グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

世界一のコーチと世界一の生徒

世界一のコーチですら「素直じゃない人は放っておけばいい」と思っていた。

https://blog.tinect.jp/?p=66220

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/blog.tinect.jp/?p=66220

この話を聞いてどこか違和感を感じたのだが、ブックマークコメントを読んでどこに違和感を感じたのが分かった。要するに、世界一のコーチが世界一なのは、世界一楽なクライアントを選んでいるからなのだ。素直でないクライアントは様々な困難を抱えている場合が多いので、それらの困難が妨げとなってうまくいかない場合が多い。逆に素直なクライアントは大した困難がないので何をやってもうまくいく。楽なクライアントばかり選んでいれば成功するのは当たり前だ。世の中の成功には、この手の成功がかなりある。進学校の生徒の学力が高いからといって進学校の教師が教育困難校の教師より優れているといえない。世の中の成功を評価するには、それが簡単な成功なのかそうでない成功なのか考えなければならない。