グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

なんで昔は、みんな新聞を読んでたの?

新聞が売れなくなってジャーナリズムがどうたらみたいな話をよく聞くようになったけれども、それではいったい昔はなんでみんな新聞を購読していたのか?良質な報道をもとに日本の将来を考えるために新聞を読んでいたのだろうか?そういう人も一部ではいたかもしれないけれども、実際、昔に新聞を読んでいた人の大半はひまつぶしで新聞を読んでいたと思う。ひまつぶしという意味では新聞というのはすごくて、隅から隅まで新聞を読んだら本当に五時間くらいはかかるだろうという話もある。だから情報量のわりには新聞というのはいまでもお買い得だと思うのだが、なにせタダという一言にはインパクトがあってみんなネットとかYoutubeで暇を潰すようになってしまった。しかも、Youtubeのチャンネルのなかには専門家を対象としているかのようにレベルが高いものもあったりする。タダのものは有料の情報よりも悪いとは一概に言えない時代になっている。そのような流れのなかで、これからの新聞はどうなるか?いくら不動産からの収益があるとはいえ、さすがにいまのままで新聞が存続することはないだろう。テレビと出版との融合は不可避だと思う。これらがバラバラではなく一体化して効率的に運用されれば新聞も案外大丈夫なんではないかと個人的には思うのだが、どうだろうか?