ロンダリング
https://note.com/ogiuechiki/n/n42ef8782d3b9
まったくもって当たり前だが、東大から東大院を修了した人と、成城大学から東大院に入って修了した人では種類が異なる。べつに成城大学が悪い大学で成城大学の出身者が東大の出身者よりも劣っている訳ではない。劣っている訳ではないが種類が異なるのである。そして、世間の人々が見るのはこの種類で、大学院で何を学んだか？については関心がない。おそらく世間の人々は、東大院の出身者が普通の人とは根本的に違っていてほしいのだろう。人間の種類が根本的に違っていれば、東大院卒の人が享受する社会的地位(それがどの程度のものかは知らないが)にも納得がいく。それが、偏差値50台後半の大学から東大院を終了した、となると、それが普通なのか普通でないのか分からない。成城大学の大学院を修了するのと東大の情報学環の大学院を修了するのとではどれくらい違うのかも分からないし、どれくらい違うのか分からないから、どう接していいのかもわからない。世間が｢学歴ロンダリング｣に生理的な嫌悪感を感じるのは、そこらへんに理由がありそうだ。
