グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

「ヘイト本」が出版される正常

ヘイト本を生んだ「無自覚」。出版社と本屋の“罪”を問う/永江朗インタビュー

https://wezz-y.com/archives/71086

「ヘイト」がどうこう喚く左翼は、なんだか根本的な部分で勘違いをしているのではないか。物事は様々な観点から検証されるのが重要で、片面だけを見るのでは現実の理解からは程遠い。逆に、現実を本当に理解しようとすると、そこには必ず左翼が気にくわない論点だって出てくるだろう。ヘイトヘイトと左翼は言うが、左翼の発言を聞いても「ヘイト本」がどう間違っているのか分からない。左翼はいつも、ヘイト本はヘイトだからいけない!としか言わない。これでは説明になっていない。間違いならば具体的にどう間違っているかいえばいいだけなのに、それができないならばそれは単に自分が気にいらない言論に対するヘイトである。出版業界は保守(とか言われている人々)を喜ばすために存在しているのでも、左翼を喜ばすために存在しているのでもない。左翼にとって不快な本が流通することは、保守にとって不快な本が流通するのと同じくらい重要である。もし、これまで左翼に心地よい本ばかりが流通していたならば、それは正常ではなく異常だったのだ。つまり、「ヘイト本」が続々と出版されるようになって初めて、出版業界は正常になったのである。言論の自由とは結局、自分が気にくわない意見を表明する自由である。言論の自由を都合のいいようにしか考えない左翼がほとんどなので残念だ。