グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

中止一択

東京開催の危機「池江一択」 組織委、世論の打開狙う オリン...

https://mainichi.jp/articles/20200723/k00/00m/050/191000c

そもそもにして、東京オリンピックを開催したかったのは誰だったのだろうか?オリンピックには三兆円かかる。そのカネは国内に降り注ぐから(もう三兆円は降りそそいだ後であろうが)、オリンピックを開催することで儲かる人はオリンピックに大賛成だろう。それから、インバウンドでもうかる観光業界だってオリンピックは大賛成だろう。三兆円に加えてオリンピックが開催されたことで動くカネの金額だけ儲かる人がいる。そういう儲かる人がオリンピックに賛成するのは当然だし、代表選手だって心理的・物質的なアドバンテージが期待できる地元開催は大賛成であるだろう。なにより地元東京で金メダリストになれたら最高中の最高だ。そしてオリンピックによってもたらされるのは経済的利益ばかりではない。もちろん自民党こと自由民主党だって東京オリンピックには大・大・大賛成だったのだ。だからオリンピックに大賛成だった人はなかなか多かったのだが、それではオリンピックで特に儲からない人はどうであろうか。オリンピックにかんする世論についていえば、反対だけれども特に表だって反対するほどのことでもない、というのが全体的な雰囲気だったと思う。別にいいけど、なんで今、オリンピック?というのが多くの国民の心境だったのではないか。そこにコロナがやってきたわけだからこれはもう、オリンピックどころではない。国民も世界もIOCも、みんな中止を望んでいる。誰が何をいおうとこれは変わりないだろう。組織委員会は例の水泳選手を担ぎ出して世論の流れを操作しようとしているらしい。病気のために東京オリンピック出場を断念せざるを得なかった例の水泳選手を利用しようとするなんて神経を疑うしかないし、オリンピックのプロモーションに病人を出してくるなんて絶望的だ。国民としてはますます無理をしてもろくな事にならないような気がしてくるだけなように思う。