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グローバル引きこもりブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール acc4297gあっとgmail.com

金持ちとケチ

先日、とあるたくさん資産を持っている中年外科医(独身、かなりの凄腕らしい)のブログを読んだのだが、なんでも自宅にインターネット回線を引いていない、という事が書いてあった。カネがもったいないから契約をしていないのだそうだ。数千円の無駄でも絶対に嫌だというのである。

年収が何千万もあって、資産ももちろん数億円あるのにたかだか数千円をもったいないと感じるものなのか、と心の底から驚いた。まあ、カネがいくらあっても無駄な数千円は無駄な数千円なわけだけれども、なんというか、ブログ全体に現れているカネに対する執念に圧倒される思いがした。

資産を作るにはそんな執念がないといけないんだろうか?と思ったし、資産が数億あってもそんなに安心できないものなんだろうか?と思った。

僕は基本的にカネに対しては無頓着なほうだ。それほどカネを使う方ではないと思うが、それはカネを使うエネルギーが足りないせいでカネがもったいないからではない。少しでも安く、というのは僕にとっては全く無縁なものである。節約なんて面倒なだけだし、そもそも僕はカネというものは「天下の回りもの」であると思っている。僕にとってはカネを使うというのは良い事であり、カネを節約するのは悪なのだ。

もちろん、引きこもりという立場上どうしても安いものばかりを買うことになってしまうわけだけれども、心情的にはそうだ。

そのため、これまで僕はケチな金持ちがどうして節約に熱心なのか、どうも理解できなかった。カネがあるなら節約をするなんて面倒なだけではないのか?と思っていた。

しかし、勿体ないからネット回線を引いていない、という話を読んでしばらく経った今、ケチな金持ちが何を考えているのか少し分かった気がする。

最初、僕はインターネット回線が自宅にないと不便なんじゃないか?と思った。しかし、少し考えてみたらインターネット回線がないと楽でよい。ルーターなどを設置する必要がないから部屋もすっきりするし、いろいろな手続きも必要ない。今では大抵の事はスマートフォンで出来るし、必要ならばテザリングを使える。

だいたい、家にいる時間にネットを自由に使えるという事がいい事であるというのもはっきりしない。もしかして家にいる間は完全にネットから距離を置いていたほうがいいかもしれないのだ。

無駄なカネを使わないようにすると生活はシンプルになっていく。生活がシンプルになると物事は効率的になり、ますますカネがたまるようになる。多分、ケチな金持ちにとって、節約というのは趣味と実益を兼ねたものであるのだ。

ケチというとどうしても数十円でも安いものを買うために複数のスーパーを右往左往するような愚かなケチを想像してしまうけれども、自分の生活を健全に保つという実益をもたらすような賢いケチもあるということだ。

これまで僕はケチというのは強欲から来るものだと思っていた。しかし、今は強欲というのはケチの原因のすべてではないような気がしている。ケチにもいろいろな種類のケチがあるのだから、それぞれのケチがどのようなものであるかは慎重に判断する必要がある、という事なのかもしれない。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

 多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。

 世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。