グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

はてな民なんていらない!はてなのはてな民隠し

これまで、はてなブックマークには、エントリーにリンクを張ったはてなブログのエントリーのリストが表示されていた。これがいつの間にかなくなっていたことを最近知った。はてなブックマークはてなブログのエントリーが載らなくなってからの流れといえばそうなのだが、ここまでやるのか!と驚いた。たぶん、はてなは企業のイメージを変えたいのだと思う。はてなのイメージははてな民のイメージと直接的に関係する。現状として、はてなのサービスはいろいろと癖の強い人が数多く利用しているサービスで、したがってはてなもちょっと変わった会社と見られている。しかも、癖の強い人は当然、色々なトラブルを起こしやすい。この点でもはてな民は経営上のリスクと見られているのだと思う。「低能先生」の一件が起きて、はてなの社員は改めて、はてな民隠しの方針は正しかった!と自画自賛したのではないだろうか。しかし、はてな民を隠してこれを無難なユーザーに入れ換えようとすることは、住み分けから競争へと戦略を転換したことを意味する。具体的には、はてなは今のように表現活動のプラットフォームにとどまることなく、もっとでかいITビジネスに参戦するつもりなのだろう。大手のIT企業なんてしょうもないものばかりだから、自分らでやったら必ず勝てるとはてな社員は考えているのではないだろうか。はてな民をいくら隠したところで、はてな民は他に行くところがないからはてなにとどまってコンテンツを生産し、当分ははてなの収入を作り出す。一方、はてな民の存在を隠してしまえば、癖が強い人が何をやってもはてなにとってはどうでもいい。自分達がますます「一流」になったようで、はてなの社員は楽しくて仕方がないはずだ。はてなにとって、はてな民など踏み台に過ぎない。