グローバル引きこもり的ブログ

「Common Lispと関数型プログラミングの基礎」というプログラミングの本を書いてます。他に「引きこもりが教える! 自由に生きるための英語学習法」という英語学習の本も書いています。メール → acc4297gアットマークgmail.com

英語と財政

英語というのは財政という観点からもよいものである、というのが世間一般の認識であると思う。

日本人が英語ができると、世界中から投資が集まってビジネスが活性化し、税収が増えることによって「借金」をどんどん返済することができる、そして財政が健全化すればさらに投資が集まりやすくなる、みたいなイメージだ。

しかし、僕は、日本の財政にとって(僕は資本主義体制下で財政均衡が可能なんてまったく思っていないが)日本人が英語が苦手なのはとてもいいことだと思っている。

日本の「財政」がなんでこれほど「悪化」しているのに国債の暴落がないかというと、結局は日本人が資産を持って国外に逃げられないということが大きい。

ある意味、日本の財政なんて簡単な話で、もしどうしても財政をリセットしたいというなら(そんなことをする必要があるとは思わないが)これまで払われるべき税金を一気に徴収すればいいだけのことだ。

ところが、海外で高収入な人間はみんな英語を話すので、自分の資産を持ち逃げしやすい。

英語ができれば拠点を海外に移すのはかんたんだから、国内でカネを儲けるだけ儲けて資産をロンダリングして国外に持ち出す、ということがしやすいのである。

みんなが英語を使うならば、英語を使って悪いことをしようと考える連中が出てくるのは当たり前の話だ。

国民がみんな英語を自由に使えればいいことばかりあるように思われるが、副作用は絶対にある。

今の日本をみていると、案外利益よりも副作用の方が大きいような気がする。

電子出版した本

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

Common Lispと関数型プログラミングの基礎

 

多分、世界で一番簡単なプログラミングの入門書です。プログラミングの入門書というのは文法が分かるだけで、プログラムをするというのはどういう事なのかさっぱりわからないものがほとんどですが、この本はHTMLファイルの生成、3Dアニメーション、楕円軌道の計算、 LISPコンパイラ(というよりLISPプログラムをPostScriptに変換するトランスレーター)、LZハフマン圧縮までやります。これを読めばゼロから初めて、実際に意味のあるプログラムをどうやって作っていけばいいかまで分かると思います。外部ライブラリーは使っていません。

世間は英語英語と煽りまくりですけれども、じゃあ具体的に英語をどうするのか?というと情報がぜんぜんないんですよね。なんだかやたら非効率だったり、全然意味のない精神論が多いです。この本には僕が英語を勉強した時の方法が全部書いてあります。この本の情報だけで、読む・書く・聞く・話すは一通り出来るようになると思います。