グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

なんのためにはてな民は「低能先生」を通報したのか

低能先生」に関連する裁判が開催されて、はてな民は何のために「低能先生」を通報したのか?と改めて思う。たしかに「低能先生」みたいな荒らしがいなくなればネットは少しは快適になるのかもしれない。しかし、はてな民が「低能先生」を通報したのは本当にネットから荒らしを排除するためだったのだろうか?普通に考えたら、通報して荒らしを排除するなどできるわけがない。排除しようとしたらますます荒らし行為をするようになるだけだ。本当に荒らしに対処したいならば、無視をするのが結局は最も効果的である。それなのにはてな民が「低能先生」を通報したのは、単に自分がいかにネット強者であるか周囲にひけらかしたかったからではないのか?そして、他のブロガーとビールなんかを飲みながら、深刻そうな顔をして「低能先生という荒らしがいて困っている。ちょっと怖いんだよね」みたいなことを言って「低能先生」をネタにしたかったからではないか?荒らし行為の排除なんて、単に「低能先生」をネタにするための大義名分だったと思う。このようなネットに(もっと言えば社会一般に)よくある建前の実際からの解離が、裁判が開催されるような結果につながったのではないだろうか。