グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

急いでやってもゆっくりやっても、結果は変わらないような気がしてきた

最近思うのだが、急いでやってもべつに何かが早くできるということはないのだな、という事だ。

勉強でもなんでもそうで、これなら一か月で出来るだろうとか、三か月でこれだけ勉強しよう、というふうにして意気込んで勉強しても絶対そういう風にはいかない。

もちろん計画をした通り、始めの勢いをそのまま維持して本当に計画通りに物事を成し遂げていく人はいて、そういう人が優秀な人と言われるわけだが、僕はそういう意味の優秀さは全くもって持ち合わせていないので同じ事をするのは難しい。

理屈では余裕で実行できるはずなのに、なぜかうまくいかない。

結局、自分とはぜんぜん違ったタイプの人間のマネをしてもなかなかうまくいかないし、そもそもタイプが違うのだからうまく行かないのは当然ともいえるが、とにかく始めの内はよくてもその内にみるみるまにペースが落ちてくるのでそのうちゆっくりやったときと進み方がぜんぜん同じになる。

急いで物事をやるのは無理をしているということなので、だいたい途中で息切れする。

 

もし実際に急いでやったときとゆっくりやった時とでどちらが効率が高いのか調べるとすると、急いでやるよりゆっくりやった方が結局は効率が高いというか、はてなで一番有名なブロガーであるC女史の言葉を使えば「生産性」(あまり好きな言葉ではないが)が高いという結果になるような気がする。

昔から言われる、物事というのはコツコツやるのが一番いいよ、というのは多分本当だが、考えてみたら急いでコツコツやるというのは言葉の意味として成り立ってない。

自分の過去を振り返ってみると、効率をあげようと急いで物事をやろうとした結果、却って効率を低下させている事が多かったというか、そもそも途中で投げ出してしまうという結果になる事が多いので効率もなにもない。

 

物事が続かないのは、ゆっくりやればいいものを急いでやるからなのではないだろうか。

なんでもそうだけれども、なにかを始める時には気分がハイになっているからどうしてもいろいろな事を急いでやろうとしてしまう。

しかし、勉強でもなんでもそうだが、何をするにしても大事なのはとにかく続けることで、どんなものでも続けていればそれなりに上達する。

どうせ何年、何十年と取り組むことになるわけだから、始めの時に一日何時間勉強したなんて最終的には関係ない。

もし効率を上げるならばとりあえず一定以上の期間なにかを続けてある程度のレベルに到達した後でよいというか、そっちのほうが多分、確実で合理的なんじゃないだろうか、ということを最近よく思う。

 電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。 

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。