グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「山月記」に出てくる謎の用語まとめ

「山月記」は古代の中国を舞台にした作品なので、平均的な読者には調べなければ何のことだか分からない用語や地名が沢山出てくる。 中島敦 山月記 もちろん、「山月記」の文学的な内容は、小説が古代の中国を舞台にしている事だけ分かっていれば理解できるが…

「山月記」を読み飛ばさずに読んでみた

改めて「山月記」を読みとばさずに読んでみた。 どうも国語教育の世界では、まず「山月記」が生徒にとってとっつきにくい事が問題となっているようで、そんなに難しいかなあ、と文章を確認してみた所、いままで「山月記」を読み飛ばす形でしか読んでない事に…

国語の授業で「山月記」をどう取り上げるべきか

先ほど「山月記」関連に関するエントリーを2つ書いたが、山月記というのは国語の授業でどのように取り上げられているのか気になったので調べてみた。 ものを書くことを好む人が多いのか、どうも国語教師というのはネットをやる人が多いようで、検索をすると…

「山月記」はバズを狙って書かれた作品だと思う

先日、僕は「山月記」は「働かざるもの食うべからず」というような俗人道徳を夢にも疑わないような俗人向けの作品であると書いた。 そして、このような作品は、李徴のような傾向のある人間を無条件的に排除することの肯定につながるもので、これからの学校教…

「山月記」はそんなに優れた作品なんだろうか?

言うまでもなく、「山月記」というと中島敦の作品の中で最も有名な作品である。 中島敦 山月記 戦前の小説には漢籍をアレンジしたものが多く、これも「人虎伝」という作品のアレンジなのだが、国語の教科書で取り上げられているからみんな知っている。 『人…

ポテトチップスなどのスナック菓子を素手で食べる人がいるのが信じられない

先日、カールが東日本では買えなくなったことが話題になったけれども、ネットを見ていると、どうもカールの人気の低下にはカールが素手で食べにくいという事も原因になっているのではないか、という意見もあるようだ。 globalizer-ja.hatenablog.com つまり…

カールが東日本で無くなったのは、明治の健康志向が行き過ぎたからではないか?

少し前の話になるけれども、明治のスナック菓子「カール」の販売が東日本では終了することが発表され、ネットでも大きな話題を呼んだ。 明治によると、近年カールの売り上げは低迷を続けており、東日本でカールを販売すると運送費のために赤字になるので生産…

みんな選択肢を増やそうとして生きているけれども、選択肢というのは増えるものなんだろうか

人間の行動の基準として選択肢を増やすような行動をする、というものがある。 たとえば、教育などは特にそうで、親からみたらば子供の学歴が高いほうが人生の選択肢が広がるような気がする。 高学歴で人生の選択肢がたくさんあると、そのなかで一番有利な選…

北朝鮮のミサイル開発と「宇宙事業」

北朝鮮の核開発と並んで世間で問題になっているのは北朝鮮のミサイル技術の進歩である。 核というのは核をターゲットまで運ぶ手段がないと意味がないので、ミサイル技術がないと核があっても意味がない。 だから、核開発とミサイル技術の発達は同時にやらな…

中国もロシアも核兵器を持っているのに、なんで北朝鮮の核に限って問題なのかよくわからない

北朝鮮の核に関して、一時はもしかして戦争が起きるのではないか、という雰囲気があったけれども、結局どうやら北朝鮮が何をしようが戦争が起きることはなさそうだ。 アメリカ人の発言も、もう現実的には軍事行動は不可能であることを認めるようなものになっ…

経産省のレポートとネットでの反響

例の経産省による「不安な個人 立ちすくむ国家」というレポートは、女性職員が中心となったプロジェクトということもあり、この手の資料としては異例の反響を呼んだ。 僕もこれについてエントリーを3つ書いた。 globalizer-ja.hatenablog.com globalizer-ja…

経産省が教育の自由化を言わないのはおかしい

最近話題になった経産省のペーパーには、「意欲と能力のある人が公を担う」など、これからの社会は国民が自発的に公的な役割を果たすべきだという主張がある。 http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf それによって国は緊縮がで…