グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

教師の労働環境が悪化し続けるわけ

小学校教員の採用試験の倍率低下について

https://lite.blogos.com/article/376229/

なんで教師の仕事が大変になっているかというと、文部科学省のいうことに反抗せず、ひたすら忠実に従うような人ばかりを「優秀」だとして採用しているからだ。もし、教師がそろって、文部科学省の下らない指示をアホらしい!とサボタージュすれば、文部科学省だってどうしようもない。文部科学省が書けという膨大な量の報告書だって、適当なことを1行か2行書けばいいだけの話だ。しかし、教師というのはそれがどれほどに下らなくても文部科学省がだす「宿題」を真面目に提出してしまうのである(そして、文部科学省の官僚は膨大な時間を使って提出物をチェックする)。そう考えると、教員採用試験の倍率が3倍切ったところで別にたいしたことはないのではないだろうか。3倍と一言でいってもこれは全国平均で、今年の採用試験の最低倍率は1.2倍(前年1.8倍)の新潟県だが(なんでこんなに都道府県が違うと倍率に違いがあるのか不思議だが)別に新潟の教育がやばいことになっているという話があるわけでもない。そもそもにして、教師がそんなに優秀である必要なんてあるんだろうか?教育なんてもっといい加減にやればいいと思うし、教師をやる人間はもっといい加減でいい。教育も教師も、悪い意味で真面目だから今の教育現場はあんな感じになっている。それなのに、教師の給料をもっと上げろとか、馬鹿なんじゃないかと思う。教師の給料をあげたら、教師は今にもまして給料にしがみつくようになるに決まっている。本質的に、教師という職業は、別にいつ止めてもいいようなものであるべきだと思う。親がでたらめでも子供はそれなりに育つように、教師がでたらめでも子供は育つ。それどころか、でたらめなほうが子供は育つ、というのが真実だろう。教師が全入になっても、文部科学省の下らない指示に従わない教師が増えるだけで日本が滅亡することはない。