グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

収入が増えてもカネを使う力が増えるわけではない

先ほどのエントリーを書きながら思ったのは、収入が増えてもカネを使う力が増えるわけではない、という事だ。

globalizer-ja.hatenablog.com

引きこもりをしている僕にしても、電子書籍を2冊出版して月にして数千円使える額が増えたけれども、特に使うカネの額が増えたわけでもない。もともとあまりカネを使っていないんだからもう少し使うようになりそうなものだが、全然変わりがない。それどころか、ブログを書くために時間を使うようになったためか、以前よりも使うカネの量は減少している。

それでは、必要なものがある時は以前よりも気軽に買い物が出来るようになったか?というと、これも全然変化がない。それどころか、以前よりもカネを使う事が面倒に感じられるようになっている。面倒だから買い物をしたくないわけで、使えるカネが少し増えても面倒さは変わらなかった。使えるカネが月に数千円分増えても、数千円分だけカネを使う力が増えたわけでは全然なかった。

カネを使う力は全然増えずに、逆にカネを使わない力が増えている。まあ、僕の場合は出費を必要としない生活を強いられているだけとも言えるが、カネをあまり使わない金持ちにはこういう、カネを使わない力が増えるばかりだという状態の人も結構いるのではないだろうか?

カネを使わないのは楽でいい。何もする必要もないからだ。

何もしなければカネはかからない。

もちろん人間は完全に何もせずに生きていくことは出来ないけれども、例えば食事なんかもコンビニでサンドイッチとミネラルウォーターでも買ってくればそれが一番楽なのである。 

これが高級レストランで食事するとなると大変だ。一緒に食事する人を見つけないといけないし、予約もしないといけないし、店まで長い距離を移動しないといけないし、だいたいにしてどこの店に行くか考えるのも大変だ。

食事以外でも、なんにしてもそうだろう。

カネを使うにはエネルギーがいる。カネを使うのは大変なのだ。もちろんカネを稼ぐ力がある人はエネルギーが有り余っている人が多いだろうが、仕事に熱中するあまりカネを使う力がほとんど無くなっている人というのは少なくないような気がする。

高収入の仕事というものは激務なわけで、仕事以外でもカネを使うという仕事をするのを面倒に感じる人だっているだろう。

使うカネはぜんぜんないのに資産が複利的に増加していくような人にとって、カネとは一体なんであろうか。カネの使う力がないのに大量のカネをいい形で消化するというのは結構大変なような気もする。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すをどう勉強するかは一通り分かるはずです。