グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

日本がドイツみたいに反省するわけない 11

「日本は植民地主義を乗り越えるチャンス」…'日韓通'の韓国市民運動家が見る日韓の葛藤

https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20190814-00138415/

日本はドイツみたいに反省せよ!とは、一部の左翼と韓国人が一年のうち365日唱えている念仏であるけれども、左翼によって行われてきた歴史修正主義は結果として、日本が左翼が理想とするような反省を行う可能性を完全に消滅させた感じがする。やはり、朝日新聞の「吉田証言」問題は歴史問題にたいする世論に関していうと大きなターニングポイントだった。あの問題が騒動になっていた頃は、歴史問題についての報道は概ね朝日・岩波的なものだったと思う。しかし、あの騒動があって以降、メディアで朝日・岩波的な歴史観を大々的に打ち出すことはだんだん困難になってきて、今では全く不可能になっている。そうなると当然、左翼の理想とする反省も全く不可能になってしまう。左翼の理想とする反省と、左翼によって行われてきた歴史修正主義はセットなのである。左翼が理想とする反省を指示することはこれまでさんざん左翼的歴史修正主義をやってきた連中を支持することを意味する。だから日本はドイツみたいに謝罪しないし、日本の歴史問題はどうもいまいち盛り上がらない。一部の左翼と韓国人が夢見る理想的な戦後など始まるわけもないのである。