グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

神奈川県警の24歳巡査

神奈川県警の24歳巡査を逮捕 特殊詐欺の「受け子」か

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012159721000.html

動画を見たらなんか微妙な感じの「若者」だったけれども、巡査が特殊詐欺をするのは珍しい。なんで巡査が特殊詐欺なんかをするのか?ブックマークコメントには、巡査になって特殊詐欺グループに入ったのではなく、特殊詐欺グループのメンバーが巡査になったのではないか?という指摘があった。画像の雰囲気からしても、この予想にはなかなか説得力がある。犯罪集団の下っ端なのに警察の採用試験を受験するのは妙な気がするが、下っ端だからこそ警察官になって人生を変えたいと思ったのかもしれない。しかし、もし24歳巡査が過去に犯罪集団の一員であったならば、巡査になった後で必ず脅迫されるだろう。脅迫が恐くてずるずる特殊詐欺をやっていたのかもしれない。あるいは、そんなことはなにも考えてなくて、遊ぶカネがほしくてずるずる特殊詐欺を続けていたのかもしれないが、警察官をしながら犯罪をするなんて一体どんな気分だったのだろう。こういう詐欺を何年をやっていたのだろうかも気になる。特殊詐欺をするということ、もっと言えば、おそらく特殊詐欺をすることが普通になっていることからして相当に特殊な人生である。この巡査の24年の人生はどのようなものだったのだろうか。いずれにせよ、24歳の巡査が神奈川県警の採用試験に合格したのは誠に不幸な事だった。警察官でなかったら逮捕されても全国ニュースにまではならなかったのではないか。というか、もし犯罪集団のメンバーがまじめに警察の採用試験を受けたら、だいたい合格して警察組織にあっさりと順応してしまうような気がする。やっていることは逆でいて、なんか共通点があるような気がするのだ。だからこそ神奈川県警も巡査を採用したのかもしれない。全国の巡査で犯罪集団の一員であった者は何名であろうか。いろいろとイマジネーションが広がる事件だが、せっかく警察官になったのに24歳巡査に過去を断ち切るリスクを取る強さがなかったのは残念な話だと思う。