広陵 10-4 仙台育英、花咲徳栄 10-1 盛岡大附
今日は甲子園で3回勝った8チームによる、4強入りを賭けた試合が4試合あった。
そのうちで光陵対仙台育英と花咲徳栄対盛岡大附の2試合を見たので、感想を書こうと思う。
広陵 10-4 仙台育英
広陵には去年の作新ほどではないにせよ、一定の凄みを感じた。
仙台育英は、前半にバカスカ6点を取られて諦めムードが出たと思う。
光陵の控えも好投。
後続は微妙な投球だったが、満塁が2回あっても逃げ切ったのでそれなりに力があるのだろう。
仙台育英が必敗、というゲームではなかったと思う。
しかし、やはり投打ともに力の差があったかなあ、という感じである。
連戦のために、その余裕の差が出たようなゲームだった。
仙台育英としては一日で夢から現実へと引き戻された形といえるが、選手も結果には納得しているのではないか。
花咲徳栄 10-1 盛岡大附
同じ8強の強豪校なのに、なんでこんなに違うのだろう?と不思議に思いながら試合を見ていた。
盛岡大附の方は、手も足もでない、とか、全く歯が立たない、という形容がそのまま当てはまりそうな試合内容だった。
盛岡大附の投手が特に調子が悪いようには見えなかった。
むしろ調子は良さそうだったのに、コンスタントに打たれて10点である。
それほど大崩れはしていないのだが、コンスタントに10点取られるということは花咲徳栄の打線がそれだけ強力という事なのだろう(後でネットを見たらプロ注が何人かいた)。
一方で、盛岡大附の打線は花咲徳栄に完全に押さえこまれ、安打数はわずかに6、本塁打数はゼロである。
完全に何もできない状態だった。
全国的に名の知られたスラッガーの植田も、今日は一つの安打も打てなかった。
まあ、盛岡大附の監督は「始めに一点を取っていたらこういう展開にならなかった」と言っているので試合内容ほどの実力差はないのかもしれないが、とにかく、今日の花咲徳栄の先発の投球は冴えわたっていた。
打ったとしても、打球が全く前に飛ばない。
こういうピッチングをされたらどうしようもない、という投球だった。
花咲徳栄は雰囲気に全然泥臭さを感じなかった。
スマートに相手打線を抑え、スマートに点を取っていく。
それは試合内容が一方的だったからかもしれないが、それだけではないような気もする。
例えば、ホームランを打ってガッツポーズをしても目が笑っていない。
あれは優勝しか見えていない目だと思う。
目先の事など大して関心がないのだ(大阪桐蔭には、この点において甘さがあった)。
おそらく、花咲徳栄の選手には、優勝できる、という確信があるのだろう。
僕は、この花咲徳栄がどういう勝ち方をするか、あるいは負けるとしたらどのような負け方をするかに非常に興味を持っている。
花咲徳栄のピッチャーが次の試合も、今日見られたような絶好調のピッチングが出来るかにも注目したい。
試合に負けた後も、盛岡大附の選手は一人も泣かなかった。
少し寂しそうな様子でも表情は晴れやかだった。
夕方という時間帯もあいまって、これも最高の夏の終わり方だったのではないか。
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