10年くらいBBCとかCNNしか見なかった
僕はこれまで地上波の番組を見る習慣がなかった。
それにはいくつかの理由があったのだが、今から考えると一番の原因はテレビの番組表にあったと思う。
テレビの番組表は色々あるけれども結構見にくいものが多い。
新聞の番組表もネットに乗っている番組表も、どうも見にくい。
なんというか、どのような番組があるのかを見落とさずに把握するために集中をしないといけない感じの番組表である。
どうも頭に、すんなりと番組表の中身が入ってこない。
結局、毎日番組をチェックするのが面倒なのでテレビを見る気にはならなかった。
ところが最近、僕の生活の中でのテレビの位置づけが大きく変化する出来事があった。
うちのテレビはソニーのブラビアなのだが、このブラビアが表示するテレビ番組表が相当見やすい事が分かったのである。
これまで僕は番組表というと録画機の方の番組表しか頭になかった。
ところが、うちで使っているパナの録画機の番組表というのが、もう本当に見づらくて使い物にならないのである。
どう使いづらいかを写真などで説明することは面倒だからしないが、ともかく使いづらい。
表示される情報量が少ないのでどのような番組があるかを理解するために必要な情報が省略されてしまうのだ。
ところがブラビアの番組表はこれまで僕が見てきたどの番組表よりも見やすかった。
ソニーのテレビの番組表は黒字に白なのでこの時点で断然に見やすいし、見やすい分だけ細かい文字を使う事ができるから情報量も多い。
もちろんブラビアの番組表を完璧というつもりはないが、基本的な部分は問題ない。
この番組表ならば毎日テレビを見る意欲が出てくる。
そういうわけで、最近はブラビアの番組表から見たい番組を探して、それから見たい番組をパナの録画機で予約する、という習慣になっている。
このように偶然にテレビを見始める事になったのだが、それで思ったのは、僕は英語の勉強を始めてからテレビはBBCとかCNNくらいしか見ていなかったなあ、という事だ。
偶然うちではスカパー!が受信できたので、英語の勉強を始めたのをきっかけに英語のチャンネルばかり見るようになった。
英語の勉強は10年くらいやっているので、つい最近地上波の番組を見始めるまでは10年くらい英語のチャンネルばかり見ていた事になる。
改めて考えると地味にインパクトがあるかもしれない。
10年くらい英語の番組しか見ないという生活をしていると、さすがに英語に関しては勉強を始めた時点では考えられないようなレベルになる。
アナウンサーの言う事は全部分かるし(まあ、発音が不明瞭なアナウンサーだと結構聞き落とすが)、言いたいことを英語でどう言えばいいかも大体分かる。
英語を使っていて何か問題に直面しても、大抵の事には対応できる。
10年やっているのだから当たり前だ。
誰でも10年やればその程度にはなる。
もし、うちが昔から見やすい番組表を出す録画機を使っていたら、僕の英語力はどうなっていたのだろうか?
地上波の番組を見るようになってから、国際放送を見る時間はかなり減った。
はっきりいって地上波の番組を見ているようでは英語を勉強する時間などとてもとれなかったと思う。
地上波の番組を見ながら一日当たり3時間くらい国際放送を視聴するのは引きこもりでも無理である。
そう考えると、うちの録画機の番組表が駄目だったのは案外幸運だったのかもしれない。
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多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。
世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。