グローバル引きこもりブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール acc4297gあっとgmail.com

[翻訳] ピーター・ティール 共和党全国大会スピーチ全文

http://time.com/4417679/republican-convention-peter-thiel-transcript/

皆さん、こんばんは。ピーター・ティールと申します。私は起業をする一方、ソーシャルネットワークからロケットまで、新しいものを作っている人を支援しています。ドナルド・トランプと同じように、私は政治家ではありません。トランプは建設者です。そして今こそアメリカを再建する時なのです。

私はシリコンバレーで働いています。シリコンバレーにいると、アメリカがうまく行っていないことが分かりません。シリコンバレーではコンピューターとソフトウェアに大きな進歩があり、それらは大金を作り出しました。しかしシリコンバレーは小さな地域です。車をサクラメントに走らせるだけで、もっと言えば橋を渡ってオークランドに行くだけで、もうそこにはシリコンバレーの繁栄はありません。それほどシリコンバレーは小さいのです。

アメリカ全体を見れば、賃金が上がる様子はありません。アメリカ人は10年前よりも少ない賃金で働いています。それなのに、医療費や大学の学費は上がり続けています。ウォールストリートの銀行員は、アメリカ国債からヒラリー・クリントンの講演料まで、バブルを膨らませるだけ膨らませています。私たちの経済システムは機能していません。いま私の話を聞いている皆さんは、この事をどんなワシントンの政治家よりも理解しているはずです。

これが私たちの夢であるはずがありません。私の両親が希望をもってアメリカに渡ってきた時には、それはここクリーブランドにもありました。1歳だった私はここクリーブランドでアメリカ人になったのです。チャンスはどこにでもありました。私の父はすぐそこにあるケース大学で工学を勉強しました。1968年では、シリコンバレーだけがハイテクだったのではありませんでした。アメリカ全体がハイテクだったのです。

これはあまり考えたくない事ですが、私たちの政府もかつてはハイテクだったのでした。私の家族がクリーブランドにやってきた時、防衛産業はインターネット技術の基礎を研究していました。アポロ計画は、ここオハイオ出身のニール・アームストロングを月に送り届けるところでした。すべての人が可能性は無限大だと信じていました。

ところが、今のアメリカ政府は機能していません。私たちの核兵器施設はフロッピーディスクを使っています。私たちの最新のジェット戦闘機は、雨の中では飛び立つ事もできません。アメリカ政府で使われているソフトウェアがうまく動いていない、という人は親切すぎます。それらは全く動作していません。かつてマンハッタン計画を成し遂げた国だというのに、とんでもない衰退の仕方をしています。シリコンバレーでこんな事は許されません。アメリカ政府でも、こんな事が許されていいはずがありません。

火星に行く代わりに、私たちは中東を侵略しました。ヒラリー・クリントンが隠滅したEメールを読む必要はありません。彼女が無能である事は明白です。彼女がリビアでの戦争を推進した結果、今ではリビアはISISの活動拠点になっています。この重要な点について、トランプは正しい考えを持っています。今こそ、この愚劣な戦争をやめ、私たちの国を立て直すときです。

私が子供だった頃、人々はソヴィエトをどのようにしたら打倒できるかを真剣に議論していました。そして、私たちは勝利しました。それが今では、トランスジェンダーの人たちがどちらのトイレを使うべきなのかが重要な問題という事になっています。そのようにして、本当の問題をごまかそうとしてます。しかし、トイレの事など私の知った事ではありません。

とはいえ、アメリカ人一人ひとりにそれぞれのアイデンティティーがあるのは事実です。私はゲイである事にプライドを持っています。私は共和党員である事にプライドを持っています。しかし、何よりも私はアメリカ人である事にプライドを持っています。私は共和党の綱領に何から何まで同意しているフリをするつもりはありません。しかし価値観の衝突の問題は私たちの注意をアメリカ経済の衰退からそらすだけです。トランプ以外、この問題に向き合おうする人はだれもいません。

今は、私たちは一体何者なのかを議論する事が重要になっている時代です。しかし私たちが一体どこから来たのか、を思い出すことはさらに重要です。私にとって、それはクリーブランドです。その当時約束されていた輝かしい未来です。

ドナルド・トランプが「もう一度アメリカを偉大な国にしよう」というとき、彼は過去に戻ろう、という事を言いたいのではありません。私たちをあの輝かしい未来に連れ戻すために、彼はこの選挙戦を戦っています。

今、私は親愛なるアメリカ国民の皆さまに、今こそ立ち上がり、トランプに投票することを呼びかけたいと思います。

感想

トランプを支持する人はバカだとか言っている連中は、RNCでスピーチまでしたピーター・ティールがバカだと言っているようなもんだよね。