グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

21世紀の冷蔵庫

一月ほど前の話になるけれども、20年以上使っている冷蔵庫が壊れた。中に入れてあるものが冷えなくなった。少し前から、最近冷蔵庫の利きが悪いなと思ってたけれども、ついに全く冷えなくなった。業者を呼んで調べてもらったら、コンプレッサーが壊れていて冷媒も抜けているということだった。20年前の家電なので修理は出来ないらしい。まあ20年も使ったのだから仕方がない。

それで、さっそく家電量販店からパナソニックの冷蔵庫を取り寄せたんだけれども、この冷蔵庫がなかなかすごい冷蔵庫だった。いや、もちろん新しい冷蔵庫は何の変わったところもない普通の冷蔵庫なんだけれども、以前のものとは比べものにならないくらい進歩していたので驚いた。

まず動作音がものすごい静かである。前に使っていた冷蔵庫は結構うるさい冷蔵庫だった。冷蔵庫から結構離れたところでもブーンという動作音が聞こえたし、振動も大きいのか皿かなにかがビリビリと震える音もあった。冷蔵庫というのはそういうものだと思っていたので不満があるわけではなかったが、音は相当大きかった。

ところが、今回の冷蔵庫は冷蔵庫の前で耳を澄ませてもグオーン・・という眠そうな動作音が聞こえるだけ。もちろん振動などあるはずもない。しかも動作音がするのは冷え方を「中」にした場合だけで、「軽」にした場合だと動作音が全く聞こえない。いったいどのように動いているのか不思議だが、耳を澄ませても全然動作音が聞こえないのだ。もしかしたら冷蔵庫から離れている間に動いているのかもしれないけれども、いままで「軽」にしている時に動作音を聞いたことがない。

ついでに冷え方について言えば「軽」でもキッカリと冷えるので全然「軽」という感じがしない。「中」だと飲み物などが冷えすぎるので「軽」にして使っている。相当に強力な冷蔵庫のようである。

冷凍庫などの配置もぜんぜん違う。今の冷蔵庫は冷蔵室が一番上にある。つまり冷蔵室が腕の位置にあるわけ。これのなにがいいかというと、奥のものが取りやすい。昔の冷蔵庫は奥にあるものを取る時に腰を落とさないといけなかったけど、今の冷蔵庫はただ手を伸ばすだけでいい。一方、ドアを開け閉めする頻度が少ない冷凍室は一番下にある。全体的に使いやすくなっている。

とにかく以前の冷蔵庫とはなにもかもが違っていて、まさに未来の冷蔵庫という感じがする。この20年間で進化したものはいろいろあるけれども、冷蔵庫も進化しているんだな、と思った。