グローバル引きこもりブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール acc4297gあっとgmail.com

なぜ「英語を勉強して損した」という話を聞かないのか

英語の勉強でよくいうのは、「普通の日本人が英語を勉強しても意味がないよ」というような話だ。

つまり、日本に住んでいる限り仕事で英語を使わなければいけない人以外は日本語で用事が全部済んでしまうので、英語を勉強するメリットがぜんぜんない、という事である。

これはここでいう「用事」が何であるかによって意味合いが全然異なってくるのであるが、とにかくそういう事を言う人は少なくないし、だから国際化国際化と大騒ぎをしても英語を勉強しようとする人は一向に増えない。

とはいえ、英語というのは日本人全員が一応勉強するものなので、それなりに英語を勉強する人はいる。

そして、英語を勉強している人は必ずしも、将来の実利を見込めるからという理由で英語を勉強しているわけではない。

英語を勉強する必要がある人だけを対象にしたのでは、英語産業などはとても成り立たないだろう。

だから、英語を勉強してそれなりの英語力を身に着けたとしても全然「キャリア」の得になっていない人というのは沢山いると思う。

しかし、それなのに「英語を勉強して損した」という話は全然聞こえてこないし、少なくとも僕はいままでそういう事を言っている人を見た事がない。

それはなぜなのだろうか?

 

英語をまともに使えるようになるには何千時間もかかるようなイメージがある。

それは実際にそうで、ある程度英語が分かるようになるにはやはり何千時間もかかる。

しかし、それでは英語そのもの?を勉強するのにどれくらい時間がかかるかというと、じつは大して時間はかからない。

僕はとりあえず英語のテレビをみても何を言ってるのか全部わかるし(ただしフォーマルなものに限る。映画とかドラマ、他の口語的なものは分からないし興味もない)、洋書や雑誌、新聞などを辞書なしで読む程度の事は出来るけれども、多分英語の勉強には百時間もかかっていないと思う。

英語の勉強というのは簡単で、一通り高校生が読む英文法の受験参考書を読み、英文解釈の参考書を読み、知らない単語を10,000単語くらい覚えればそれで終わりである。

具体的に僕がやった事をいえば、「MASTERY高校新基礎英語」という文法書を読んで、

MASTERY高校新基礎英語

MASTERY高校新基礎英語

 

「英文解釈教室」を読み(本当は3回くらい読むべきなのかもしれないが、大体内容が分かったという事もあり2回しか読んでいないけれども)、

英文解釈教室 改訂版

英文解釈教室 改訂版

 

知らない英単語を片っ端から10,000語くらい暗記するだけで他にはなにもやっていない。

あとはネットで新聞を読むか、Kindleで洋書を読むか、スカパーでBBCを見ているだけなわけだが、実はこれは日本語の情報にアクセスする代わりに英語の情報にアクセスしているだけなので勉強をしているという意識があまりない。

だから純粋に英語を勉強した時間というのは文法書と英文解釈の参考書を読んで、洋書とかネット記事から拾ってきた知らない単語を覚えるのにかかった時間を合わせてもせいぜい数十時間だと思う。

他の人も大体は同じようなものではないだろうか。

そういうわけだから、もし英語が「キャリア」に役に立たなかったとしてもせいぜいこの数十時間がムダになるだけなので、別にどうという事はない。

英語情報にアクセスする時間をムダというにしても、それは直接的な利益につながらないような日本語の本や新聞、雑誌などにアクセスして時間をムダにするというような程度のムダでしかない。

もっとも、実際に日常的に英語情報にアクセスしている人で英語なんか勉強しても意味なかったな、と思っている人はいないと思う。

なんだかんだ言って、英語が分かると面白い。

実利に結びつくかどうかはともかく、とりあえず面白いからどうでもいいや、という感じである。

英語の世界というのは日本語の世界(翻訳の世界を含む)とは全然違った世界なので、そういう世界があるという事を知るというだけでも英語を勉強する意味がある。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。