グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

少なくとも岸勇希氏は、はあちゅうに馬鹿にされてない

電通時代、元電通岸勇希氏にかなり強烈なパワハラ・セクハラをされたことを告発して世間の注目を集めたはあちゅうだが、過去に弱者男性を馬鹿にするような発言を繰り返していたとして逆に非難を浴びる結果となってしまった。

どうも、はあちゅうは弱者男性は公然と馬鹿にしてもいい!というスタンスのようで、非難を浴びた後でも弱者男性を馬鹿にするという意図はなかった、と明言することはしていない。はあちゅうに弱者男性を馬鹿にするような性根があるのはまず間違いのないところだろう。

まあ、僕のような者から見ても、見ていてウンザリしてくるような弱者男性は少なくないので、これは分からないでもない。しかし、ここで興味深いのは、告発された岸氏というのはまさに、強者女性が「死ねばいいのに」と思っている弱者男性とは全く正反対の生き方をしている人物であるということだ。

カネも、社会的地位も、男としての意気地もない弱者男性とは違って、広告業界で大成功していた岸氏は世間の基準からしたら相当なカネを持っているだろうし、はあちゅうパワハラ・セクハラするだけの度胸?もある。おそらく、強者女性がなんとなく考える理想というのは案外、パワハラ・セクハラをしない岸氏なのではないか?

しかし、パワハラ・セクハラをしない岸氏とパワハラ・セクハラをする岸氏との距離というのはほとんど一歩くらいの距離しかないだろう。MeTooみたいなムーブメントは、だから空しい。本当は岸氏みたいな男性が大好きなくせに、岸氏みたいな男性は許せない!とか言っているのだから。実際、CNNとかでセクハラを非難されている有名人は、みんな最高に出世をした人物である。

今回の件で、たしかに岸氏は世間から非難をされているが、少なくとも馬鹿にはされていない。そして、言うまでもないが、馬鹿にされるよりは非難されるほうが何百倍もマシである。弱者男性は岸氏に拍手喝采すべき!とまでいうつもりはないし、岸氏が行ったパワハラ・セクハラはあまりにもレベルが低すぎてウンザリするが(まあ、レベルの高いパワハラ・セクハラなんてあるんだろうかと思うが)岸氏の生き方にはなにか、弱者男性が見習うべき重要な点があるのではないか。まあ、弱者男性は岸氏を見習うべき!なんて、強者女性は死んでもいえないだろうが。

一ついえることは、岸氏は強者女性の幸福などには何の関心も持たなかった、ということである。そんなことに関心をもってもいいことは何もないからだ。このことは弱者男性にとってはますますそうで、弱者男性の分際で強者女性の幸福を心配してもいいことは何ひとつない。もし弱者男性なのに強者女性の幸福をどうしても心配したい人がいるとしたら、少なくとも、そのような心配は強者男性になってからすべきことだろう。

電子出版した本 

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。