賃金が上がってないのに、なんで移民が必要なの?
本当に人手不足なら賃金が上がるはずなのに、人手不足のおかげで収入が増えて生活が楽しくなった、という話はあまり聞かれない。どう考えても、本来働いてしかるべき経済メカニズムが働いていない。それなのに、なんで移民なのだろうか?移民などに頼っていれば国が腐る。
嫌韓・反日エンターテイメント
防弾なんとかというBoys Bandの反日が話題になっている。日本でもそれなりのセールスがあるはずなのになんでこのようなことをしたのかよく分からないが、それで思ったのは、やっぱり反日って面白いんだろうな、ということだ。端からみれば、地政学的な条件が不利すぎたのだから民族の歴史が惨めなものであるのは仕方がない、といえばそれで済む話だし、いくら日本人に謝罪させたところで民族の歴史が惨めなものであることには変わりがない。それでも反日を止められないのは、反日が面白すぎるからだろう。過去の歴史を持ち出せば、日本人は頭を下げる。欧米のネオリベメディアも、欧米諸国がしてきたことを棚に上げて韓国の味方をしてくれる。面白くないはずがない。一方の日本側でも、嫌韓がエンターテイメントとして定着して久しい。日韓関係で問題が持ち上がるごとに、日本人特有の残酷さをもって韓国人の愚行がこれでもか!というくらい徹底的に分析され、全てがお笑いとして消費される。話が現実問題であるだけ、これらの話題はコンテンツとして盛り上がる。嫌韓と反日はどちらもなくならないだろう。日韓友好などよりも、そちらのほうがよほど面白いのだから。
情報と食い物
情報と食い物は似ている。人は食い物でできているわけだれども、人の精神は情報でできている。だから、どのような情報を摂取するか、あるいはどのような情報を摂取しないかによって人としての在り方は変わってくるだろう。
情報と嗜好品
ある意味、情報というのは嗜好品だと思う。菓子を食わなくてもなんの問題が無いように、情報がなくてもなんの問題もない。情報がないならないで他の情報が入ってくる。そして、情報よりもそうして入ってきた他の情報のほうが重要であることも多い・・ということを、とあるキュレーションサイトを見ていて思った。一般的にキュレーションサイトの情報の質は低い。情報の質は低いのに中毒性があるからキュレーションサイトは困る。食い物と同様、情報を摂取する際には情報の質を考え、計画的に摂取しないといけない。
中間選挙
最近は色々忙しくて、アメリカ政治の情勢に詳しくないのでよく分からないのだが、中間選挙はどうなるのだろう?流れからすると下院は民主党が取ると思う。富裕層を優遇するためにリベラルなことを言うのが民主党だったが、同じ目的で右翼的なことを言うのがトランプ政権だった。劇的な経済ナショナリズムを期待してトランプに投票した層は完全に裏切られたわけで、その反動はまちがいなくあるはずだ。しかしながら、今の時点で流れが十分強いかはわからない。「キャラバン」を始めとする移民問題は民主党に不利に働く。トランプが不人気になったところで、銭ゲバ左翼に対する疑念が消えたわけではない。ともかくどのような結果となるか、結果を待ちたい。
資本家性善説とその終わり
ここ数十年、世界は「資本家を優遇するのが社会のため」と信じてやってきた。その背景には「金持ちは善良だから金持ちなので、金持ちの善意を信じて金持ちの思うようにやらせよう」みたいな一種の性善説があったと思う。しかし、このように金持ちを優遇しても、金持ち側から出てくるのは金持ちに都合のよい話ばかりで問題が一向に解決しないことはもはや明らかだ。金持ちの善意などには見切りをつけ、「個人が大金を持っていてもろくな事にならない」という常識に立ち返ることがこれからの社会に必要だ。