グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

駒澤大学野球部とアマチュア「球界」の自浄作用

千丸氏が駒大を中退した理由は、他の部員の財布からカネを抜いたからとも、いじめがあったからともいわれはっきりしないが、同じような時期に他にも退部者がでていることは注目に値する。たとえば、埼玉徳栄で千丸氏とチームメイトだった太刀岡氏も入部から一年たたずに駒大を退学して、しばらくクラブチームで野球をした後「メジャーを目指す」と渡米した。「侍ジャパン」の伊藤大海も、やはり駒大を退学して他の系列大学に入り直している。要するに、駒大野球部のあまりのひどさに逃げ出したのだ。減点主義の日本で大学を退学するなどよほどのことだが、駒大野球部にいたら上級生になる前に潰されて再起不能になると思ったのだろう。ここで問題となるのは、駒大野球部の実態が高校野球の指導者にどの程度伝わっていたのかということだ。伊藤大海の恩師も、まさか伊藤が憎かったから伊藤を駒澤大学に送り出したのではないだろう。岩井氏にいたっては、チームから一人だけではなく2人も駒大に入学させている。これは一体どういうわけなのか?あそこの野球部はヤバイよ、という噂が高校野球の監督の耳には入らないのだろうか。それとも、何らかの事情があって、不安に思いながらも選手を駒大野球部みたいに悪いうわさのある野球部に送り出しているのだろうか。いずれにしても、あまり自浄作用が期待できる世界ではないんだろうな、という感じがする。