炎上マーケティング
企業の広告が「差別的」だと「炎上」する話を聞くようになったけれども、これってほんとうに企業の業績に悪影響を及ぼすのだろうか?というのは、このようなことで大声を出す人はごく一部、ラウドマイノリティーと言われているような人達で、たいていの人は何の気にもしていないからだ。気にもしないどころか、このところのPolitical Correctnessの行き過ぎにウンザリしている人は逆に好感を持つかもしれない。そうなると、PR戦略として適度の炎上は却って効果的である可能性がある。だいたい炎上などを怖れていては退屈な制作物しか出てこないわけだから、ほどほどの炎上は(2、3日程度、電話が鳴りっぱなしになるなどのコストはあるのだろうが)これからも頻発するのではないだろうか。