グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

日本社会の「生産性」と睡眠不足

ネットをしていると、日本社会の生産性がいかに低いか、と言うような議論が山のようにある。

日本の製造業の残念なニュースもそうだし、日本の行政もそうだが、とにかく日本社会というのは無駄が多い。まあ、素人からみたら「無駄」であってもプロからみたら重要な事もたくさんあるのだろうが、でもこれって誰がなんと言おうと意味なさそうだな、と言いたくなるようなことがたくさんあるのも事実だ。

なんで日本の社会というのはこうも非効率なのかというと、僕が思うにそれは一つは睡眠時間が足りていないからだとおもう。睡眠時間が足りないから、頭のパフォーマンスが低下して物事を効率化するためのアイディアが一向に浮かばないのだと思う。

そして、物事が効率的にならないからやらなければならない仕事が膨大になり、残業で睡眠時間が取れないからますます物事を効率化するためのアイディアが浮かばない、ということになるのだ。

脳というのは結局は臓器の一つなので、きちんと休ませないと本来のパフォーマンスがでない。今の日本人の睡眠時間は明らかに少なすぎる。そして睡眠時間が少ないということは、日本人全体の脳みそのパフォーマンスが低下しているということだ。

なんとなく思うのだが、睡眠時間を削って猛烈に生きる、みたいな生き方をしていると、どうでもいいアイディアを100思いつく、ということになりがちなような気がする。これは企業活動などでもそうで、組織の効率というのはこの手の下らない思いつきによって低下するという面がある。

本当に重要なのは、どうでもいいアイディアを沢山思いつくことではなく、なにか一つ重要なことを思いつくことではないだろうか。そのためには、とにかく睡眠時間が必要だ。はっきりいって、日本の問題の半分は日本人の睡眠時間を一日あたり3時間増やすだけで解決すると思う。

相も変わらず過労とか過労死のニュースを聞くことが多いが、このようなことが海外でも起こっているという話は聞かない。つまり外国人は日本人より寝ているのだ。よく寝ている人間と睡眠不足の人間が勝負したら、睡眠不足の方が負けるに決まっている。

もちろん生産性は色々な要因で決まるものだが、これからは睡眠が競争力を決める上で非常に重要になってくるのは間違いのないところだと思う。情報技術の発達もあるし、これからは国民がよく寝ている国が勝つ時代になるかもしれない。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。