グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

トランプの就任演説を見た

歴史的な出来事なので、一応夜中の2時まで寝ないで見た。少し体調が悪かったのでどうしようかと思ったが、やはりこれは中継で見ないといけないかなあ、と思って中継で見ることにした。

話の内容は選挙期間で話していた事と変わらなかったけれども、やはりこのような話が国家の行事でされるというのは衝撃的だった。後ろのほうで礼服を来た軍人が歩き回ったり、ドアを開け閉めしている中で既得権益者層を罵倒し、Rigged systemとか言っているのだからそのコントラストがものすごかった。

時代が変わったんだな、と思った。

 

リベラルメディアは分断された社会に対する配慮が一切ないとグチャグチャ言っていたが、そのような御託がほとんど無かった事には好感を持てた。

8年前には同じ場所でオバマが就任演説をしたわけだが、今から考えるとその内容はいかにも新しい時代の始まりを象徴するように見えるようで、実際のところは正に過去の価値観を体現したものだった。

ブレアの政治が基本的にはサッチャー以来の保守党の政治を踏襲したのと同じで、ある意味オバマはアメリカ版のブレアだったと思う。

本当に、開かれた社会だの、多様性だのという御託は百害あって一利ない。そのような御託がない事にこそ意義があるのだ。

 

それにしても、トランプのような人物がこのような形で大統領になってしまうのだから、アメリカというのはやはり最先端を突っ走る国であるという事を再認識した。

President-electと言っている内はそれほど実感がなかったが、テレビのテロップがPresident Trunpと表示されたのはやはり衝撃的だった。本当にすごい事が起こったんだな、と思った。

トランプが成功するかは分からないが、しかしルトワックが言うようにおそらく成功するだろう。

www.houdoukyoku.jp

リベラル派としては何としてでも失敗してもらなないと困るだろうが、何があってもこの時代の流れは止まるとは思えない。

 

日本(とドイツ)がどのように時代の影響を受けるのかが注目される。

出版した電子書籍

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。