グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

20兆円の問題を解決するために、自民党はいくら払うつもりなの?

氷河期100万人就職支援、政府 研修業者に成功報酬

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO48547530U9A810C1MM8000

このままの状況が続くと、氷河期世代生活保護に20兆円ものコストがかかるという試算があるらしい。はたして自民党はこの問題にいったいいくら払う用意があるだろうか?少し考えると、20兆の問題を解決するなら(解決できるなら、だが)10兆かけて10兆円のコスト削減、みたいな感じになれば大成功なんじゃないかと思うが、自民党厚生労働省も本気で氷河期世代の問題に取り組むつもりは全くないように見える。この問題に関する自民党厚生労働省の反応はしょぼいとしか言いようがないもので、10兆どころかオリンピック程度のスケールもない。それは当たり前の話で、そもそも行政自体が完全に非正規労働に依存しきっているのだから非正規の問題なんて解決するはずもない。もちろん、60万で30万人がブラックでない会社に正規雇用されれば結構なことだ。しかし、現実的には、氷河期世代の問題は貧困問題として解決するしかないだろう。自民党厚生労働省はそのような解決策は絶対に避けたいところだろうが、氷河期の問題がそのまま貧困の問題になるのはもはや時間の問題である。