研修を担当するくらいで、先生とは程遠い。いろいろ起きた大学時代だったが、好きだった生物学についての理解を深め、教員としての資格を得ただけで、自身の就職やその後の仕事にはあまり影響を与えなかった。レールなんて気付いたときには外れてるものだし、もしかしたらそもそもレールなんてそこになかったのかもしれない。あるいは、しっかり乗っていても、いつの間にか終着点が変わっているものだ。いまの自分の職種を考えると、きっと広報とかコンピューターサイエンスを学んでいたほうが圧倒的に有利かつ便利なのだが、わたしは大学時代に生物と教育を選択したことを後悔していない(強いていうなら、やはり文学部がよかったな、と思うくらい)。いまの仕事は知識が少ないなりにとても楽しいし、ふとした瞬間に自分のバックグラウンドが役に立つことだってある。ジョッキーになりたかったあの頃、生物学部を修了したあの頃、多種多様の面接を受けていたあの頃。まさかわたしがいまいる会社で働くことになるなんて、いちミリも考えていなかった。レールに乗るとか乗らないとか、むずかしいことを考えるのはやめるといい。未来を思い描くのは大事なことだが、正直な話、考えたところでそれがイメージ通りに実現することなんてほとんどないのだから。

gramnegative.hatenablog.com

 

子どもを持つ親になるので、自分の子どもだったらどう答えるのかなと考えたのですが、話しをしたところで、言うことを素直に聞くとは思えないし、言いなりにならないのはいいことでもあるかなと思います。

tetote.hatenadiary.jp

 

私も若い頃はそう思って生きていました。大学に行く友人たちを

「なんで目的ないのに大学行くんだろう?」と横目に専門学校に行き、結果→あっ。

……専門ってその職業になれなかったら本当にゴミクズです。

 

ブログだけで生きていくのにも、炎上したり色々なリスクもありますし。

そして、資格の問題。日本で生きていくにも海外で生きていくにも、大学卒業か否かって大きい。

日本が生きづらくて移民も考えたことのあるわたくしは、色々方法を調べたことがある。すると、大学卒業か否か書く欄がありました。

htt2415.hatenablog.com

 

肉食動物は草食動物を捕食し、草食動物は植物を得て生きるという風に、自然界では弱肉強食の生態系ピラミッドが存在します。

人間界にも同じようなピラミッドが存在し、強い(富を持つ)者が弱い(富を持たざる)者を搾取する構造で成り立っています。

"起業"という挑戦をスタートしようとしている彼。

自然界で置き換えると何の動物になるのか考えてみました。

www.tentuyu.net

 

わたしは世の中には「失敗してもいい人」と「失敗してはダメな人」がいると思うんですね。

「失敗してもいい人」は万が一失敗しても、そこから何かを学んでまた立ち上がれる人。

何度失敗しようがそこから何度でも立ち上がって最後には「成功」をつかむ人。

そうでないと「失敗してはダメ」なんだと思うんです。

どこかの応援記事に「スティーブジョブズ堀江貴文も大学を辞めてる」とか書いてありましたが、彼らは(大学を辞めることが失敗かどうかは別にして)人生の苦難に遭ったときもめげることなく、何度も失敗しながら立ち上がって成功をおさめたわけで、大学を辞めて起業したから成功したわけじゃない。(彼らの伝記を読んだわけではなので詳しくは知りませんけどね。)

問題は件の彼に「なんど失敗しても立ち上がるスキル」があるかどうかです。

なければ「失敗しちゃダメな人」です。だってそこで「人生詰んだ~」とか言って嘆き悲しむだけでそこから立ち上がれないのであれば「成功」は掴めないから。

www.fair-skinned-monster.com

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

 多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

 世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。