なぜ中国人とアメリカのリベラル派は相性がいいのか
先日、僕は、中国人はアメリカのリベラル派と相性がよい、という事を書いたけれども、考えてみればこれは当然の事かもしれない。
中国人についてよく言われるのは、中国人というのは非常に個人主義的で社会というものを信用していない。
身内とか仲間は信用するけれども、社会なんて信じておらず、自分や家族、仲間が生き残る事しか興味をもっていない。
そういう個人主義に基づいた人間というのは、じつはリベラル派とは相性がいい。
個人の権利が社会よりも優先するので、世界観が似ているのだ。
このような傾向は中国人だけでなく、ある程度アングロサクソン系の人間にも見受けられる。
昔、サッチャーは「社会なんてものは存在しない、あるのは個人と家族だけ」と発言したけれども、このときサッチャーは英国人というのは中国人みたいなものだ、という事を主張しているのだ。
アングロサクソン系の人には、国が駄目になろうが他の英語圏に移ればいいだけ、みたいな感覚で生きている人が少なくなく、これは中国的といえる。
よくアメリカ人と中国人は似ている、と言われるが、まあ実際ある程度はそうなんだと思う。
その上、個人主義的な人間というのは往々にして、付き合っていて気持ちがいい。
中国人は言いたい事はなんでもそのまま口に出す。
相手が何を考えようが、そんな事は全くお構いなしである。
もちろんこれはいろいろな軋轢を生むことにもなるだろうが、その一方では裏表がないので気持ちよく付き合える、という結果にもつながる。
世間体や相手の事を気にするあまり何を考えているのか分からない極東のどこかの民族よりはよほど印象がよいだろう。
そのように考えると、アメリカの民主党が中国のシンパだらけになるのは当然の成り行きと言える。
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